校章

東京都立篠崎高等学校

ニュース

2025/07/15 お知らせ

火災を想定した避難訓練を実施しました。

本日7月15日(火)、小岩消防署 篠崎出張所の皆様にご協力いただき、避難訓練を実施しました。

今回のテーマは「想定外を想定」した避難行動を体験しよう、でした。

普段は当たり前に通れる通路も、防火扉が閉まると通ることができません。

火が出ている、煙が多く発生している等を想定し、通れない廊下や階段がたくさんありました。

Image (5) Image (21)

今回火の手を免れて通ることができたのは、体育館後方の入り口のみ。

生徒たちは通ることの出来るルートを探し、無事に体育館へ避難することができました。

Image (22)

しかし今回は「想定外を想定」した避難訓練であり、

事後アンケートでは「指示が通らなかった」「いつものルートではないため混乱した」との意見がありました。

間をあけずに移動できた」「スムーズに移動できた」という人もいましたが、

そのルートが必ずしも安全とは限りません

「ついていけば大丈夫だろう」という集団心理の怖さも、講話でお聞きしました。

Image (23)

毎年実施している避難訓練ですが、どのような災害がいつ起きのるかは誰も分かりません。

今日感じたこと、反省したこと、学んだことを、

いつか起きる「その時」に備えて教訓にしておきましょう。

 

次に、リチウムイオン電池の扱いについて、

①衝撃を与えない、②指定外の充電を使わない、③膨らむなど不具合があったらすぐに問い合わせる、

④熱のこもりやすいカバンに入れたままにしない、⑤メーカー指定ではない安価なものは購入しない、

⑥処分の際は自治体のルールに従う、の6つをお聞きしました。

リチウムイオン電池は、スマホモバイルバッテリー電動アシスト自転車ハンディファンなど、

生徒にとっても身近な存在です。火災が発生しないよう日頃から気を付けましょう。

 

最後に、室内消火栓の扱い方についてレクチャーを受けました。

4つの手順に沿って消火活動を行いますが、

・避難経路を確保してから消火活動をすること

・天井まで火が上がっていたら消火せず避難すること をお聞きしました。

まずは自らの命を最優先にして、避難することの大切さを改めて感じることができました。

Image (24)