ニュース
2025/08/14 学習活動・探究活動
全国SSH指定校の生徒研究発表会で審査委員長賞(地学部門1位 総合3位)!
8月6~8日、「全国SSH指定校生徒研究発表会」が神戸国際展示場で開催され、学校代表として参加した
天文気象部流星班の研究が、審査委員長賞(地学部門1位 総合3位)を受賞しました。
テーマ「ビデオと電波を併用した流星の自動観測システムの構築」
天文気象部 流星班 3 年 水澤資人 大谷勇人 村田圭総 奥出理人 西梨杏
![]()
7月の関西万博「Q-1探究コンテスト決勝大会」に続く、アメリカでの研究発表と研修から帰って3日しかありませんでしたが、短期間に流星の経路模型と2枚のポスターを作成し、観測機器をなども準備して神戸に向かいました。テレビ番組などで知られたせいか、大勢の方が発表を見学に来られ、過去に他の大会で出会った他県の生徒や天文専門の先生方とも交流し、研究がさらに発展したことに高い評価をいただきました。審査では、自作装置や研究方法の新規性について問われ、円滑に答えることができました。
![]()
1日目の午後、ポスター審査により230 校の研究から決勝に上がる12校が発表され、本校も選ばれました。昨年まで6校だったのが、2倍に増えたことで発表時間が15分から7分になり、その夜は口頭スライドを短く作り直して時間内におさめるのに苦労しました。流星の軌道計算や、電波観測のしくみなど、元々難解な部分がある内容をどのように伝えるか、夜明けまで練習し、暗記したとのことです。
![]()
2日目は約 3000 名を前に口頭発表を行いました。9秒オーバーしたと事後に教えていただきましたが、大変流ちょうに発表でき、表彰式では、最終優秀賞、優秀賞に次ぐ、総合3位となる審査委員長を受賞しました。地学部門では1位となる栄誉で、本校は 6 年前にも「視程」の研究で同賞をいただき、 地学部門 1 位になっています。講評では、自作機器とプログラムを開発し、ビデオと電波という新たなアイデアによる2手法で流星の同定と分析を発展させたことに高い評価をいただきました。
![]()