校章

東京都立立川国際中等教育学校

卒業生紹介

1期生(2014年卒業)

東京大学大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻

1期生顔写真

中学高校時代は行事・部活・勉強に全力を尽くし、仲間と共に青春と呼ぶに相応しい輝かしき10代を送ることができました。素晴らしい先生方や友人たちに恵まれ囲まれて過ごした6年間はかけがえのないものです。ときには意見が対立して喧嘩したり、反発してぶつかり合うこともあるかもしれません。悩み苦しむこともあるかもしれません。しかし、様々な背景・価値観を持った生徒が集まり互いに交流する中で、他では手に入らない大切な宝を得られるに違いありません。それは英語能力のみならず、多様性に対する理解、そして先生方や友人との厚い信頼で結ばれた一生物の絆です。

現在、私は大学院にて地質や地震活動について研究活動を行い、国際学会で発表することや国際誌に論文を投稿することもあります。今の学問に対する姿勢の根本は立川国際で出会った同級生や先生方の影響が大きいです。数多くの学びと仲間そして生涯にわたる精神的な礎を育む立川国際で充実した青春を過ごしてほしいと思っています。

6期生(2019年卒業)

東京外国語大学 国際日本学部

6期生顔写真

寛容な心を持った仲間たちと過ごした6年間は、毎日がとても充実していました。日々の学習に加え、部活動や生徒会活動に力を注いだ青春の日々は、立川国際に入学したからこそ、味わうことができました。

立川国際における部活動や生徒会活動の特徴は、前期課程生と後期課程生が共に一つの組織を作り上げる点です。そのため、前期課程生の頃から後期課程生の先輩方の技術や知識を学ぶことができます。また、後期課程生にとって前期課程生と共に組織作りをすることは、相手の立場に立って人を動かす力を磨く、学びの場でもあります。これらの利点によって、将来、国際社会で活用するために不可欠な、相手のことを考える協働力を身につけることができます。

大学に入学した今も、立川国際の生徒の協働力の高さを実感します。志を持った仲間と切磋琢磨して駆け抜けた6年間は、私の宝物です。ぜひ立川国際に入学して、挑戦することを全力で応援してくれる仲間や先生方との出会いに恵まれた、青春時代を過ごしてほしいと願っています。

5期生(2018年卒業)

一橋大学商学部

5期生顔写真

私が立川国際で過ごした六年間は、出会いに恵まれた日々でした。行事では衝突を繰り返しながらも多くの思い出を作ることができましたし、勉強では同級生と高いレベルでお互いを高め合う中で希望する進路を実現することができました。特に私が在学中最も力を注いだ吹奏楽部の活動では、同級生だけでなく先輩や後輩にも支えられ、一生忘れられないほど充実した幸せな時間を過ごしました。これらの経験は、現在の大学生活においても多様な人と信頼関係を築く上で役に立っていると感じています。

立川国際は穏やかな雰囲気がある一方で、自分はこれに一生懸命取り組みたいという強い意志を持って生活できる環境です。また6学年分の生徒が同じ校舎で過ごすため、部活動で活躍したり行事を取りまとめたりする後期生の姿を、前期生が間近で見ることができます。このような環境の中で、皆様が素敵な仲間と出会い充実した日々を送れるよう、一卒業生として応援しています。