校章

東京都立篠崎高等学校

卒業生紹介

T・Yさん(令和2年度卒・42回生)
東京農業大学生命科学部分子生命化学科1年

篠崎高校の特色は、勉強以外のことにも力を入れていることだと思います。生徒主体で行事を進めていくことでリーダーシップを学べたり、ディスカッションを行う授業があって、コミュニケーション能力を高めることができるといったように、社会に出る上で必要な能力を身につけることができます。
東京農業大学を受験するきっかけは、もともと薬に興味があっていろいろ調べていく中で、農薬が農業に大切な働きをしている事を知ったためです。農薬の開発で社会に貢献したいという目標ができたのです。そして農業を化学の視点で学ぶことができる東京農業大学を進路に選びました。
私が受験した総合選抜試験(AO)では、小論文と面接が課されました。合格できたのは篠崎高校の先生方が小論文や面接の指導で、最後まで私を応援し助けてくださったおかげです。また篠崎高校で学んだコミュニケーション能力やリーダーシップは、面接の時の思いの伝え方で非常に役に立ちました。
篠崎高校は夢を全力で応援してくれる学校です。ぜひ皆さんも夢をあきらめず全力で高校生活を楽しんでください。
O・Sさん(令和2年度卒・42回生)
東洋大学文学部英米文学科1年

私は入学当初から大学に指定校推薦で進学しようと決めていましたが、自分のやりたいことが何かが分からず進学先に悩んでいました。
高校1年の時から、自分の進路を確定するためには様々な体験をしたほうがいいと思い、行動していました。例えば、中学生の時の将来の夢であった保育士に本当になりたいのかを明確にしようと保育体験に行ったり、英検や情報処理検定を受けたり、委員会をし、部活を掛け持ちしたりしました。日々の勉強の積み重ねはもちろんですが、それ以外に学校生活や授業以外での学びも大切だと、今、高校生の時以上に実感しています。
これらの経験を踏まえ、自分が英語が好きで、さらに文学を通して人間について学びたいことがわかったので、第一志望を英米文学科に絞りました。私は英検二級を取っていたため、条件を満たし、英米文学科に進学できました。英検受験にあたっては、先生方が時間を割いて丁寧に教えてくださいました。
篠崎高校には様々なプログラムがあり、先生方もサポートしてくださいますので、大いに活用し、様々なことに努力し、充実した高校生活を過ごしてください。
T・Kさん(令和元年度卒・41回生)
千葉大学理学部物理学科1年

私は一年浪人し、最終的に千葉大学と明治大学の物理学科に合格し千葉大学に進学しました。
元々物理や数学は好きで、高校生の時は自分で前もって勉強していたため、物理が得意な科目になり、大学でも物理を学びたいと思うようになりました。
現役で大学受験に失敗し、浪人を決めた当初は、思い切って東京大学を第一志望に勉強を再開しました。予備校には通わず、参考書やネットの情報を活用し、自宅や図書館で勉強しました。時間が自由になるため、1日の多くの時間を勉強にそそぎ、結果も出始めました。入試では共通テストの結果を判断して、志望校を東京大学から千葉大学に変更することになりましたが、無事合格することができました。
千葉大学に進学した実感ですが、学べることは高度ですし、刺激を受ける仲間たちと出会え、切磋琢磨することで自分も成長できると感じています。
受験で学んだことは、目標はなるべく高く持つべきだということです。しっかり努力していれば、それが達成できなかったとしても、得るものは大きいからです。今の私があるのもその成果だと感じています。