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東京都立立川国際中等教育学校

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2026/04/21 School Life

令和7年度カンボジア・ボランティア巡検

3/26(木)~3/31(火)に「令和7年度カンボジア・ボランティア巡検」を行いました!

今回の巡検には2年生から5年生までの計21名が参加し、6日間のツアーで「現代カンボジアの教育」をテーマに、シェムリアップを中心に活動しました。

 

〇ゴックルゥ小学校での出前授業(1日目)

NPO法人HEROの支援のもと建設されたゴックルゥ小学校へ訪問し、日本語・音楽・体育の出前授業を行いました。

日本語では伝言ゲームを通じて日本の文化にまつわる言葉を教えました。

音楽では「ソーラン節」や「マツケンサンバ」など、日本人になじみ深いダンスを一緒に踊りました。

体育では縄跳びやボール遊び、しっぽ取りなどのさまざまな活動を通じてたくさん体を動かしました。

現地の小学生は、立国生と関わる中で笑顔を見せ、出前授業を楽しそうに受けてくれました。

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〇バイヨン高校・附属中学校(2日目)

2日目はアンコール人材養成支援機構代表のチア・ノル氏によって開校されたバイヨン高校・附属中学校を訪問しました。

チア氏から約40年前のポル=ポト時代のカンボジアについての現体験や現代に残るその影響について講話をいただきました。

その後、現地の中高生にカードを用いた日本語の出前授業を行い、現地の中高生からカンボジアで正月に行う壺割りを体験させてもらいました。

午後は、バイヨン高校周辺のMoiMoi農園で昼食を取り、中高生たちの住むアンコールクラウ村を訪問しました。

講話と農村訪問を合わせて、現代カンボジアの抱える社会問題について考える一日となりました。

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〇アンコール=ワット遺跡見学(3日目)

3日目はカンボジアの名所である世界遺産「アンコールの遺跡群」を訪れました。

なかでもアンコール=ワットは、12世紀ごろに最盛期を迎えたクメール帝国の時代に建てられたヒンドゥー教寺院で、後に仏教寺院としても利用されています。

見学当日は、ガイドさんによる解説を聞きながら頂上である第三回廊まで登り、肌身でカンボジアの歴史を感じました。

また、バイヨン寺院にも訪れ、チャンパーとクメールの戦争についてレリーフをなぞりながら学びました。

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〇アキ・ラー地雷博物館(3日目)

3日目の午後、アキ・ラー地雷博物館を訪問しました。

この博物館は、カンボジアの元少年兵で、地雷除去活動家であるアキ・ラー氏によって設立されたものであり、処理された多くの地雷が残されています。

アキ・ラー氏のお話や館内の展示、映像資料などから、地雷の悲惨さや地雷処理の現状などについて学びました。

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〇HANNAH'S HOPE孤児院(3日目)

地雷博物館の後、シェムリアップのHANNAH'S HOPE孤児院を訪問しました。

この孤児院には約30名ほどの多様な年齢の孤児を抱えており国からの支援を受けて成り立っています。

来訪の際、カンボジアの伝統的な踊りで出迎えていただきました。

立国生は言語の壁を乗り越えて、スポーツやダンスなどを通じてコミュニケーションを取り、孤児院の子どもたちと楽しい思い出を作り上げました。

最後には日本から持ってきた贈り物を寄付し、孤児院の子どもたちに喜んでもらいました。

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〇SALASUSU工房訪問(4日目)

最終日はSALASUSUの工房を訪問しました。

SALASUSUは「誰も取り残されない教室」を掲げ、学校の運営や教師の育成を行っている団体です。

また、「ものづくりを通じたひとづくり」も掲げており、工房では主に女性が手作業で製品を作り上げている様子を見学しました。

実際に働いている女性の方の家にも訪問させていただき、どのような暮らしをしているのかを教えていただきました。

見学を通じて、カンボジアでの教育や女性の地位向上についての理解を深めました。

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今回の巡検に参加した21名の生徒は「カンボジアにいる間に何ができるのか」を考え、積極的に活動しました。

カンボジアの歴史や文化を学びながら、今のカンボジアが抱えている問題について考え、仲間と意見を交わし、得た学びをどう還元できるかを考え続けた6日間でした。

 

以下は、巡検後に訪問先へお送りした生徒の感想やメッセージを一部抜粋したものになります。(学年は巡検当時です)

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(ゴックルゥ小学校に向けて)

 この度は私たちにカンボジアの小学生たちに授業を行う機会をくださってありがとうございました。ベトナムに住んでいた私にとって内戦や虐殺によって、同じような生活や歴史を持つ両国がここまで教育やインフラで格差が生じていると自分の目で見て実感するいい機会となりました。授業を通して言語を用いずに物事を伝える難しさや、仲間との協力や創意工夫の大切さがわかりました。〈4年(15期)〉

(バイヨン高校・附属中学校に向けて)

 私はバイヨン中高での現地の生徒との交流を通して、英語でコミュニケーションをとることの楽しさと難しさを実感しました。アクティビティの中で英語で話し合う機会が多く、その度自分の英語力の無さを実感しました。しかし、自分の英語が相手に伝わり、そこから会話が発展したとき自分の自信につながったと感じました。また実際にポルポト政権の話を聞き、教科書からでは感じられない恐怖や悲しみ、歴史の重さを強く学びました。〈3年(16期)〉

(HANNAH'S HOPE孤児院に向けて)

 Thank you so much for being so kind and friendly to me! Although there wasn't a lot of time and I couldn't communicate with all of you, I really loved watching you dance and playing volleyball with you. (To some of you who did origami,) I hope you enjoyed it and learned a little bit about our country's culture. I will definitely go visit you again! Stay safe and healthy!〈2年(17期)〉

(SALASUSUに向けて)

 日本人が深くカンボジアに関わっている様子から、言語や異文化で壁があっても人のためになる行動ができると気づき、同時に自分の可能性を感じることができました。ありがとうございました。〈5年(14期)〉

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今後、巡検の事後学習や発表活動を行っていきます。その活動については、本校ホームページにて随時更新していきます。

今回カンボジア・ボランティア巡検は、生徒にとってとても実りあるものとなりました!