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東京都立青梅総合高等学校 全日制

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2026/03/13 イベント

卒業証書授与式 送辞

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送 辞

 肌を刺すような冷たい風が吹き抜け、花の香がする暖かい季節になりました。今日、この善き日に、青梅総合高校を旅立たれる18期生の先輩方、ご卒業おめでとうございます。在校生一同、お祝い申し上げます。先輩方が入場した時、いよいよお別れの時が来たという思い、それと同時に先輩方と過ごした楽しい二年間の思い出が頭の中を駆け巡りました。

 まだ私たちが入学して間もない頃、期待や不安など様々な感情に駆られていました。しかし、今ではこの学校が居心地良く感じています。そう思えるのは、先輩方が優しく温かく迎え入れてくださったからです。部活で関わった先輩は、体験入部の時からたくさん話しかけてくださいました。私はたくさんの部活から文芸部を選び入部しました。入部してからも私たち後輩をたくさん気遣ってくださいました。特に嬉しかったことは、部活終了後、一緒に帰ってくださったことです。賑やかな学校生活から急に一人になるととても寂しさを感じさせます。改めて、先輩方とともに帰る時間は本当に楽しかったです。活動でもパソコンや印刷機の使い方、他にも部誌の作り方などたくさんのことを教えてくださいました。わからないところを質問しに行くと、作業の手を止めて助けてくださいました。先輩方との交流が部活をする楽しみの一つになっていました。

 18期、先輩方との思い出は部活動だけではありません。行事では先輩の姿を見て、学び、楽しむことができました。合唱祭での先輩方の合唱は、会場の空気が震えるほど美しくて素敵でした。文化祭では、先輩方の出し物のクオリティーが高く圧倒されました。特に、体育祭ではたくさんのことを先輩方から学びました。結団式から当日まで、私たちをリードしてくださいました。結団式では、団の士気を高めるために、先輩方を中心に円陣を組みました。練習では、先輩方が作戦を考えてくださいました。当日では、先輩方のクラスを応援している姿を見て、私たちも自分のクラスや部員、仲の良い後輩や先輩を大声で応援することができました。また、競技の際は先輩の作る雰囲気が私たちの緊張を和らげ、とても心強かったです。

また、生徒会活動では、後輩の私たちを気遣いながらも、全体を見て物事を進める姿がとても心強く、尊敬の念を強くしました。予餞会や対面式などでは、特にそれを感じました。緊張しているときに励ましてくださったり、わからないところを聞きに行くと優しく教えてくださったり、先輩方も忙しいはずなのに優しく接してくださいました。普段の活動でも、資料作りに苦戦していたらアドバイスをくださり、皆が仲良くなれるように話しかけていただいたり、先輩方にたくさん助けられました。

今、私は生徒会長として一人ひとりを気にかけて全体を把握することや、逆算して計画を立てて実践することの難しさを感じています。失敗やメンバーに迷惑をかける度に先輩はやはりすごかったな、と感じています。先輩方のように、優しく視野の広い人になれるように頑張っていきたいと思います。

青梅総合高校で先輩方と過ごした二年間はかけがえのない思い出でいっぱいです。そろそろ、本当にお別れの時間が近づいてきました。先輩とすれ違って挨拶をした廊下、先輩とたくさん会話をした部屋、学校のために力を合わせて活動した生徒会室、色々な場所で先輩方との思い出が蘇ります。何気ない小さな日常が私にとってかけがえのない思い出であり心の支えです。もっと私から話しかけていればよかった、感謝をもっと伝えたかったなど後悔もたくさんあります。ですが、それよりも先輩方の後輩で幸せでした。私たちにたくさんのことを与えてくださりありがとうございました。先輩方が私たちの味方でいてくださったように、私たちも何があっても先輩方の味方でありたいと思います。明日から先輩の姿を青総で見かけることがなくなると思うと、たまらなく不安で胸が締め付けられるような苦しさを感じます。それでも先輩方と過ごした日々を思い返していきたいと思います。そして、今度は私たちが前を向き、青総が温かく楽しい学校であり続けるように、在校生一同手を取り合って精進していきます。先輩方が作り出した青総を絶対に守ります。先輩方には安心してそれぞれの道を歩んでいってほしいと願っています。私たちは先輩方が進む道を応援しています。18期、先輩方のご健康と益々のご活躍を心よりお祈り申し上げ、送辞とさせていただきます。

 

令和8年3月13日 

在校生代表 大野 優樹