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東京都立篠崎高等学校

ニュース

2024/04/11 学校生活・行事等

令和6年度東京都立篠崎高等学校第48回入学式を挙行いたしました!!

令和6年4月9日(火)に本校体育館にて、令和6年度東京都立篠崎高等学校第48回入学式を挙行いたしました。

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1組から、篠崎高校で新たな高校生活を始めるという期待を胸に少し緊張した表情で新入生が体育館に入場してきました。

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7組の入場まで、新入生に向けての入学を祝う暖かい拍手が続きました。

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担任の先生が新入生一人一人の氏名を呼名します。

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担任の先生より呼名を受け「ハイ」と返事をして立ち上がり、280名の1年生が入学許可を受けました。

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校長式辞(抜粋)

皆さんは、日々の努力で、見事合格を勝ち取り、本日晴れて、篠崎高校の生徒としての第一歩を踏み出しました。皆さんの入学を心から歓迎いたします。本日を迎えることができたのは、皆さん一人ひとりの努力の賜物であることは勿論のこと、皆さんのご家族、先生方など多くの方々の温かい支え、声援があったことで、始めて手にすることができたのです。限りない愛情を注ぎ続けてくれた方々への感謝の気持ちと、今、皆さんの抱いている夢や希望を忘れることなく高校生活をスタートさせてください。

新入生の皆さんは、この篠崎高校の48回生となります。この48年間、一貫して受け継がれてきたのが「地域に愛される学校」の精神です。体育館の舞台上にある「校章」に注目してください。校章の形は、桜の花です。本校は実際、多くの桜の木に囲まれた自然豊かな学校です。中央にある竹の葉は、この篠崎の地にゆかりのある篠竹です。竹の葉の上に書かれた「高」の字は、篠崎高校の生徒の皆さんを表しています。全体をまとめます。桜の花のような美しい環境の中で、竹の根のようにしっかりと地に足をつけ、社会で活躍するたくましい生徒に成長してほしいという、地域の人々の期待が込められています。現在、社会の様々な分野で活躍されている多くの卒業生は、この「地域に愛される学校」の精神を実践し、素晴らしい校風を作り上げてくれました。皆さんはその伝統のタスキを受け取ることになります。この素晴らしい伝統に対して感謝すると共に、本校の一層の発展に努めてほしいと思います。

新入生に入学にあたり三つの心構えをお話しします。一つめは「素直で謙虚な心をもち、事の本質は何かを考えること」。どうか素直で謙虚な心で、人の話を聞き、相手の方は何が言いたいのか、大切な何を伝えようとしているのか」という事の本質を見抜く力を身に付けていってください。さらに、聞き上手になり、「多様な人々と共に働く協働の力」も身に付けていってください。

二つめは「自分の力で考える正しい学び方」を身に付けることです。高校生活の中では、勉強、部活動だけではなく、多くの学校行事や体験学習があります。それらの活動すべてに、ただ漠然と参加する、やるべきことだけやるということではなく、「学習や体験してわかったことは何か」「わかったことを自ら考え、自分自身や友達、家族に説明して納得させることができるような正しい学び方」を身に付けることができるようにしていきましょう。

三つめは「最高の自分を見つけるために、なりたい自分を明確にして、夢をもって挑戦し続けること」です。なりたい自分について自問自答の記録を残し、それを実践していくことを始めましょう。大切なことは、記録を残すことと自問自答をする習慣を身に付けていくことです。すると、なりたい自分に向けて、すべきことが明確になり、具体的な努力が始まることでしょう。

そして、迷いや不安がある時は本校の先生に相談してください。私も含め、全力で皆さんをサポートします。
 結びに保護者の皆様方にお願いを申し上げます。この高校3年間の生活は楽しくもあり、苦しくもあり、また悩みの多い時期でもあります。子供の健全な成長、自己実現には保護者の皆様方のサポートが重要となります。何卒、本校の教育活動にご理解いただきまして、ご支援、ご協力を賜りたいと存じます。
 本校での高校生活が楽しく、充実して送られますことを願い、式辞といたします。

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令和6年度 入学式 生徒 宣誓

 暖かな春の日の光に誘われて、ようやく桜も花を開いた今日の良き日に私たち280名は、第48回生として、東京都立篠崎高校に入学します。本日は私たち新入生の為に

このような式を挙げてくださり、誠にありがとうございます。

新しい制服を身にまとい、家を出た今日の朝、これから始まる高校生活を想像し、ほんの少しの不安をおぼえつつも、それ以上にたくさんの期待と希望を胸に抱きながら、この入学式を迎えました。

 三年前、中学校での入学式を思い出すと、今と大きく異なっていました。新型コロナウイルス感染症の影響でマスクの着用が義務だったあの頃、入学式でさえマスクを着用し、お互いの顔もわからず、いつまでこんな生活が続くのか不安だったのを覚えています。今振り返っても、新型コロナウイルス感染症に振り回された中学校三年間でした。しかし、昨年の五月から五類感染症となり、大きな制限をされることもなくなりました。そんな中学校での三年間でしたが、多くの学びを得ました。縮小された行事の中でも、最大限成果を上げるために友人か仲間と協力する大切さ、お互いを理解し認め合おうとする心、どうすればみんなの力になれるか考えること。ここにいる新入生280名全員、それぞれが大切なことを学んできました。そして、義務教育九年間を終えた今、高校生活へと新しい一歩を踏み出す私たちは、学んできた事を活かし、今までよりも「自分」で考え、責任を持ち行動しなくてはいけません。篠崎高校は、一人一人に向き合い、それぞれの個性や可能性を伸し、進路実現のために支えてくれる学校だと思っています。だからこそ、この三年間でさらに大きく成長するために私たちは挑戦することをやめてはいけないと思います。今までの経験を活かして、自分の力を発揮し、新しいことや難しいことに挑むからこそ成長できるのだと考えています。中学校と比べて、高校では勉強が難しくなると思いますが、あきらめずに、進路実現のためにも、一年生の頃からしっかりと学習に取り組んでいきます。その学習では、わからないことをわからないと認め友人と切磋琢磨しながら、共に成長したいです。 

 私は、英語の学習を通して自分の考えや意見を表現できるようになりたいと考えています。また、生徒会活動に取り組み、様々な人の意見を聞き寄り添う中で皆の個性をいかし、よりよく前へ進んでいきたいと思っています。その挑戦の中で、どんな困難があっても、あきらめずに立ち向かい進むような、カッコよくて頼りがいのある人となれるように努力していきます。

 篠崎高校の教育目標の一つである「自らを律し、互いの人格を尊重し、多様性を重んじる態度を育てる」に深く共感しています。この目標に近付けるように、たくさんの人と協力しながら、お互いの違いを認め合い、仲間と切磋琢磨し、努力、挑戦を重ねていくことをここに誓います。

 最後になりますが校長先生をはじめとする先生方、先輩方、保護者の皆様、本日御来賓の全ての方々、まだまだ未熟な私たちを、時には厳しく、温かくご指導くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和六年四月九日

新入生代表 鶴岡 翔空

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在校生有志による「校歌紹介」

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篠崎高校48回生の新入生が入学式を終え、篠崎高校での第1歩を踏み出しました。