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東京都立荻窪高等学校 定時制

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進路指導・支援

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進路指導・支援

本校の令和5(2023)年度の決定率は72.4%でした。昨年度(R4年度)の77.9%より5.5ポイントを下げ、それ以前の5年間は約80%で推移していたことを踏まえますと、課題が残る結果となりました。過日のコロナの影響など、理由は様々に考えられますが、本校の進路指導の課題解決の方法として、今年度(R6)からは、「早い段階における進路意識の醸成」に重点をおいて取り組んでおります。具体的には、①インターンシップの拡充 ②スタディサプリの導入による、幅広い学習レベルへの対応 ③校内で行われる分野別進路ガイダンス(※大学・専門学校・企業との連携による講演)を、卒業年次のみならず、2年次からの参加をスタートさせたこと、③校外のオープンキャンパス(※「進路フェア」)に、学習の一環として全年次参加での開催を決めております。※保護者の方々も参加可能

学習指導要領改訂により、2022年度より高等学校においても「総合的な探究の時間」が本格スタートしました。荻窪高校でも、キャリア教育の策定にあたり、1年次から卒業年次までの間に「自己理解」「他者との協働」「社会と職業」という、年次ごとのステップを踏んだアクション・テーマを設定いたしました。本校には多様な生徒が入学します。本校卒業後には、自らの強みを生かし、他者と協働しながら社会の中で自らキャリアを築くことができる力の育成を目指しています。本校独自に構成された進路ガイダンス・シートと、進路行事のワークを蓄積するための「進路ファイル」を活用して、生徒自らが、進路目標を設定し、活動し、進路実現ができるように指導しています。

1年次では「自分を知る」をテーマに、多様な体験学習を通じて自己理解を深めます。
2年次では「他者との協働」をテーマに、仲間との協働を意識した職業研究を実施し、進路目標決定を目指します。
3年次から4年次にかけては「社会と職業」をテーマに、就職・進学について具体的な取り組みを進めます。就職については、面接指導や履歴書指導など、ハローワークと連携しながらきめ細かく指導します。進学に関しては「総合型選抜」「学校推薦型選抜」に対応するための面接・論文指導も行っています。
さらに卒業後の社会人としての一般常識やマナー、社会に通用する判断力が身につくように指導しています。

本校は、4年間に渡る指導期間でじっくり力をつけていくことで、全員の希望に叶う進路実現を目指し、生徒一人ひとりの進路活動をサポートしています。