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12月15日( 月)3、4校時に、防災教育の一環として避難訓練を実施しました。
今回は、防災力向上を目的として陸上自衛隊の協力を得て、実際の災害支援活動に基づく説明や体験学習を行い、災害時の炊出しを想定した豚汁の提供体験も実施しました。
体験内容について、写真や生徒の感想も交えながらご紹介させていただきます。
装備品展示
実際に使用されているものを展示していただき、詳しく説明を受けました。
実際に10kg、20kgある背のうを背負ったりバイクにまたがったりと、体験も交えながら活動内容についての理解を深めることができました。
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<生徒の感想>
・20kgの重りを持って46km歩く訓練をしていると聞いたことが一番印象に残りました。
・道具の説明してくださった際に、道具も触らせて頂き、私があんなに頑張って持つのが精一杯な重い道具を、被災者を助ける時に使うため、日々、沢山の訓練と体力、筋力をつけるためのトレーニングをこなしているんだなと感じました。
・今日は特訓の時間を削って私たちのために自衛隊のことや災害時のことを教えに来ていただけたことを非常に有難く感じました。また、日本を守ってくださっている自衛隊についての理解を深めることができて嬉しく思いました。まだまだ知らないことが多く、勉強になる事ばかりで、貴重な体験ができたと思います。
乗車体験
実際の訓練や被災地支援で使用されている大型トラック(20人乗り)と高機動車(8人乗り)のうち、希望したものに乗車しグラウンドを一周しました。
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<生徒の感想>
・大きさに驚いた
・思ったよりも速かったし、凸凹な道だったら大変だろうなと思った
・普段は絶対に乗ることの出来ない自衛隊の車に乗ることが出来て、すごく貴重な体験をさせてもらえたなと思いました。
・自衛隊の人たちがどのような乗り物に乗りどのような景色を見ているのかわかった。
炊出し体験
当日8時に地域のスーパーから食材が届き、自衛隊の方々に調理していただきました。多くの生徒が待ち望んでいたのが、この豚汁喫食だったと思います。800~900食分の食材をどんどん調理していく光景は圧巻でした。
「美味しかった」という感想以上に、食の大切さや気持ちの温かさにふれた感想が多くあり、生徒たちがこの体験を通して多くのことを心に刻んだことがうかがえます。
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<生徒の感想>
・被災者の気持ちになり豚汁を飲んだら涙が出そうになった
・食料を受け取る時混雑していました。災害が起きて、受け取るとなったときにトラブルを起こさないように、一列に並ぶように呼び掛けを、自分たち被災者がしていくべきだと思いました。
・家で食べる時と違い、寒い外で食べることで温かさをより感じることができました。災害時も不安な気持ちがある中で食べるものは特別だと思います。今回の豚汁で改めて食の大切さを実感しました。
・外で豚汁を食べている時にいつも以上に美味しく感じた。日頃当たり前になっていた食事を考え直して自然の恵みや食材、作ってくださる方に感謝したいと思った。
防災訓練についての感想
・自衛隊の方々は災害などの有事の際に駆けつけ、被災した方々を救助したり食事を作って安心させてくださっているということ心の片隅にとどめておきます。自分も災害のときに自分の家族や近所の方々を助けられるようにしたいと思いました。
・感謝の気持ちしかない
・どんな人にも優しく分かりやすく説明してくれたり、車に乗った時の対応が親切で私もそうしようと思えました。
・炊き出しの豚汁をもらうときに声をかけていただいて、とても嬉しかったです。言葉の力は偉大だなと実感しました。 実際にお話を伺うと、自衛隊の大切さ、被災の怖さ、様々なことを聞かせていただきました。
・ご馳走様でしたと伝えたら、笑顔でありがとうございましたと言ってくれて伝えてよかったと思いました。自分も今後笑顔を大切にします。
・一人一人が何をすべきか考えてみんなで協力して意思疎通をし合って情報伝達もできていたのでかっこいいなと思った。 自分にできることは何があるか、今なにをするべきか、どうしたら情報などが伝わりやすいか考えて大人になったときに仕事ややるべきことを素早くできる人になりたいと思った!
・人を助けるということはすごく大変なことで、1人助けるだけでも相当すごいことだと改めて思いました。色んな技術や道具を上手く使って人々を助ける自衛隊の方々が本当にカッコイイです。高校生の私にも出来ることがあるなら、協力していきたいなと思いました!人のため、世のために出来ることがあるなら目の前の今できることを確実にしたいです!