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2025/06/02 お知らせ
朝日放送テレビ「Q-1」探究コンテスト セミファイナル大会に生物部と天文気象部が選抜出場！天文気象部は大阪万博ファイナル大会出場決定！
朝日放送テレビが主催する「Q-1」探究コンテストのセミファイナル大会に、本校から、生物部と天文気象部の２チームが出場しました。天文気象部のチームはベスト3に入り、ファイナル大会進出を果たしました！ファイナル大会は7月22日に大阪・関西万博のEXPOホールで行われ、後日テレビで放映される予定です。
※「Q-1」は未来・世界を変える“探究（QUEST）”に取り組むU-18たちが、自ら“問い（QUESTION）”を立てて考え“9”分間のプレゼンテーションにまとめて発表する大会＆番組です。
Q-1 ～U-18が未来を変える ★ 研究発表 SHOW～｜朝日放送テレビ
司会の林修氏による紹介
https://abc-magazine.asahi.co.jp/post-50378/
2025年大会は、39都道府県とアメリカから、過去最多となる293チームがエントリーし、本校からも11チームが応募しました（昨年は120チームエントリーで、本校より1チーム応募）。
研究ポスターによる1次審査では87チームが残り、本校からは物理・化学・生物・天文気象部の４チームが選ばれました。続く動画による２次審査では16チームに絞られ、生物部と天文気象部の２チームが残りました。そして5月31日（土）渋谷さくらステージで「セミファイナル大会」が行われ、17チームが3か所に分かれてスライド発表を行い、審査の結果、見事上位3チームに天文気象部のチームが入り、ファイナル大会出場を決めました。
- 生物部 「カシノナガキクイムシの菌嚢の配置について」
3年 井上 碧人 岩前 宏武 春日 晄弥
- 天文気象部 「ビデオと電波を併用した流星の自動観測システムの構築」
3年 水澤 資人 大谷 勇人 村田 圭総 奥出 理人 西 梨杏
尚、天文気象部のチームは、昨年の本大会でベスト8に選ばれ「Venture Café Tokyo /CIC Tokyo 賞」を受賞し、2025年の情報処理学会第7回中高生情報学コンテストで、2位となる優秀賞を受賞しています。他にはない機器やプログラムの製作と、データ解析から導き出した結果により新たな進化を遂げることができたことが評価に繋がりました。
Q-12024年大会：https://www.asahi.co.jp/q-1/2024/
生物チームは、膨大な数のカシノナガキクイムシの調査を進め、菌嚢という窪んだ穴状の器官の個数と配置に見られる規則性を明らかにする、やはり他にはない研究に挑んでおり、3月に行われた第72回 日本生態学会大会 高校生ポスター発表で2位となる優秀賞を受賞しています。
https://www.metro.ed.jp/tachikawa-h/news/2025/03/72_1.html
どちらのチームも大変熱心に研究に取り組み、ポスターもスライドも改良に改良を重ねて、事前のプレゼン発表は練習通りほぼ9分で終えました。質疑応答では、テーマに即した詳しい専門家の方から、非常に深いレベルでの質問があり、また、審査委員の方から応援の言葉もいただき、大変充実した時間となりました。他校の研究も大変すばらしく、新たな発見がある大会となりました。夏のまとめに向けて、更なる深化が期待されます。