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2025/11/26 学習活動・探究活動
【創造理数科企画】実験計画法について
【創造理数科企画】実験計画法について
令和7年11月21 日(金)東京都農林総合研究センター 緑化森林科 主任研究員 新井一司先生にお越しいただき、理数科1年生を対象に実験計画法についてご講演いただきました。
「碁石を使った実験」や「ひまわりの比較実験」を通して、考えながら理解を深めていくワークショップ形式の講演でした。
また、ご自身の「野生動物による造林木被害とその対策」についての研究の内容や、研究を行う中での失敗談もご紹介いただき、失敗を恐れずに実験を進めていくことの大切さも教えていただきました。
今後の課題研究で実験を行う前に、実験材料や実験の条件など実験計画をしっかりと考える必要があることを、今回の講演で学ぶことができました。
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生徒の感想
- ひまわりの種の配置の問題では隣の人と話し合って、どうやったら間違いがなく比べられるか考えたので、ランダムに配置するというのは思いつきませんでした。しかし、一見何も考えてないようなランダムでも、当たる日の光の強さなどの影響を除く場合には一番効果的なやり方ということがわかりました。また、囲碁の石では結果を見ても自分が囲碁の石の大きさを知らないと信じてしまいそうなので、結果だけでなく、その証明の仕方が信用できるものなのかを確認する必要があると思いました。
- とても面白かったです。 今まで実験方法についてすごく考えたことがなかったが、外部の要因をしっかり考え、調べたいこと以外の要因をできるだけなくせるように考えなければいけないんだなと理解することができました。