校長通信（校長コラム02）

まもなく教育実習が始まります

　本校では、５月27日（月）から、９名の教育実習生を迎えて今年度春季の教育実習期間が始まります。教員不足が社会問題となっている昨今、教員を志す学生に仕事の魅力も苦労も知った上で教職に就いてもらえるよう、責任をもってお迎えしたいと思います。教育実習の開始に先立って、５月15日（水）に教育実習オリエンテーションを実施しました。私から実習生に対して伝えたことは、大きく以下の三点です。

　○実習生といえども生徒にとっては「先生」である。大人として生徒に範を示すこと。

　○とはいえ、教育実習期間中であることには変わりはない。失敗や間違いを恐れないこと。

　　大切なことは、その後にどのような行動をとるかである。

　○正しい行動や選択の判断基準として、常に生徒に対して誠実であるよう心掛けること。

　実習生に対するエールであると同時に、本校の教職員にも意識してもらいたいことであり、さらに言えば、自分自身に向けた言葉でもあります。管理職として生徒や教職員に範を示し、万一失敗や過ちがあった場合には、やはり生徒や教職員に対して誠実な対応を行う、そういう管理職でなければならないと改めて心に誓う機会となりました。