7/28~31 波崎合宿 Event report
2025/08/08
<Event report>
サッカーに集中すること。個人・グループ・チームとして成長していくきっかけを掴むこと。普段とは違う環境で過ごすことで、より周囲に関心をもち感謝する気持ちをもつこと。選手それぞれが目標をもち、より強い意識で3泊4日の合宿に臨みました。サッカープレーヤーとしての変化を感じる期間となったのはもちろんのこと、チームで生活を一緒にすることでの意識の変化も感じられるものでした。合宿3日目、津波の影響があり避難所(グランド近くの小学校)への移動となりましたが、不安な中でも生徒自身が情報を掴みながら協力して過ごす様子は逞しさを感じる場面でもありました。そして、避難所として小学校を提供していただいたことへの感謝、心配してくださる保護者への感謝、共助としての役割、さまざまな視点で“感じる・考える・動く”貴重な経験となりました。
<Player’s report>
〇2年生
今回の3泊4日のサッカー合宿では、“声を出すこと”を、自分の第一目標として取り組みました。普段の練習では意識してもなかなか継続して出すことができませんでしたが、合宿を通じて少しずつ出せるようになってきたと感じています。ミーティングでは、「チーム全員の目線を揃える」というテーマで話し合い、個々の意識を同じ方向に向けていくことの大切さを学びました。ピッチの中でも外でも、全員で目標を共有することでプレーに良い影響が出てきたと思います。合宿中にはBBQや花火などもあり、仲間との絆も深まりました。サッカーだけではなく、人としても成長できた充実した4日間だったと思います。この経験を日常の練習や試合にもしっかりと活かしていきたいです。一方で、生活面での甘い部分も見られ、まだまた意識の低さを感じるところもありました。都大会に出場するという目標を達成するためには、プレーだけでなく体づくりや生活面まで含めて「本気で取り組む」という姿勢が、欠かすことのできない重要なことだと思います。選手権まであと1か月、いい準備をして、絶対に勝ち上がります。
〇1年生
この合宿は、自分にとってもチームにとっても大きな成長があったと思います。自分はコーチングに課題があり、攻守ともに声を出すことを目標として取り組みました。1日ごとに少しずつ変化していく自分を感じられたことは大きな収穫でした。合宿前よりも味方と連携しながら、失点の可能性を早めに潰すこと、攻撃では早い切り替えの後の守備の強度についても考えることができるようになりました。チームでミーティングをすることで、ひとつひとつ課題を確認しながら、改善につなげることができました。また、多くの時間を共に過ごすことで、言いづらかった部分が少し伝えられるようになったりしたこともよかった点です。大きな成長を感じた合宿でしたが、声の質やキックバック、中盤とフォワードの連携など、まだまだ課題があるので、選手権前に練習・練習試合を通じて改善していきます。
〇マネージャー
この合宿は、いつもと大きく異なる環境でしたが、選手全員が午前午後ともに試合に励んでいました。合宿中のミーティングでは、チームで出た課題を選手同士が積極的にコミュニケーションをとり、解決していく姿勢が印象的で、選手の「ピッチ内での声」に対する意識に前向きな変化があったように感じました。また、BBQなどを通して仲も深まり、チーム全体で掲げた目標に向かって団結することができたと思います。私は、マネージャー内をまとめる立場としての自覚や先輩としての自覚が欠けていたこともありました。特に、時間の管理や細かい準備にはもっと気を配るべきだったと思います。合宿のように普段とは違った環境に置かれても、常にメリハリをもち、些細なことに気がつけるようになることで、今よりももっと選手や監督から信頼されるマネージャーを目指していきたいです。ピッチの外だからこそわかる選手一人ひとりの成長を見ることができてとても貴重な合宿となりました。
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