【SSH企画】春の生物観察会を実施しました

５月２４日（土）、１、２年生の希望者６名が参加し、植物を中心とした春の高尾山での生物観察会を行いました。

事前学習で配布された、観察できる生き物リストをもとに、目の前の植物が何という名前で、どのような特徴をもつのかを確認していきました。

シダ植物を初めてきちんと観察した、という生徒も多く、葉の切れ込みの回数やソーラス（胞子曩群）形や位置、葉柄につく鱗片の色などで見分けられることを学びました。

また、鳥の鳴き声に耳を澄ましたり、クスノキ科の樹木の葉の匂いを比較したり等、五感を使って生き物と触れ合う経験もできました。

次回は高尾山で、冬虫夏草を探すフィールドワークを計画中です！

～参加生徒の感想～

・たくさんの植物や鳥に出会うことができて、私の植物の知識が増えたと思います。東京にこれほど自然が豊かな場所があることも印象的でした。次回、山にいって冬虫夏草を探しているときに今回の研修の復習をします。とても充実した研修だったと思います。

・今までは植物の見分け方に自信がなかったが、葉っぱの付き方や鋸歯、質感など植物ごとの特徴が見て分かるようになった。その植物の雰囲気というものが感じられるようになり、特にゼンマイとシラカシの雰囲気が好きだった。