ニュース
2023/06/13 ラーニング・コモンズ
学びに役立つウェブサイト集
★ 学びに役立つウェブサイト集 ★
(2023年6月14日 開設)
立川国際中等教育学校ラーニング・コモンズ(学校図書館)では、学習に役立つ情報を提供しています。
このウェブサイト集には、探究学習をはじめ、様々な学習で役立つウェブサイトのリンクを集めてあります。何かを調べる際には、最初にこのページを参照し、興味を持ったリンクから調査を開始しましょう。
このウェブページの利用方法がわからない場合は、ラーニング・コモンズの学校司書に気軽に相談してください。レファレンス(利用者の疑問・課題解決の支援)もいつでも行っています。
※ 各ウェブサイトを紹介する文章については、それぞれのウェブページから引用しています。
★ 本を探す ★
〇 LibFinder 立川国際中等教育学校図書館蔵書検索(在校生限定)
立川国際中等教育学校図書館の資料をオンライン上で検索できます。端末があれば、いつでも、どこでも検索できます。内容は随時更新されていて、本の貸出状況もリアルタイムで反映されます。貸出中の本については予約も可能です。
全国約7000館の図書館の蔵書を横断検索できるサイトです。公共図書館だけでなく、大学図書館や専門図書館のデータも検索できます。探してい本がどこの図書館にあるか、簡単に知ることができ便利です。
立川国際の生徒は立川市図書館を利用できます。利用には図書館カードの作成が必要になります。利用登録をすれば、電子図書館の利用も可能です。
東京都が運営する図書館です。中央図書館と多摩図書館の2館があります。
多摩図書館は西国分寺にあり、YA(ヤングアダルト)の本や児童書が充実しています。また、マガジンバンクとして、雑誌を数多く所蔵しています。
都立図書館の蔵書だけでなく、都内の公共図書館、国立国会図書館、国立情報学研究所などの資料も検索できます。学術情報についても検索できるので活用してください。
専門図書館とは官公庁や企業等が設置している特定のテーマについて専門的に収集をしている特別な図書館です。研究しているテーマに合う専門図書館を使うことで、より深くて詳しい研究をすることができます。
この「専門図書館ガイド」は、約 450 館の東京都内及び近県にある専門図書館等を、分野(分類)やキーワードで検索することができます。
専門図書館の中には一般に公開されていない図書館もあります。利用については図書館委相談をしてください。
国立国会図書館は日本最大の図書館です。
「国立国会図書館サーチ」では、国立国会図書館をはじめ、全国の公共・大学・専門図書館や学術研究機関等が提供する資料、デジタルコンテンツを統合的に検索できます。キーワードに関する様々な資料を検索することができます。
キーワードや文章をもとに新書を見つけることができるサイト。
モヤモヤしたキーワードからでも、おすすめの新書をおすすめしてくれます。「連想検索」ではあらかじめ表示されているキーワードを選ぶだけで、興味・関心のあるテーマと関係する新書を提案してくれます。
新書は探究的な学びの基礎資料です。なるべく多くの新書に目を通しておくとよいでしょう。
Webcat Plusは、国立情報学研究所(NII)が提供する無料の情報サービスで、江戸期前から現代までに出版された膨大な書物を対象に、そこに記憶された知の集積を自由に探索できる思索空間の実現を目指しています。(Webcat Plusホームページより)連想検索では、任意の文章をもとにして本を検索することができます。あいまいなキーワードから本を見つけられるので便利です。
★ オンライン・データベース ★
立川国際生が利用できるデータベースです。
朝日新聞社の新聞記事データベース。1984年以降に紙面に掲載された記事を検索することができます。最近の記事については画像の形でも収録されていて、記事の写真なども見ることができます。また、天声人語のワークシートなど、学習に役立つワークシートも公開されているので、読解力向上にも役立ちます。
学校からのみログインできます。利用後は、必ずログアウトしてください。
★ 探究の学び方を知る ★
東京都の都立学校に勤める学校司書が作ったレポート・論文を作るためのガイドブック。テーマの設定から学校図書館での資料の探し方、情報源の種類とその活用法、引用の仕方、レポート・論文の書き方、参考文献リストの作り方まで、レポート・論文を作るための一連の流れを知ることができます。
本校の司書・杉山もこの冊子の制作に関わっています。
この本を元に作られた『探究に役立つ! 学校図書館の司書と学ぶレポート・論文作成ガイド』(ぺりかん社)も読んでみましょう。より詳しく各項目が説明されています。
都立図書館が作成している「都立中央図書館で学ぶ!はじめてのレポート・論文作成ガイド」が改訂され、最新の情報が加わりました。レポート・論文書き方入門、情報収集ツール、レポート作成ワークシートなどが公開されていて、基本的な調べ方を知ることができます。
社会で活躍するさまざまな仕事のプロによる、「課題の見つけ方」「情報の集め方」「分析のしかた」、そして「まとめた内容を表現するテクニック」が動画で紹介されています。
★ 探究のテーマを知る ★
全国の中高生がどんな研究をしているのかを知って、自分の研究テーマと研究の進め方を考えよう。
お茶の水女子大が公開している、中高生のためのデータベース。夏休みの「自由研究」や「課題研究」について、これまでどのような作品や論文が発表されているのかを調べることができます。また、自分で考えたことや、見つけたことが、すでに誰かが研究しているかどうかについても、簡単に確かめられます。その上で、さらに 深く研究を進めていくことができるように、活用しましょう。PDFで公開されている論文はオンライン上で読むことができます。
また、自由研究の進め方のページも役に立ちます。
日本学生科学賞は、中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールです。毎年9~10月に身の回りの小さな疑問や不思議の解明、教科書に書かれている学説に対する疑問の解決などについて、 個人、もしくは生徒が共同で取り組んだ実験・研究・調査作品を募集し表彰しています。
過去の受賞研究を検索することもできます。研究テーマを探したり、研究方法を調べたりするのに活用できます。
● 過去の受賞作品のページ
令和3年度で第20回となる、神奈川大学が主催している、高校生の理科・科学論文のコンクール。高校生が取り組んだ研究の成果が表彰されています。
ホームページでは受賞作の論文要旨を見ることができます。
過去の論文は『未来の科学者との対話』というタイトルで書籍化されています。図書館内の探究学習資料コーナーで読むことができます。
〇 All Japan High School Forum(全国高校生フォーラム)
WWL構築支援事業参加校とSGH校の生徒による研究成果の発表会、全国高校生フォーラムのページです。
2020年度からの参加校のポスターとプレゼンテーションをすべて見ることができます。英語での発表もあり、全国の高校生の探究活動の状況を知ることができ便利です。
文部科学省が科学技術系の人材育成のために指定しているSSH(スーパーサイエンスハイスクール)では、科学的な探究活動を行っています。このページにリンクが貼られている参加各校の成果発表会を見ると、高校生たちの研究テーマや成果を知ることができる。
JSEC(Japan Science & Engineering Challenge)が主催する全国の高校生と、高等専門学校生を対象とした科学技術の自由研究コンテストです。対象となる研究分野は、伝統的な「理科」の範囲に加え、ロボット工学、数学、行動・社会科学など、多岐にわたります。
ホームページでは受賞作品のテーマとアブストラクトを見ることができます。
科学技術振興機構(JST)が運営する、科学技術の最新情報を提供する総合Webサイト。一般の方が楽しめる科学技術情報はもちろん、研究者や技術者、学生の皆さんが研究開発を進めるうえで有益なさまざまな情報への入り口を提供します。日々の科学ニュースや各分野の専門家による多様な視点からの意見・レポート、科学イベント情報、各大学・研究機関等が発表するプレスリリースなど、見逃せない情報が満載です。
日本政策金融公庫主催の高校生がビジネスプランを競うコンテスト。過去の開催結果から入賞先品のプレゼン内容を見ると刺激が得られるかも。
高校生を対象とした探究型(問題解決・提案型)学習の成果発表会。デザインのコンテストではなく、高校生が自らの視点で、社会や地域、身近なくらしの中から問題点を見つけ出し、その解決策を提案するものです。決勝大会では、教育やクリエイティブなど多様な分野で活躍している審査員との質疑応答により、問題発見の視点とその分析力、探究力、提案力、表現力などが総合的に審査されます。
入賞チームのプレゼンはニコニコ動画で配信されており、探究テーマを見つけたり、プレゼンの方法を知ったりできます。
★ 論文を探す ★
探究のテーマが決まったら、これらサイトで先行論文を探してみましょう。研究のヒントを得ることができます。
国立情報学研究所が運営する論文など学術情報を検索できるデータベースです。CiNii Artriclesでは論文を、CiNii Booksでは大学図書館の蔵書を検索できます。
検索された論文のうち、PDFで公開されているものについては、すぐにその場で読むことができます。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による電子ジャーナルのプラットフォーム。国内の1,500を超える発行機関が、3,000誌以上のジャーナルや会議録等の刊行物を公開していて、オンライン上で読むことができます。
検索の巨人Googleが提供している学術論文検索エンジン。
世界中で公開されている論文や学術情報にアクセスすることができます。Googleの検索と同じように検索ができるので使いやすい。特に外国語で書かれている論文を探すのに役立つ。
★ 言葉の意味を調べる ★
何かを調べる際に言葉の意味を正確に知ることは重要です。キーワードを探したり、言葉の定義を知ったりできるサイトです。
「コトバンク」は、朝日新聞、朝日新聞出版、講談社、小学館などの辞書から、用語を横断検索できるサービスです。百科事典から、人名辞典、国語・英和・和英辞典、現代用語辞典や専門用語集といった内容まで幅広く網羅しています。
学習に役立つ18,000項目以上の用語を調べることができます。新聞・雑誌・テレビなどで取り上げられる新しい用語も追加されていきます。
50音順でキーワードが表示されるページがあり、興味・関心があるテーマを探すのに役立ちます。
誰でも無料で使えるオンライン上の百科事典。「誰もが無料で自由に編集に参加できる」ので、様々な情報が多く人の手で日々追加されています。項目の数は圧倒的です。
一方で、誰もが書くことができるので、間違っていたり、古い情報が書かれていることもあります。Wikipediaの情報をうのみにするのではなく、その情報を他の百科事典や辞典、本などで確認することを忘れないでください。
テーマを決めるときは、関心のあることについてのWikipediaのリンクを次々と見ていくと、関連する様々なキーワードを獲得することができ便利です。
★ 統計・白書・地図で調べる ★
政府の各府省が公表している白書や統計資料へのリンクがあります。信頼のおける基本的なデータを入手するために、これらの資料を活用してください。
白書とは何かについてはこちらを参照してみよう(国立国会図書館)。
政府や地方公共団体などが作成した統計データを閲覧することができます。
統計ダッシュボードでは統計データがグラフ等で表示され、内容がとてもわかりやすいです。研究発表でのグラフを作る際の参考にもなります。
「地図で見る統計(jSTAT MAP)」は都道府県、市区町村、小地域、地域メッシュ統計の結果を地図に表示できてとてもわかりやすいです。
小・中学校の教科書に載っているキーワードや単元などから、統計データを簡単に探せるサイト。このサイトは、「STAT DASHグランプリ2016」で総務大臣賞を受賞したアイデアを参考に開発されました。
総務庁統計局が提供する高校生向けの統計データ提供サイト。統計についての豆知識から活用方法、練習問題まで統計を活用するための基礎知識を学べます。ここからも各種統計にアクセスができます。
総務庁統計局が提供している小中学生向けの統計学習サイト。統計についてわかりやすく学ぶことができます。「探す・使う・作る」のコーナーではグラフ作成ソフトや日本の白地図がダウンロードできます。
Webブラウザで国土地理院の地図や空中写真を見ることができます。
世界地図から建物ひとつひとつが判別できる詳しい地図まで、様々な縮尺の地図を見ることができます。また、明治前期の低湿地や土地条件図などの主題情報も見ることができます。標高情報や過去の航空写真も見られます。
経済産業省と内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が提供しています。産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約し、可視化するシステムです。
★ 大学の図書館を利用する ★
専門的な学術情報を調べるためには大学図書館の利用が便利です。大学図書館には学術雑誌や研究論文などが豊富に集められています。研究が進み、専門的な情報が必要になったら活用を検討しましょう。
東京都が設置している都立大学の図書館です。南大沢と日野に図書館があります。学術情報を入手するには大学図書館を利用するのが便利です。
利用するためには「紹介状」が必要です。あらかじめ蔵書検索をし、必要な資料を決めてから図書館に相談してください。
多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」から歩いて行ける大学です。
高校生は図書館を大学の夏休み(8/1~8/31)と春休み(2/1~3/31)の間だけ利用することができます。期間中は自由に閲覧室で資料を見たり、自習をしたりできます。利用には登録が必要です。学生証を持って図書館で登録してください。
国立駅のちかくにある国立大学の図書館です。研究目的であれば利用することが可能です。あらかじめ検索システムで利用する資料を決めておく必要があります。入館には学生証が必要です。
八王子駅からバスで行ける創価大学の図書館です。東京都在住の高校生は利用証発行手数料を払えば館内の資料を利用できます。学術雑誌なども読むことができるので、あらかじめ蔵書検索をしてから利用しましょう。
高幡不動にある帝京大学八王子キャンパスの図書館の蔵書を検索できます。高校生の利用には「紹介状」が必要です。必要な資料があるなど、利用したい場合は図書館に相談してください。
★ SDGsについて知る ★
SDGsの17の目標の内容を分かりやすく解説するとともに,企業等の具体的な取り組みを紹介しています。SDGsを通して,持続可能な社会づくりを自ら考え,行動する力を身につけてもらうことを目的としています。(SDGs映像集・取組事例など)
日本ユニセフ協会が提供するSGDsの子供向け解説ページ。
17のゴールと197のターゲットがわかりやすく説明されています。グラフや図表もあります。
国際協力機構が運営する「市民参加による国際協力の拠点」として、市ヶ谷に設置されている体験施設です。先生・生徒のお役立ちサイトではSDGsを学べる教材が提供されています。