校章

東京都立青梅総合高等学校 全日制

卒業生のインタビュー1(5期 長岡さん)

2024/10/24

<卒業生>
名前:長岡 諒
職業:横浜市消防局
出身中学校:
2013年卒 第5期生
 

interview_img01

  1. 現在の職業

    私は青梅総合高校を卒業後、横浜市消防局に入局しました。入局後は、消防署での現場活動を5年、消防局司令課において119番通報の受信や消防部隊の管制業務を5年経験した後、昨年4月から横浜市総務局危機管理室緊急対策課に出向しています。
    現在の業務は、警察、海上保安庁からの出向者などとともに横浜市災害対策本部を統括運営することが主な業務です。また、令和6年元日に発生した能登半島地震では、1月3日から被災地支援として災害派遣に対応するなど、他都市において大規模災害が発生した場合には被災地での活動も行います。

  2. 青梅総合高校の特色や魅力

    豊富な選択科目から必要な科目を選択し自分だけの時間割りを作成できることは大きな魅力です。私は、高校1年生から海上保安官を目標としていたため公務員試験対策として必要な学科科目の選択や体力試験対策としてトレーニングの授業を選択したことにより、同じ人命救助を仕事とする消防士になることができました。

  3. 将来の夢に向けて高校生活で学んだこと

    1年生のときに色弱であることが分かり、一時は夢を諦めたことがありました。目標を失った私に当時の担任の先生は、時に涙を流しながら寄り添い、相談に乗ってくれました。人命に携わる者として必要な寄り添う気持ち、諦めない心は高校生活で学んだことの一つだと思います。

  4. 進路を決定するきっかけとなったこと

    きっかけは映画海猿を見て絶対潜水士になると思ったことです(笑)ですが、前述の色弱で一度は諦めかけた夢を再び追いかけるきっかけとなったのは1年生の時に発生した東日本大震災です。

  5. 高校を卒業して今思うこと

    青総ではライフプラン発表会という簡単に言えば同級生の前で夢を語る時間があります。高校生なので恥ずかしかったですし馬鹿にもされました。ですが、夢を語ることで周りから注目されますから、簡単に逃げることができなくなり結果として夢に近づきます。あのとき俺は海上保安官になる!と周りに言い続けて本当によかったと思っています。