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2024/12/16 学習活動・探究活動
【創造理数科】英語による科学研究発表会で発表しました
12月14日(土)、茨城大学水戸キャンパスにおいて、茨城県立緑岡高等学校主催の「英語による科学研究発表会」が行われ、本校創造理数科2年生の生徒4名が発表しました。
【発表題目】
- Elucidating the principle by which urea increases the amount of sugar dissolved
- ~尿素による糖の溶解量増加のメカニズムの解明~
- Quantitative Analysis of Upper Concentration Limit of NaCl Solution to Generate AgCl Precipitation
- ~NaCl水溶液にAgClの沈殿ができる濃度の定量分析は可能か~
この大会は、今年で10回目を迎える研究発表会で、全国の高校生から59件の発表がありました。
午前中は、スライド1枚を使った英語によるインデクシング発表が行われました。
多くの学校が発表原稿を見ながらの発表でしたが、本校の生徒たちは、原稿なしで自分たちの研究を英語でアピールする見事な発表でした。
午後は、ポスター発表が行われました。
視聴者からの質問にAll Englishで回答している姿を見て、他校の生徒や他校の英語科の先生から、「立高は英語のレベルが違う」と褒められていました。
また、ポスターの作り方を今後の参考にしたいので写真を撮らせて欲しいといった依頼もありました。
有識者からは、英語で貴重な助言をいただき、研究を深化させるヒントをいただきました。
生徒たちは今年度、
- 日本理化学協会主催の韓国の生徒との国際交流および「英語による口頭発表」
- 東京都教育委員会主催の「Tokyo サイエンスフェア英語プレゼンテーション」
- 東京都立多摩科学技術高等学校主催の「多摩科技オンラインシンポジウム英語口頭発表」
と、既に英語発表だけで3回の外部発表に参加しています。
生徒たちにとって英語発表の集大成となる今回の発表会では、これまで以上に自分たちの英語力に手ごたえを感じながら、とても楽しそうに発表していました。
理数科の生徒は3年次のSSコミュニケーションの授業で全員が自分たちの研究論文を英語にします。
本校では今後も様々な取組を通して、更なる国際性の育成・英語力の向上に取り組んで参ります。