都市園芸科 最近の話題
2022/08/01
都市園芸科で取り組んだいろいろな活動を紹介します。
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令和5年度 とうきょうの農家で学ぼうツアーに参加しました
令和5年12月27日(水)に、2年生3名、1年生5名の生徒が東京都農林水産振興財団主催の「とうきょうと農家で学ぼうツアー」に参加しました。立川市の株式会社あみちゃん ファーム(網野信一氏)で、エディブルフラワー栽培やイチゴや葉物野菜の養液栽培などの圃場見学、ハウス内でのイチゴの摘果実習を行いました。この見学で興味を持った生徒は、将来の東京農業への就農意欲が高まりました。
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6月~9月に実施される都市園芸科の活動
Twitterやホームページで報告する予定です。ぜひご確認ください。
予定される授業や活動
〇調布市環境フェア 6月17日(土) 調布市駅前で販売など
〇東京都学校農業クラブ連盟 平板測量競技会全国大会予選会 6月18日(日)
〇府中市郷土の森観光物産館での生産物販売 7月29日(土)
〇東京農工大学との連携授業 7~8月 稲の調査方法、東京農工大学農場見学
〇東京農工大学との連携授業 9月 細胞融合と遺伝子組み換え
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令和5年都市園芸科の活動報告1 3月~6月中旬
オーストラリアでの海外研修に参加しました
東京都専門高校生海外派遣研修に都市園芸科2年2名、緑地計画科2年1名の生徒が応募し、書類選考で合格して3月15日から8日間の研修に参加しました。循環型経済やアボカド農場の視察、現地の学生との交流で、調べた循環型農業の発表を英語で行いました。
とうきょうの農家で学ぼうツアーに参加しました
3月27日(月)に、3年生1名、2年生1名の生徒が東京都農林水産振興財団主催の「とうきょうと農家で学ぼうツアー」に参加しました。小平市のにごりや農園(小野義雄氏)で、トマトの水耕栽培やウド栽培などの圃場見学、ハウス内での夏野菜の鉢上げ実習を行いました。この見学でウド栽培に興味を持った生徒が4月からウドを栽培しています。
早稲田大学との連携研究
早稲田大学理工学術院先進理工学部生命医科学科と連携して、「大豆栽培と大豆の根から放線菌を分離する研究」を3月から行っています。早稲田大学から教授と大学院生が月に2~3回来校し、都市園芸科3年2名と食品科学科3年2名を指導している。赤土や腐葉土、黒土など土壌を変えて栽培し、どのような放線菌が分離できるか研究しています。研究の結果は「ジュニア農芸化学会」への発表を考えています。
フラワーショップ京王での就業体験
4月12日(水)に、3年生1名が本校卒業生の働く「フラワーショップ京王つつじヶ丘店」にて、インターンシップを実施しました。来客者への応対やブーケ作りを体験しました。作ったブーケは店頭で販売しました。
調布市の神代農場でタケノコ掘りと田植え
4月14日(金)に、2年生がタケノコ掘りとシイタケの菌打ちの実習をしました。
5月30日(火)に、1年生が神代農場の見学とイネの田植えを行いました。
フラワー&ガーデンショウ横浜2023で学生特別賞を受賞しました
5月11日(木)~14日(日)に行われたフラワー&ガーデンショウ横浜2023のガーデニングコンテスト(コンテナガーデン部門)に出展し、2年生2名の作品が学生特別賞を受賞しました。
タイトルは『薫風にのせて』です。コンテナの紹介文は『初夏に吹き渡る穏やかな風「薫風」をモチーフにした、爽やかカラーの寄せ植えです。緑と花の香りをあなたに!』です。
小学校へゴーヤ苗を植栽しました
5月16日(火)に1年生4名が府中市立第一小学校を訪ね、府中で環境活動している府中PFSと一緒にゴーヤ苗を植栽しました。令和4年度より府中市との連携活動の一環で、幼稚園、小・中学校の校庭に植栽するゴーヤ苗を栽培しています。また、6月4日(日)に行われた府中市環境まつりで無料配布したゴーヤ苗も本校で栽培したものです。
都庁前の都民広場で花壇植栽をしました
5月31日(水)に、都庁第一本庁舎前の都民広場花壇に3年生11名が植栽しました。植栽した植物は3月下旬から種まきをして栽培したもので、生徒がデザインしたものから1作品を選び、植栽しました。
2年課題研究の授業で現場見学を実施しました
2年生の科目「課題研究」の授業で、府中市駅周辺の「吉垣生花店」と「府中特産品直売所」を見学しました。吉垣生花店では、花を扱う仕事内容や生花の価格などの説明をしてもらいました。府中特産品直売所では、野菜の販売調整方法や価格について調査しました。
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園芸部の生徒が、「府中市郷土の森 夏のフェスタ」に参加し生産品を販売しました。
令和4年(2022年)7月30日(土曜日)、「府中市郷土の森 夏のフェスタ」に参加して、農業高校で生産した各種商品を販売しました。
ジャガイモ5品種、長ナス、黒ナス、ナシ、モモ、オクラ、マクワウリ、食品科学科製造の緑茶、野菜苗などを販売しました。
午後1時半から3時までの短い時間でしたが、多くのお客様にご購入していただきました。
今回は初めての取り組みとして、本来は廃棄処分する老化した野菜苗を園芸部の生徒が再利用しました。その野菜苗を盆栽風に仕立てた鉢植え(盆野菜®)として販売しました。残念ながら商品としてはそれほど売れませんでしたが、今後改良を重ねられればと思います。
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都市園芸科1年全員が、農工大の先生から稲に関しての講習を受講しました。
令和4年(2022年)7月29日(金曜日)に、東京農工大学広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センターフィールドミュージアム元町(府中市元町)で、稲の栽培圃場の見学、稲の調査、水田の管理実習を実施しました。当日は、農工大の先生から直接お話をうかがいました。
青空の下、午前中、農業高校の農場から徒歩で農工大の水田へ移動しました。
これから、稲の植栽密度と品種による生育差の調査を行うところです。草丈の測定の仕方や、茎数の数え方、葉緑素計での測定方法について農工大の先生から教わっているところです。
実際に水田の中に入って、稲の測定をみんなで分担して行いました。
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わさびサミットに都市園芸科生徒が参加しました
7月23日三鷹市主催の「わさびサミット」で、3年生が課題研究で取り組んでいる「わさびの組織培養」について発表しました。
※本校では「三鷹大沢わさび」を神代農場の湧き水で栽培しながら、組織培養で増殖する取り組みをしています。このわさびは、江戸時代に食材として流通していた当時のままのDNAの特徴が残る、とても貴重な在来種です。
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