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2024/09/30 学習活動・探究活動
【SSH企画】「測定値を統計処理できるようになろう!」を実施しました
本校の探究指導員としてお世話になっている廣岡先生に、以下のSSH企画を実施していただきました。
日時:9月20日(金)
講師:廣岡 芳年先生
この時期になると、既に探究活動で多くのデータを収集し、そこから分析したり考察したりする段階に入っている生徒がいます。
そこで、廣岡先生には、
- 何のために統計処理をするのか?
- 統計処理はどのような手順で行うのか?
- 統計値をどのように求めれば良いのか?
- 分散を用いて偏差平均を求めないとはいったいどういうことなのか?
等、統計処理についての基本から皆さんにわかりやすく講義してもらい、そのノウハウを講義していただきました。
以下、参加した生徒たちからのコメントです↓
- いよいよデータのまとめのフェーズになったこのタイミングで有用な公演を開催してくださり、自分たちがどうまとめていくかを考える一つの指標となる企画でした。
- 多くのデータの関係を調べる重回帰分析など自分の探究に関係のある統計処理の仕方がわかって良かったです。また、発表方法などに関しても亀井先生のスライドなども見させていただいて、自分たちの発表がよりよくなるような講義を聞けて良かったです。
- 自分の研究に役立てるべき内容だと思いました。特にデータ処理とポスターの作り方について、今自分がやっていることのそんなところにも改善点があったのかと気づきました。私は化学ゼミで水溶液の定量的分析をしていますが、現象に対する評価としての数値をどう扱うかで探究の結論やその信ぴょう性が本当に変わることが分かりました。また自分たちの研究を見せるときに、もっと文字を削って図やグラフが良いことが分かったし、何より先生のスライドがそれに則って綺麗に作られていたのでとても実感を得られました。