Q&A

1. 全般

Q1.総合学科と普通科の違いはなんですか?
A.普通科にあるほとんどすべての普通科目の他に、幅広い専門的科目や大学入試に向けた演習科目などが設置されていることです。また、進路などについて考えるキャリア教育を授業として行う「キャリアデザイン」という科目があります。
Q2.総合学科の最大の魅力は?
A.多様な選択科目があり、個々の興味・関心・進路希望に対応しやすくなっているところです。さらに、キャリア教育が充実しています。
Q3.総合学科の大変なところは?
A.自分で時間割を作る作業です。しかし、それが総合学科の楽しみでもあります。

2. 学習面

Q4.系列とはなんですか?
A.専門分野別に科目を分類したグループのことです。
Q5.系列をまたがって科目選択することはできますか?
A.コース制のようにコースの科目だけしか選択できないのとは違い、どの系列の科目でも選択可能です。
Q6.100近くもある選択科目を、だれが教えるのでしょうか?
A.本校の専任の教員や講師に加え、高度な技能や知識を持つ専門家に特別専門講師として指導してもらいます。
Q7.選択科目の授業は、何人ぐらいで行われますか?
A.科目によって異なりますが、おおよそ10~30名となります。
Q8.希望進路に向けてどんな授業を選ぶべきなのか教えてもらえますか?
A.もちろんです。1年次に「キャリアデザイン」の授業や科目選択説明会などで進路や科目履修について学び、さらに進路別モデル例を参考に科目の取り方を考えます。2年次以降は自分の興味・関心・適性にあわせて科目を選択できるので、自分の個性を生かせる時間割を作ることができます。
Q9.自分に合った時間割の作成・決定ができるか不安なのですが?
A.大丈夫です。担任をはじめ全教員と相談しながら、じっくり考え時間割を決定していきます。
Q10.理系の大学進学希望ですが、受験に必要な科目の設定はありますか?
A.はい、あります。単位制の利点を生かして受験に必要な演習科目を中心に科目選択することが可能です。むしろ自分にぴったりな科目を選べることは、受験に有利とも考えられます。
Q11.自分のやりたい選択科目は必ず取れるのですか?
A.大部分が取れるように時間割が組まれています。ただし、希望者が少ない科目は開講できないことがあります。また、受講したい科目が同じ時間に開講になる場合など一部希望通りにならないことがあります。

3. 生活面

Q12.自主・自律とはどういうことですか?
A.周囲からいろいろと指示されて行動するということではなく、TPO(時間 Time、場所 Place、場合 Occasion)に合わせ、自分で考え行動することです。そのひとつの例として、本校では自主・自律の精神を養うために、ノーチャイム・ノー放送に取り組んでいます。
Q13.生活指導のポイントはどんなことですか?
A.①挨拶、身だしなみ指導の充実:日常的な挨拶の励行及び毎朝の身だしなみ指導(スカート丈の変更や髪のカラーリング、化粧、ピアスの禁止)の徹底、定期的な頭髪服装検査を実施します。
②生徒の主体的な行事運営:各種実行委員会の活動支援及び生徒会の活性化に取り組んでいます。
③生徒の安全確保と健全な態度の育成:セーフティ教室の実施及びモラル教育の強化に取り組んでいます。
Q14.部活動はどのように行われますか?
A.現在運動系14、文化系9、同好会2、計25の団体が活動しています。
都内でも有数の広さを誇るグラウンドに、冷暖房完備の2つの体育館、多数の実習教室と恵まれた施設環境で、生徒たちはのびのびと活動し、各種大会出場やコンクール入賞等の実績も重ねています。
Q15.学食はありますか?
A.ありません。昼休みにお弁当やパンの販売を業者に委託しています。
Q16.自転車通学はできますか?
A.できます。ただし、駐輪場のスペースが限られているため、自転車通学のできる居住地域を指定した上で、申請手続きをしてもらいます。
※自転車通学を許可しない区域 瀬田4・5丁目、岡本1~3丁目、鎌田1~4丁目、玉川3・4丁目
Q17.女子のズボンの着用は認められますか?
A.スカートとズボン(ブレザーと同生地)のどちらを着用してもよいことになっています。

4. 進路面

Q18.進路実現のためのサポート体制はありますか?
A.授業では、進学のための演習科目が多数あります。授業以外のサポートとしては、長期休業中の講習会、集中セミナー、週末課題、放課後の補習などを行っています。また、大学の推薦入試や専門学校・就職試験に必要な面接練習、論文指導や資格取得のための対策も行っています。
Q19.進路実績はどんな状況ですか?
A.13期生の内訳は、4年制大学が49%、短期大学が4%、専門学校が34%、就職が3%、その他10%です。過去の実績として、大学は電気通信大学、東京藝術大学、富山大学、広島市立大学などの国公立大を初めとして、早稲田、明治、青山、法政にも合格者がいます。就職も2年次からのサポートで公務員、民間企業に合格しています。
Q20.大学の推薦制度はありますか?
A.あります。例年100を超える大学・短期大学から指定を受けています。また、総合型選抜や学校推薦型選抜で進学する生徒も多数います。

5. 入選関係

Q21.入試に男女の枠はありますか?
A.ありません。ただし特別推薦は種目によって、男女の枠があります。
Q22.学校の見学はできますか?
A.できます。授業日は月・火・水・木・金曜日の放課後、長期休業中は毎日10時・14時の2回見学が出来ます(いずれも土・日・祝を除く)。必ず3日前までに電話で予約してください。
Q23.個別に質問などに答えてもらえますか?
A.はい。電話は平日9:00~16:55まで受付しています。直接説明を聞きたい場合や相談したい場合には、夏季休業中の見学会にお越しください。また本校説明会での個別相談もご活用下さい。
Q24.入試倍率はどのぐらいでしたか?
A.過去の倍率は以下の通りです。

【R5】推薦2.35、学力一次1.29、特推:サッカー1.0、ダンス2.5、美術2.5
【R4】推薦2.26、学力一次1.13、特推:サッカー1.0、ダンス5.5、美術3.0
【R3】推薦1.95、学力一次1.01、特推:サッカー1.0、ダンス4.5

Q26.作文のテーマの出題例を教えてください。
A.過去の出題は以下の通りです。

【R5】「宝のカギがみつかる場所」 今年度、本校のキャッチフレーズとして、この言葉を使っています。この言葉を踏まえて、世田谷総合高校に入学後、どのように学校生活を過ごしていくか、あなたの考えを具体的に述べなさい。

【R4】世田谷総合高校では、資料のように「目指すべき生徒の将来像」を定め、教育活動を行っています。このことを踏まえ、あなたの将来の夢を実現するために、世田谷総合高校に入学後、何にどのように取り組むか、具体的に述べなさい。

【R3】学校では、生徒自身が主体的に学び、考え、行動することが重要です。その「主体的な学びや行動」とは、どのようなことか、あなたの考えを述べなさい。また、その考えに基づき、あなたは世田谷総合高校に入学後、何にどのように取り組むか、具体的に述べなさい。