2022/02/18 タチコクギャラリー

２月１６日（水）第５学年 総合的な探究の時間　「インタビューワークショップ」

　第５学年の第３学期は「第６学年（高校３年生）の０学期」と言われています。来年度の科目選択を決定し、志望大学を視野に入れながら学習を進めている第５学年の生徒たち。大学進学、そして大学卒業後の「未来の自分」を想像している生徒もいることでしょう。「職業」「仕事」「社会人」について、理解を深めておくことはとても大切なことです。

　総合的な探究の時間で「インタビューワークショップ」を行いました。今回の活動では「社会人から直接仕事や働くことについて話を聞くことで、生徒自身の将来を考えるきっかけやヒントをつかむ。」「インタビュー体験をすることで、より主体的に自らの進路を考えると同時に、見知らぬ大人、異世代の人との話し方を学ぶ。」「グループで話し合うことで合意形成の大切さを理解する。」という３つの目的を設定して実施しました。

　今回は【NPO法人16歳の仕事塾】から４名の講師の方々にオンラインで講演を行っていただきました。また、この講演会を進行するファシリテーターの方々にお越しいただきました。

（４名の講師の方々の所属と講演内容は下記の通り）

ア　ドローン・ジャパン　

　「ワクワクする仕事 x ドローン＆AI」のこれからの可能性

イ　共同通信社　

　文章で思いを伝える力

ウ　ソニー　AIロボティクス主幹技師　

　　エンジニアってどんな仕事？「技術で社会貢献する」ものづくりは楽しい

エ　NTTコミュニケーションズ

　　「文系出身者が人工知能と仕事をする日が来た」　

　講師の方々には、ご自身の仕事の内容についてプレゼンテーションをしていただきました。その後、生徒個人で講師の方への質問を考え、グループで質問を再考し、質問を深め、グループの代表者がインタビューをしました。

　「職業」「仕事」「社会人」について、まだ知らないことが多い生徒たちですが、今回のこの取組で、僅かですが、理解をすることができたようです。また、「未来の自分」を考えるヒントを得た生徒もいたようです。進路実現に向けて、学習を進めていくと同時に、「生き方」についても考えていきたいですね。