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東京都立立川国際中等教育学校

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2020/12/28 タチコクギャラリー

12月25日(金)第2学期終業式 生活指導部主任より

DSC_0137.JPG長かかった2学期も今日で終わり、明日から例年に比べ少し短い冬休みが始まります。さて、この冬休み、皆さんに実行してもらいたいことが3点あります。

1点目は、新型コロナウイルス対策です。今年は、新型コロナウイルスが世界で猛威をふるい、「新しい日常」が求められた年です。家庭での生活でも手洗い・検温を行い。外出は必要最低限に抑え、外出する際もマスクの着用を徹底し、人の多い時間や場所を避けるようにしましょう。また、年末年始だからといって遅くまで起きてテレビなどを見ていたり、食事をしてゴロゴロ過ごしたりなどの不摂生をしないようにしましょう。感染症にかからないためには規則正しい生活を送り免疫力を高めることが重要です。6年生の皆さんは大学入試共通テストに向けてのラストスパートの時期だとは思いますが、体が資本です。無理をせず体調を整えて万全の状態で本番を迎える準備をしてください。

2点目は、周りへの心配りをしましょう。2学期の前期生の朝礼では、再三お話をしてきましたが、立川国際の生徒の皆さんには、自分のことだけでなく、もう少し周りのことを考えて行動して欲しいと思います。先週、皆さんの下校時に通学路で下校の様子を見ていました。前から歩いて来ている人に気づかずに相手の方がガードレールの外にまで避けて下さっていた場面が何度もありました。そのような状態にならないように周りの出来事に気づくことができるようになりましょう。また、登下校の際などに自分達は道の端に寄っている、相手が避けるだろう、特にうるさく話していないから大丈夫…と考えるのではなく、歩行者や車が来た際、自分達が避けなければ通りづらいかもしれない、もしかしたら、周りの人にとってはうるさいかもしれない…と周りへの心配りを意識して行動しましょう。そのために、この年末年始は、一番の近くにいる家族の為にお手伝いを積極的に行ってみましょう。例えば、掃除や料理、洗濯といった家事など、普段は保護者の方が当たり前に行ってくれていることに感謝をして、学校に通っているとなかなかできないことをお手伝いとして沢山行いましょう。大切なのは、言われてからやるのではなく、自分で気づいて動くことです。この時期は、新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が多いと思います。チャンスは沢山あります。ぜひチャレンジしてください。

3点目は、今年を振り返って、来年の目標を決めてください。生徒の皆さんの中には、『今年は我慢の年』と感じた人が多くいると思います。我慢することで『出来なかったこと』を嘆くよりも『出来たこと』に感謝をし、来年出来ることを全力で行うためにも、この年末年始に目標を立て、来年のスタートダッシュを決めることができるように準備をして欲しいと思います。

それでは、また三学期の始業式に元気に登校してきてくれることを期待しています。