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東京都立立川国際中等教育学校

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2022/09/28 タチコクギャラリー

9月28日(水)本校の生徒が「POKEMON World Championships 2022」に出場しました

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 今回は、様々な形で世界の舞台において活躍を目指す生徒を紹介します。

 令和4年8月18日(木)から21日(日)まで、本校5年生の堤 春樹(つつみ はるき)君がイギリスのロンドンで開催された『POKEMON World Championships 2022』のマスターの部に日本代表として出場しました。堤君は、小学校6年生の時にアメリカで開催されたPOKEMON World Championships 2017のジュニア部門に兄弟で日本代表として出場した経験があり、今年度、兄弟で2度目の世界大会を目指して国内予選に挑戦していました。堤君は、世界大会への参加基準である「約400名が参加する国内大会でベスト4以内」及び「国内予選大会の年間獲得ポイントで上位20名以内」という2つの基準をクリアしてロンドン大会への出場権を得ました。

 このゲームは、3種類(ポケモン・トレーナーズ・エネルギー)のデッキ(カード)を試合前に60枚選ぶ際に各デッキをどのように配分するかが勝負カギを握ると堤君は熱く語ってくれました。また、ゲーム中は、デッキから新たに引いたカードを加えて手持ちのデッキの相性を見て戦術を練るそうです。そして、残っているデッキから自分の欲しいデッキを引く確率を常に計算してポケモンの特性を最大限に引き出す作戦を臨機応変に考えることに面白さがあり、相手の手持ちデッキと自分のデッキとの駆け引きを制することがゲームの醍醐味だと話してくれました。

 堤君は、2度の世界大会出場を経験し、「世界の舞台に戻ってくると決めてから、今回のチャレンジが実を結んだことで、努力することの大切さを知った。」ということと、「大会を通じて出会った仲間と全員で世界大会出場を目標にして練習したことで仲間の大切さを知ることができた。」と話してくれました。 

 堤君にとって、練習仲間全員で世界大会出場を達成できたことは大切な思い出だったようです。堤君が最後に、「受験が終わって、大学生になったら3度目の世界大会出場を目指したい。」と今後の抱負を語ってくれたことが印象的でした。