校章

東京都立立川国際中等教育学校

学校からのメッセージ

玄関口の写真

校長写真
校長 市村 裕子

校長あいさつ

 東京都立立川国際中等教育学校のWebサイトに訪問いただきありがとうございます。

 本校は、都立の中高一貫教育校の中で唯一校名に「国際」を冠し、平成20年4月に開校しました。令和4年4月には、附属小学校が開校し、公立では初となる小・中・高すべての校種が揃う学校となりました。これは新たな挑戦です。この挑戦に「チーム立国」として取り組み、チーム力をより一層、向上させてまいります。

 本校の教育目標は、「国際社会に貢献できるリーダーとなるために必要な学業を修め、人格を陶冶する。」です。

 「学業を修める」とは、教科等の学習を通じて、本質を見抜くための力を付けることです。 本校では、これまで取り組んできた国際理解教育に加え、SDG’sを主題とした探究的な学びを充実させ、「地球規模で課題を考え、当事者意識をもって自分ができることから問題解決に向け行動する」(“Think Globally, Act Locally”)ことができる人になるよう取り組みます。この学びには、学問領域(教科)の確実な学びという地盤が必要です。学問領域の学びでは、解答にアプローチするというよりは、解法にアプローチして、正解や納得解・最適解へ至る過程を知り、考える学びを展開します。これは、ものの見方・考え方を獲得するということであり、本質を見抜くための力の育成に繋がることです。

 そして、自分の行動が世界の人々との協働へと発展し、国際社会で活躍し、貢献するリーダーとなることが、本校が目指す人材像であり、その際、コミュニケーションツールとして最も有効であると考えられる英語力を伸ばします。

 さらに、国際社会で活躍し、貢献するリーダーになるためには、人格を陶冶しなければなりません。「人格を陶冶する」とは、物事を正しく適切に判断し、常にその判断に基づいた言動ができるよう、心を鍛え、磨くことです。人の違いを認め、人を尊重し、規範意識と道徳心を養い、自分の心の中に自分の行動に対する内なる声を大切にもつということです。

 小・中・高が揃う学校であることを活用し、様々な行事や体験活動を通じて、心を鍛えて磨きます。

 本校の教育目標をより具体化し、教育活動につなげていくため、グランドデザインを制定しています。

Road to Global Citizens   〜Think Globally, Act Locally〜   

 ユネスコが掲げる「地球市民」の概念には世界の課題を自分事として捉える態度「当事者意識」、「問題解決への意欲」、そして勝ち負けの論理ではなく共生の論理として「対話的姿勢」があります。これらの態度と本校のスクールミッションとを融合させ、以下の資質・能力の育成を目指します。

 本校には、将来、国際社会で活躍するリーダーを輩出するために必要なプログラムと、その目標のために高みを目指し、より高いレベルで進路を実現する学びが贅沢にそろっています。進路実現に塾を頼る必要はありません。将来、より豊かな人生を送るために、かけがえのない中学校・高校という青春時代を、「チーム立国」の一員となって、本校で私たちと一緒に過ごしましょう。

〜スクールミッション〜

 「国際社会に貢献できるリーダーとなるために必要な学業を修め、人格を陶冶する」という教育目標を実現するために、Road to Global Citizen ~Think Globally, Act Locally~ を掲げ、国際社会に貢献するリーダーの育成を目指し、特色ある教育プログラムを通じて、「日常」から養える国際感覚と多様性をもつ生徒を育成する。

〜スクールポリシー〜

「校章」の由来

 地球を、鳥の羽にかたどった月桂樹で囲み、学校のイニシャルである「T」(立川)「K」(国際)を配した。教育目標に基づき、国際社会に貢献できるリーダーとして、世界に羽ばたくことを期したものである。