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2026/03/13 イベント
卒業証書授与式 答辞

答 辞
頬を伝わる風が和らぎ、日ごとに春の訪れを感じる今日、私たち18期生は卒業の日を迎えました。本日は、ご多忙の中、ご臨席を賜りました校長先生をはじめ、諸先生方、保護者の皆様、ご来賓の皆様、在校生の皆さんに卒業生一同心より感謝申し上げます。
真新しい制服に身を包み、期待と不安とともに、青梅総合高校の門をくぐったあの日から早くも三年の月日が経ちました。自分のクラスを探しながら初めて見た知らない名前たち。教室で、行事で、部活で、三年間の高校生活で何度も呼んだ今、一生忘れられないものとなりました。私は先日まで入学したことが昨日のことのように感じるほど卒業する実感が湧いていませんでした。しかし、今この舞台に立ち、三年間ともに過ごした仲間の顔を見ていると青総で過ごしたたくさんの思い出が鮮明に蘇ってきます。
入学したばかりのころは、青総入門書を握りしめながらこの広い校舎に戸惑いを感じていました。出会って数日、まだ話したこともないクラスメイトとくじ引きで決まった班で校内見学を行いました。教室への戻り方を忘れ、迷子になった班もありました。高校生になった実感もないまま始まった日々でしたが、その一歩一歩が三年間のすべての始まりでした。クラスの仲が打ち解けてきたころに行われたフレッシュマンキャンプ。コロナ禍の影響で宿泊行事とはなりませんでしたが、一日でもクラスメイトとの距離をぐっと縮めることができました。沈黙の中作ったバースデーライン、八人のモデルで作成した時間割、山頂から見た景色、お昼に食べたカレー、イノシシのぬいぐるみを買っていたクラスメイト。どれも忘れることのできないクラスで最初の思い出となりました。
部活動に入り、他クラスの友達や先輩方との関わりが増えました。高校生活が動き始める中で、それぞれが部活動を通じて新たな出会いを見つけ、仲間とともに目標に向かって努力する日々が始まっていきました。
二年生になり、ついに私たちにも後輩ができました。部活動や委員会活動においてこれまで以上に責任ある立場を任されることもありました。そんな中迎えた修学旅行は、私たちにとって最も印象に残っている思い出の一つです。コロナ禍で途絶えていた海外修学旅行を五年ぶりに実施することができました。海外への不安を抱えて出発した修学旅行は仲間と過ごす時間の中でも忘れられない思い出へと変わっていきました。出発が一時間遅れだったこと、現地の大学生との台湾観光、ホテルで食べたカップラーメンの味、夜遅くまで語り合ったこと。語りつくせないほど濃い五日間でした。
また、私の高校生活がより充実していたのは生徒会活動が大きく関係しています。生徒会の仕事は楽しいことばかりではなく、時には辛く、挫折しかけたことも多くありました。しかし、行事に携わってくださった先生方のサポートや、行事のたびに「頑張ってね」や「楽しかったよ」、「お疲れ様」と声をかけてくれた友人。何より行事を楽しむ全校生徒の笑顔が私の生徒会活動のやりがいとなっていました。そして、ともにいくつもの困難を乗り越えた仲間がいたからこそ最後まで走りきることができました。本当にありがとう。
在校生の皆さん。皆さんにとって私たち18期生はどのような存在だったでしょうか。今まで様々な場面でたくさんサポートしてくださりありがとうございました。高校三年間はあっという間です。どうか一日一分一秒を大切に、たくさん青春してください。その中で皆さんは様々な困難に直面することがあると思います。しかし、皆さんは一人ではありません。周りには寄り添ってくれる人がたくさんいることを忘れないでください。皆さんの個性を生かしながら、青梅総合高校の伝統を引き継いでいってください。
18年間、誰よりも強い味方で背中を押し続けてくれた家族。まだ大人になり切れない私たちは八つ当たりをしてしまったり、困らせてしまったりしたことが多くあったと思います。それでも毎日美味しいご飯を作ってくれたり、相談に乗ってくれたりと本当に大きな力になってくださいました。本当にありがとうございました。これから先もまだまだお世話になると思いますが、しっかり親孝行ができるよう新たな道で努力し続けます。
そして三年間温かく時には厳しく指導してくださった先生方。個性の強い18期生を支えてくださることはとても大変だったと思います。進路や普段の授業で親身に寄り添ってくれた先生。気が緩んでいたら、心を鬼にして叱ってくれた先生。私たちがここまで来ることができたのは紛れもなく、先生方のおかげです。三年間本当にありがとうございました。
最後に18期のみんな。三年間本当にありがとう。明日もまだ青総での生活が続いているような気がしています。朝登校すれば廊下で「おはよう」と挨拶を交わし、教室で他愛もない会話で笑い合っているみんなの姿が目に浮かびます。昼休みになれば、購買に向かって走っていく人がいたり、机をくっつけてお弁当を食べたり、授業に遅れないよう学校内をダッシュしてみたり。そんな何気ない日常がもうなくなってしまうと思うと寂しい気持ちでいっぱいです。みんなともっと青春していたいというのが正直な気持ちです。しかし、私たちは前に進まなければなりません。青梅総合高校での思い出や学んだこと全てを糧に、四月から新たな道で自分らしく悔いのない人生を歩んでいきます。
最後になりましたが、これまで私たちを支えてくださったすべての方に改めて深く御礼申し上げますとともに、青梅総合高校の今後の益々の発展を祈念し、答辞とさせていただきます。
令和8年3月13日
卒業生代表 大越 桃娃