第９回中・高等学校交渉コンペティション　参加報告

　立川国際では、社会で求められる紛争解決や、合意形成する力を養うため、中・高等学校交渉コンペティションに参加しています。

今年度は、中学３年生３人が初めて出場しました。

今回の大会テーマは、「入会地をめぐる住民と企業の交渉」でした。

生徒たちは住民側として参加しました。東京に住んでいる彼らにとって「入会地」という聞きなじみのない言葉の理解から始まりました。

そして「交渉の７つの指針」をもとに、スライド資料の構成や役割分担、交渉の流れなどを考えていきました。

生徒にとっては、複雑な内容について住民という立場にたって取り組むことは難しかったと思います。

しかし、３人とも丁寧に協力しながら準備をしていました。

当日は、埼玉県立浦和北高等学校様と交渉をしました。中学３年生が、高校生と交渉できるという経験は彼らにとって有意義な時間となりました。

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優勝はできませんでしたが、北海道から大阪までの他校の生徒さんと関われたこと、また審査員を務めていただいた法律や交渉のプロの先生、企業、弁護士などの大人からのアドバイスは、生徒にとって大きな成長につながることになったと思います。

社会科では、生徒のグローバルリーダー育成のため、今後も体験的な学びを充実させていきます。