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本日7月15日(火)、小岩消防署 篠崎出張所の皆様にご協力いただき、避難訓練を実施しました。
今回のテーマは「想定外を想定」した避難行動を体験しよう、でした。
普段は当たり前に通れる通路も、防火扉が閉まると通ることができません。
火が出ている、煙が多く発生している等を想定し、通れない廊下や階段がたくさんありました。
今回火の手を免れて通ることができたのは、体育館後方の入り口のみ。
生徒たちは通ることの出来るルートを探し、無事に体育館へ避難することができました。
しかし今回は「想定外を想定」した避難訓練であり、
事後アンケートでは「指示が通らなかった」「いつものルートではないため混乱した」との意見がありました。
「間をあけずに移動できた」「スムーズに移動できた」という人もいましたが、
そのルートが必ずしも安全とは限りません。
「ついていけば大丈夫だろう」という集団心理の怖さも、講話でお聞きしました。
毎年実施している避難訓練ですが、どのような災害がいつ起きのるかは誰も分かりません。
今日感じたこと、反省したこと、学んだことを、
いつか起きる「その時」に備えて教訓にしておきましょう。
次に、リチウムイオン電池の扱いについて、
①衝撃を与えない、②指定外の充電を使わない、③膨らむなど不具合があったらすぐに問い合わせる、
④熱のこもりやすいカバンに入れたままにしない、⑤メーカー指定ではない安価なものは購入しない、
⑥処分の際は自治体のルールに従う、の6つをお聞きしました。
リチウムイオン電池は、スマホ・モバイルバッテリー・電動アシスト自転車・ハンディファンなど、
生徒にとっても身近な存在です。火災が発生しないよう日頃から気を付けましょう。
最後に、室内消火栓の扱い方についてレクチャーを受けました。
4つの手順に沿って消火活動を行いますが、
・避難経路を確保してから消火活動をすること
・天井まで火が上がっていたら消火せず避難すること をお聞きしました。
まずは自らの命を最優先にして、避難することの大切さを改めて感じることができました。