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東京都立立川高等学校

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2024/01/11 学習活動・探究活動

「西表島フィールドワーク」実施報告

令和5年12月25日-28日の期間で、西表島フィールドワークを実施しました。1、2年 生の希望者16名が参加し、最終日は雨に降られてしまいましたが、予定した研修は全て青 空の下で実施することができ、生き物にまみれた濃厚な4日間を過ごすことができまし た。

特に3日目には、琉球大学名誉教授で国際マングローブ生態系協会理事長もされていた馬場繁幸先生にお越しいただき、生き物を実際に観察したり触ったりする体験をとおしてマングローブ林について深く学ぶことができました。本当にあり がとうございました。

 

1日目

・マングローブ観察(後良川)

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2日目

・亜熱帯多雨林観察(浦内川)

・ウタラ炭鉱跡見学

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3日目

・亜熱帯多雨林観察(大見謝川)

・マングローブ実習講師:馬場繁幸 名誉教授

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・今までマングローブという言葉しか知らないくらいだったが、世界で一番最もマングローブを知っている馬場先生の話を聞きながら歩いて、実際に自分たちの目で確かめて、水の中で成長できる理由や、潮位の変化がある環境をどう利用しているのかなど、なるほど!と気づく体験をたくさんできた。間違いなく人生に一度きりの超貴重な体験だったに違いない。

・3日目の馬場先生の講習では、他ではできない体験をさせてもらい、マングローブについて興味深い話を聞くことができました。特に、根の細い管が中心まで繋がっているということや皮目について、また光条件によって花が咲くという話は大変興味深かったです。

・自然に対する向き合い方が変わった気がする。知識豊富な先生方に囲まれた、濃い四日間を過ごしたことで、自然に関して疑問に思うことや関心が増した。歩くときには常にあれは何の植物だろう、なんであの形なんだろう、何の鳥だろうと考えるようになった。