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2023/12/07 学習活動・探究活動
創造理数科企画 データサイエンス特別講義
令和5年12月7日(木)、電気通信大学 佐野遼太郎先生にご講演いただきました。
Pythonの環境を用意して、APIの使い方やWebページからのデータの読み込みの体験をしました。授業で学んだ方法よりさらに実用的な使い方で、実行結果に歓声が上がりました。オンラインショップからデータをスクレイピングし、条件に合うデータを検索する実習をしました。
骨格認識AIのプログラムを用意し、認識が難しそうな画像を考え、工夫して写真を撮り、認識させる実習をしました。
コイン投げゲームの掛け金のかけ方をデータから考える実習を通して、資金を最大化する考え方は助かる命を最大化するのと同じ考え方だという、数学の活用場面を再認識するようなお話がありました。
生徒の感想より
- お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。私は情報の授業が苦手で、プログラミングなど将来に絶対に役に立つであろうということは分かっていても、少しでもできないと面白くないなと感じてしまい、なかなか主体的に取り組めていません。ですが今回の授業で、プログラミングを使ってショッピングサイトから情報を引き出したり、骨格を判別するAIなどを実践しながら学び、自分の身近で興味のある要素が少しでも出てきて、とても楽しかったです。自分のしたいようにいじりたくなって、そのためにプログラミングの技術を磨きたいとも思いました。どんなに苦手な分野でも自分の好きなことと結びつけながら学ぶことで楽しくなるものだと実感しました。本日は本当にありがとうございました。
- 授業でPythonを使ってプログラミングをしたり、情報オリンピックに出てみたりしてPythonがかなり使えるようになったと思っていましたが、Pythonの新しい指示文やAPIの活用でもっと複雑で、もっと便利なプログラミングがかけるのだと感じました。
- コンピュータの能力を自由自在に活かせるようになった今、たくさん実験をしてから理論を考えることができるようになったと思う。探究の手助けになるのは確実だと思う。
- 情報Ⅰの学習を通してプログラミングには興味があったし、プログラミングが様々な分野の研究に応用されていることもある程度は知っていたが、今回の講義を通してプログラミングは自分に身近にあるlineとかteamsに応用出来たり、自分の暮らしをよくするために個人的に応用することも可能であることを知って、とても面白かったし、今後個人的に実践してみようと思った。