篠崎高校　がん教育講演会実施報告

がん教育の一環として、１学年を対象に令和5年3月13日にがん教育講演会を行いました。

　講師には、がん患者を支える社会の実現に向けて様々な取組み・発信をされている、一般財団法人CancerXより、理事　鈴木美慧様、理事・広報　岡崎裕子様のお二人をお招きし、
「with Cancer ～がんを知り、関わり合って、変えていく～」をテーマにお話して頂きました。

【主な講演内容】
　聖路加国際大学聖路加病院遺伝診療センター　認定遺伝カウンセラーである鈴木様より、ご自身の体験も交えつつ、がんという病気についての生物学的な内容と、社会的な内容を分かりやすく説明して頂きました。
　陶芸家として現在ご活躍されており、がん当事者でもある岡崎裕子様より、がん発見当時の様子、治療前・途中・後の気持ちの動き、周りとの関わりについてお話頂きました。その上で、がんは人それぞれ予後、症状や副作用、不安の感じ方等違うため、自分だけでなく、周りの人の場合でも考えられる想像力をもつことが大切だというお話がありました。

【生徒の感想　抜粋】
・がんが90％という高い確率で治っていることにすごく驚きました。
・がん治療についての情報を交換しあえるSNSがあることが印象に残った