都新人戦大会の結果報告
2024/09/27
9月21、22、23日の3日間、東京都高等学校新人陸上競技選手権大会が開催されました。
個人7種目リレー2チームの選手たちが、都大会入賞とベスト記録更新にむけ大会に挑んできました。
以下、結果と選手のコメントになります。
男子400ⅿ 野本(2年)50秒21(PB)⑮位
男子800ⅿ 河野(2年)1分58秒20 ⑪位
男子110ⅿH 佐藤(2年)15秒93(PB)⑳位
男子走高跳 横川(2年)1m70 ㉓位
男子やり投 千葉(2年)予選50ⅿ32(PB) 決勝45ⅿ02 ⑫位
男子4×100mR 岡﨑、川内、岩﨑、野本 43秒52(TB)㉔位
男子4×400mR 川内、野本、岩﨑、小林 3分29秒04(TB)㉒位
女子100m 佐々木(1年)予選13秒26(-3.8) 準決13秒05(-0.7)㉑位
女子3000m 持田(2年)11分10秒78 ㉘位
【選手コメント】
『 個人種目とリレーの両方でベストを更新出来て良かったです。夏季の練習に取り組んできた成果を
都大会の舞台で発揮できたことは、とてもいい経験になりました。今シーズンの大会は残り少ないですが、
シーズン目標に向けて着実に練習に励んでいきたいです。また、来シーズン駒沢に戻ってこれるように
残り少ない時間を大切にして行きたいです。』(2年男子短距離ブロック)
『自分の今の位置を知ることができたり、環境が変わった中で準決勝まで進出することができたりと、
とても良い試合でした。また、スタートがしっかり出られなかったり、後半の伸びがなかったりといった
課題を見つけることもできたので、来年は入賞を目指して頑張ります。』(1年女子短距離ブロック)
【大会レポート】
9月21日(土)天候晴。風が非常に強く吹く中で昭和高校の都大会がはじまりました。
初陣の男子400ⅿ出場の野本(2年)は、48、49秒台の選手達と競り合い、自己ベスト更新で
幸先の良いスタートとなりました。続いて男子やり投では、まだこの種目を始めて3回目の大会
だった千葉(2年)が、予選一投目上手く風に乗せてビックスローを見せました。予選通過記録
46ⅿを大きく上回る50ⅿ台の投げをいきなり見せ、決勝進出を一発で決めました。
昼過ぎに行われた男子4×100mRは、支部予選会と同じメンバーと走順で挑みました。支部予選
でのバトンワークを改善し、見事チームベストを更新し43秒台中盤まで記録を更新しました。
しかし、目標とする記録には僅かに届かず、残りの試合での更新を期待したいと思います。
そして、やり投決勝。これまでのベスト記録が38m台だったので、大きな飛躍となったが、決勝
では気持ちの焦りから投げの動きが修正できず、予選のような記録更新は叶いませんでした。
それでもベストを大きく伸ばし、都大会決勝という大舞台での経験は、大きな財産と自信となりました。
9月22日(日)天候は曇り。この日も駒沢は強い風がまわっていました。
男子走高跳の横川(2年)が、自己ベストの1m70を一発でクリアし、次の1m75はおしい跳躍も
あったが失敗し、次のラウンドへは進めませんでした。また、女子100mの佐々木(1年)は、向か
い風3.8mの中も3着以内にゴールし、目標だった準決勝へ進みました。準決勝ではまだまだ勝負
するだけの力はなく、残念ながら決勝に進めることができませんでした。どちらも次年度に期待します。
続く男子800mの河野(2年)は、前日の1500m予選を棄権し、この種目に賭けて出場しました。
その予選では後半先頭に立ち粘ったものの、自分の思ったレース展開を描けずに、決勝のメンバー
に入ることはできませんでした。チャンスがあっただけに悔しい予選敗退となりました。
同じく長距離の女子3000mの持田(2年)は、11分切りを目指しレベルの高い予選1組にて果敢に
攻める走りを試みました。前半から早いペースに食らいつくも粘り切れず、目標とする記録更新は
次回持ち越しとされました。
また、男子4×400mRは、怪我人等の影響でメンバー変更を余儀なくされたが、春の記録に迫る最低限
の結果は残すことができました。しかし、個々の走りや状況に応じた駆け引きの面では、課題の残る結果
となりました。さらに強い気持ちを全面に出して戦うことも大切だと学びました。
9月23日(月)最終日晴。
男子110mHの佐藤(2年)は、支部予選が中止となった影響で夏季記録会以来のレースとなりました。
自己ベストをわずかに更新する結果となったが、加速力を活かしたレースとはならず、残りの試合で再度、
気持ちをつくりなおし、本人が納得する会心のレースを見せてもらいたいと思います。
以上、都新人戦を終えて、昨年より多くの選手が都大会へ出場し、記録更新や入賞を目指す意識が芽生えて
きたと感じます。一人でも関東大会出場や上位大会入賞を果たせるよう、チーム力だけでなく、個々のレベル
アップや意識改革を目指していきます。
また、11月2日(土)には荒川河川敷にて都駅伝も開催されます。中長距離ブロックは、そこへ向けて朝練習を
開始しています。今後も残り少ない大会に向けて、挑戦する気持ちを持って取り組んでいきます。
↑ 体育祭もライン引きや審判、競技にと大活躍でした。恒例の集合写真