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2024/09/26 学習活動・探究活動
【2年創造理数科】日本分析化学会高校生ポスター発表会に参加しました!
創造理数科2年生の生徒たちが以下の学会発表に参加しました。
日時:9月13日(金)
場所:名古屋工業大学
発表会:日本分析化学会第73年会「高校生ポスター発表」
学会にて研究の輪を広げるべく、生徒たちは名刺代わりの自己紹介カードと自分たちの研究概要がわかるチラシをそれぞれが持参しました。
日本分析化学会の高橋様に案内していただき、多くのセミナーやランチョンセミナー(昼食を食べながら受けるセミナー)、懇親会に参加させてもらい、その都度、学会に参加している研究者と名刺交換させてもらいました。
各々が50部持参した紹介カードや研究概要のチラシは、以下の先生方をはじめとする、約40名の研究者の方々にお配りすることができました。
■上本先生・上原先生 https://www.jasis.jp/seminar/index.php?tp=5
■水口先生 http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/303129/profile-ja.html
■小熊先生 https://bunseki.jsac.jp/wp-content/uploads/2024/02/p76.pdf
高校生ポスター発表会では、これまでに参加した発表会とは比にならないくらい大盛況で、多くの研究者に貴重な助言をいただくことができました。
今回の学会発表では、順位の決まる大会ではありませんので入賞等はなかったものの、今後の研究へのヒントをいただいたり、研究の輪を広げることができたりと、生徒たちにとって学会発表は貴重な財産となりました。
また、学会の高度な研究発表を見ることができ、生徒たちは高校生では消化しきれないほどの本物体験をすることができました。
以下、参加した生徒たちからのコメントです↓
- 沢山の研究者からの応援や具体的なアドバイスのおかげで、自分たちのやるべきことが見えてきて、自身の研究に対する熱意が強くなったと感じました。また、学校ではなかなか見ることの出来ない、企業に勤める人の発表を間近でいくつも見ることができ、そこから学ぶことがたくさんあり、良い所をまねて吸収していきたいと思いました。
- 今までは、学会発表で自分たちのボロを突かれてしまうのではないかと恐れていましたが、温かく応援してくださるコメントが多く、今は自分たちの研究を発表することに対しての恐れがなくなりました。
- 食事をしながら発表を聞くというのが新鮮でした。
- 一番大きな感想は「楽しかった」でした。小学生のような感想だ、とご指摘を受けそうですが、私はこの楽しさこそ研究、そして発表の場の中で忘れてはいけないものだと思うし、未成年の研究者として大人になってからでは感じきれない子供心でもあると思いました。研究は地道な作業が多く、大変なことも多いのですが、私はこの楽しさを忘れないようにしたいと感じた一日でした。