校内研修を実施しました

令和５年５月２５日（木）に教員向けの校内研修を実施しました。

講師には、今年度、探究アドバイザーとして２学年の授業をサポートしていただいているジャートム株式会社、代表取締役でいらっしゃる光成 章様をお招きし、総合的な探究の時間における教員の生徒との関わり方についてご講演いただきました。

　社会がすさまじいスピードで変化する中、多様化が進み、これまでの知識・技能の獲得を中心とする学習から、知識・技能を活用し、自らの思考力に基づく探究学習が必要になってきている現状や、そのような学習の推進者として、いかに生徒と関わるべきか、学びました。本講演で特に印象的だったのが、「探究学習での教員の役割は、専門的な視点で『レクチャーする＝教え導く』ことではなく、生徒の考えを深めるために『問いかける＝共に考える』ある」というものです。その具体的な方法として、５Ｗ１（I：If）Ｈの視点から多様な問いかけができることを学びました。

今回の研修は、本校の教員にとって、これまで以上に探究学習に興味・関心を持ち、今後の指導について深く考えるきっかけになったと思います。本研修で培った教員としての新たな視座で、新たな可能性を拡げる「篠高生」の育成に臨みます。