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東京都立立川国際中等教育学校

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2021/01/05 タチコクギャラリー

1月4日(月)第3学期スタート!

DSC_0145.JPG 「どうして立川国際は、こんなに早く冬休みが終わってしまうの?」そんな思いを抱えて登校して来た生徒もたくさんいることでしょう。お正月の三が日が終わり、気持ちも身体も「お正月モード」が抜けないまま、登校して来た生徒もいたのではないでしょうか?「もう少し冬休みが欲しかった。」「よしっ、やるぞ!」、どんな思いであっても、立川国際の第3学期はスタートしました。第3学期は学校では「今年度(令和2年度)のまとめの学期」です。また次の学年の「0学期」とも言われています。学習、生活、部活動、その他、すべてのことを振り返り、まとめをして、次年度につなげていく大切な学期です。1日も早く上手に「授業モード」に切り替えをして、一歩一歩進んでいきましょう。

【第3学期始業式 生活指導主任の話】

「皆さんは2学期の終業式に私が話したことを覚えていますか?1点目が新型コロナウイルス対策、2点目が周りへの心配り、3点目が今年の目標の決定…です。この年末年始、規則正しい生活を出来ましたか?家でお手伝いはたくさん出来たでしょうか?今年の目標は決めましたか?

 今年は、うし年です。新型コロナウイルスは、全世界で流行し、パンデミックとなっています。東京の感染者も大晦日についに1000人を超え、重症者の方も1月3日に再び100人を超えました。対策は、牛の歩みとなっており、長い戦いとなりそうです。そんな中で皆さんに求められるのは、このコロナ社会に対応し、成長し、生活していくことです。過去のパンデミックの事例からみると、14世紀ヨーロッパの人口のうち実に60%が命を落としたと言われているペストという感染症が流行した際も世界は、変化を求められ、その後、皆さんも良く知るルネサンスにつながり、大航海時代に繋がっていったとも言われています。今から、約100年前の1918年スペイン風邪という当時の新型インフルエンザがパンデミックを起こし、日本でも40万人近くの死者数が出ました。しかも、当時の日本は、その後、戦後恐慌という不況の時代につながり、1923年には、関東大震災も起こりました。それでも、日本は、そこから立ち直り、今もなお、先進国として顕在しています。このことから、現在、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっている今を生きる皆さんもコロナに嘆き生活するのはでなく、新型コロナウイルスが猛威をふるい、世界に求められている『新しい日常』に対応し生活していってもらいたいと思います。

 さらに、皆さんは、その新しい日常の中で国際社会に貢献できるリーダーになるために、日々成長していってもらいたいと思います。そのためには、周りへの心配りができ、常に目標に向かって全力を尽くす人に皆さんにはなってもらいたいと思います。

 まだ、今年の目標が決まっていない人は、周りへの心配りを目標にしてみてはどうでしょうか?もし、この目標にした人がいたら、まずは、周りの人を元気にさせる、明るく気持ちの良い挨拶から始めてみてください。」