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2025/02/21 学習活動・探究活動
【SSH】高校生国際シンポジウムで本校の発表2件が入賞しました!
2月19日(水)~2月20日(木)、鹿児島県の宝山ホールにて、第10回高校生国際シンポジウムが開催され、スライド発表で全国3位相当の「優良賞」を、ポスター発表で2位相当の「優秀賞」を受賞しました。
このシンポジウムは、毎年4月に本校で講演を行っていただいている岡本尚也先生が主催しており、全国の高校生たちが人文社会学の研究から自然科学や数学、ビジネスの分野まで幅広い分野の研究成果をスライドまたはポスターにて発表します。
各界をけん引する方々による基調講演やパネルディスカッション、研修会、参加者対象の交流会、進路に関する座談会なども行われ、直に本物に触れることができる2日間のプログラムで、大変充実した学びの場です。
https://www.glocal-academy.or.jp/
事前応募402件のうち、査読を通過した件数は、スライド部門が55件、ポスター部門が90件でした。本校からも以下の2件が査読を通過して研究発表を行い、見事入賞することができました。
【研究タイトル】
●優良賞「流星観測システムの開発と流星群の分析」(スライド発表 数学・物理学・プログラミング分野)
●優秀賞「コンビニスイーツから見る販売促進効果」(ポスター発表 ビジネス・観光分野)
審査員は、高校生を一研究者とみなし、かなり突っ込んだ厳しい指摘が多く見られました。
また、生徒交流会や登壇者・審査員交流会では、審査の場では語り切れなかった多くの助言を生徒たちがいただいていました。
この2日間の貴重な経験を経て、参加した生徒たちは探究に対するモチベーションの向上だけでなく、人として大きく成長したように思います。
【参加した生徒の感想】
- どの発表も高校生とは思えないレベルの高い研究内容、そして熱意に溢れる内容でした。
- 審査員の方が良い意味で私たちを高校生として扱わない質疑応答で、今までの発表会で一番議論が活発だったのではないかと思います。この質疑応答を通して、自分たちの研究の足りなかった部分についてもよく知ることができました。
- 普段会うことのないような方による講演会や進路座談会、審査員・他校の参加者との交流の機会が豊富に用意されており、自分の進路についてより深く考えることができました。
- 全国からたくさんの高校生が集まり、文理多様な分野で発表を行い、さらに交流も行うということで、普段の学校生活では味わうことのない貴重な経験をさせていただくことができました。