本校生徒がTASUKI -襷- Projectの第一期生に任命されました

本校生徒がTASUKI -襷- Projectの第一期生に任命され、６月１日（土）にキックオフイベントが開催されました。

このプロジェクトは、株式会社フォーカスシステムズ・株式会社フィッシュパス・株式会社リバネスが主催する、東京湾につながる河川・びわ湖をフィールドに、水圏の生物多様性評価に挑戦する２年間のプロジェクトです。

関東２校、関西２校しか採択されない上、特に関東圏は多数の学校が応募する高倍率の中、本校生徒たちが見事に１位通過し、本日任命証を授与してもらい、20万円もの研究助成金をいただきました。

ワークショップイベントも開催され、パックテストを使った水質検査や、プランクトンの同定、環境DNAの採取方法を学ぶことができました。

今後は、毎月のように実施される進捗報告会を経て、まずは12月７日（土）に行われるポスター発表に向けて研究を進めていきます。

生徒たちは、国内外来種が在来種にどのような影響を与えているのかを、環境DNAを分析して調査していく予定です。

これまで44回河川の調査を実施し、手作業で同定していた作業が、環境DNAを用いることで定量的なデータを効率よく収集することができるようになります。

生徒たちの努力と分野を鑑みて、本校の生物ゼミと化学・環境ゼミの教員が、ゼミの枠を超えて科目横断的に生徒をファシリテートしつつ、生徒たちが本プロジェクトで存分に研究できるよう、全力でサポートしていきます。

立川高校のSSH事業は、全校体制で今後も深化していきます。