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2024/11/14 学習活動・探究活動
【創造理数科企画】渋滞学ワークショップを開催!
11月6日(水)本校多目的ホールにて、創造理数科2年生を対象に「渋滞学」についての講義とワークショップが実施されました。
「スマホ歩きに気を取られた歩行者による混雑の影響に関する研究」で2021年にイグノーベル賞を受賞された、東京大学 工学部 数理創発システム分野 特任准教授 フェリシャーニ・クラウディオ先生に講師としてお越しいただき、渋滞や混雑した状況を科学的にどのように定義するのかについてご講義いただきました。また、渋滞や混雑した状況を教室内で再現して、その状況を計測し数値化するワークショップでは、生徒たちが動いたり計測したり実際に体験することで、楽しみながら理解を深めることができました。
生徒の感想
- 渋滞というものを考えるときに、物理要因の視点からだけではなく心理学的要因等様々な条件から考えることで「渋滞」を分析できるということが非常に面白かったです。加えて人の波を流体とみなし、式として渋滞を表せるのも、混雑率という値も興味深かったです。内容が頭に入りやすいようにアクティビティもさせていただいて、本当に楽しい講演でした!ありがとうございました!
- シミュレーションの動画や実験を行ってくださって、かつてないほど楽しく講義を受けることができました。渋滞学というものがとても深く、単純なグラフで表せるようなものではないとわかって驚きました。説明もわかりやすく、時間を忘れて見入ってしまいました。とても楽しく充実したご講演をありがとうございました。
- 高校1年生のときに、数学の先生から渋滞学についてほんの少し聞いてからすごく気になっていて学ぶのが楽しみだったので、今回学べて嬉しかったです!渋滞学は、高速道路での車間距離などだけだと思っていましたが、群集など他のものについても渋滞学があるというのが面白く、事故などにもつながるのでとても大切だと感じました。最後、個人的に質問に行ったとき、丁寧に対応していただきありがとうございました!