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2024/11/19 学習活動・探究活動
【創造理数科企画】 実験計画法について
令和6年11月15 日(金)東京都農林総合研究センター 緑化森林科 主任研究員 新井一司先生にお越しいただき、実験計画法についてご講演いただきました。
「碁石を使った実験」や「ひまわりの比較実験」を通して、考えながら理解を深めていくワークショップ形式の講演でした。生徒たちは互いに話し合いながら学びを深めていました。
また、ご自身の研究や失敗談もご紹介いただき、失敗を恐れずに実験を進めていくことの大切さも教えていただきました。
今後の課題研究で実験を行う前に、実験材料や実験の条件など実験計画をしっかりと考える必要があることを、今回の講演で学ぶことができました。
生徒の感想
- 先生も試行錯誤して失敗を繰り返しながら実験を行っているということが少し意外に感じました。実験をしているとどうしても失敗したくないという感情が湧いてしまいがちですが、失敗を乗り越えながらやることが大切だと改めて感じました。先生の研究していた鹿やタヌキの被害について、興味が湧きました。
- とても興味深いお話で、時間が経つのが早く感じた。また、今までの講義と違って友達と一緒に考え、話し合いをする時間があったのでより講義を深められて楽しかった。今後、本格的に探究を進めるにあたって、この講義の内容を活かしていきたい。
- 私たちの研究は現段階で研究方法がはっきりと決まっていないので、今回の講演で学んだ事を生かしたいと思った。データに偏りのない研究方法、同じ環境で何度も行うなどを意識してやってみたい。
- 実験をする上で、何が実験結果に影響するのかを考えるのが難しいなと感じた。ひまわりの高さを比べる問題で、日光のあたりやすさについては考慮していたけど地力について考慮できていなかったので、条件をしっかり見落とさないことが重要だと感じた。また、条件がわからないときにはランダムでひまわりを植えるというのが自分にとって新たな視点で面白かった。