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2025/04/30 校長室から
令和7年3月卒業生の進路状況について
第25代校長 並川 直人です。(令和6年4月1日着任) 2年目もどうぞよろしくお願いいたします。
インスタグラムでも情報発信中です!!
「校長室から」のページでは、生徒の活動や農業高校の四季折々の情報を発信してまいります。
東京都教育委員会公式 #だから都立高 都立農業高校 学校紹介動画
1 農業高校 特色編
2 農業高校 学校行事・部活動編
3 農業高校 施設紹介編
4 農業高校 入試・進路編
5 卒業生インタビュー 食品製造科(現 食品科学科)卒業 美虎(みゆ)オーナーシェフ 五十嵐さん
3年生の沖縄修学旅行
4月22日から25日まで、3泊4日の沖縄への修学旅行です。2日目夜から3日目は伊平屋島での民泊でした。伊平屋島は沖縄本島からフェリーで80分の場所にある島です。生徒は26の受入家庭に入り、一晩を過ごしました。マグロ丼や沖縄そばなど、家庭料理も味わいました。24日の体験活動ではサトウキビや大きな玉ねぎの収穫、魚をさばいたり沖縄菓子作りなどを行いました。島内観光では、「伊平屋ブルー」と称されるエメラルドグリーンの美しい海に感動したのではないでしょうか。
日本農業新聞に記事掲載されました
4月23日発行号の「首都圏」版にて、「スマート農業機器拡充」「授業すごく面白い」「最新気象センサーなど」のタイトルで、文部科学省の高等学校DX加速化推進事業で整備した機器を活用した、本校におけるスマート農業学習の取り組みや生徒の学校での学びについて紹介されました。
学校近隣事業者様とのコラボ活動
学校からケヤキ並木の右側を府中駅方面に向かうとすぐにある、お菓子とお惣菜のお店「la bond 様」と都市園芸科や果樹部の生徒が栽培した野菜や果樹などの提供を通してコラボレーションをしています。提供させていただいた生産品の料理などの紹介を(農業高校✕la bond通信)としてla bond 様のインスタグラムで紹介していただいています。



太陽光発電式の通信機を設置しました
電源のない屋外でも自立して稼働するソーラー式の長距離無線(LPWA)通信機を都市園芸科の生徒・先生の協力を得て設置しました。通信機を設置したことで、基地局(通信機)を経由してインターネットへ接続され、クラウドにデータを保存することで、いつでもどこでもスマートフォンやパソコンから閲覧、操作が行える仕組みとなっています。現在は東京うどのプロジェクトに取り組む生徒たちがこのシステムを利用しています。インターネットにつながるIoT製品により、生徒はスマホで容易に生育環境を知ることができ、授業や研究活動に活かすことができるスマート農業の実現を目指しています。
第80回入学式
4月8日に全日制課程第80回入学式を挙行し、農業科108名、家庭科70名、合計178名が東京都立農業高等学校に入学しました。また、食物科35名は本校入学にあわせて、厚生労働大臣指定の調理師養成施設に入所しました。
ニュース時事能力検定 特別賞をいただきました
6年間にわたり、ニュース時事能力検定試験に取り組み、生徒の時事力向上に寄与したとのことで、本校が特別賞をいただきました。
卒業生の進路状況について
令和7年3月12日に卒業した生徒の進路状況です。卒業生は164名でした。
農業科3科の進路状況です。学んだ事を活かした進学が多く、大学は農学系が圧倒的に多いです。専門学校は学んだ分野への進学です。就職も同様の傾向です。公務員のうち一人は国家三種で国土交通省に就職しました。
農業科全体の割合です。進学が68%、就職が28%でした。家庭学科の2学科の状況です。
服飾科は3年間学んだ専門性を活かした服飾系専門学校への進学が70%で、学校あっせんによる就職は1名のみでした。4年制大学への進学は服飾・ファッション系への進学となっています。
食物科の4年制大学進学者は、本校が調理師養成施設であり、養成施設としての教育内容を履修できれば、卒業と同時に調理師免許の申請ができる事から、栄養士や管理栄養士を目指した大学進学が主流です。専門学校は、製菓、洋菓子等を中心に調理技術をさらに極めたいという希望が強く出ています。民間就職ではホテルでの調理を含め、ほぼ全員が調理関係に就職しました。公務員の3名も調理関係というのが特徴です。
家庭科2学科及び5学科全体の進路状況です。いずれの学科も生徒の学習意欲を喚起し、第一志望を実現できるよう、担任・学科・進路指導部が連携して、3年間を見通した系統的な進路指導を行っています。本校教員及び外部講師による面接指導と論文指導の充実を図ったため、学校推薦型選抜・総合選抜型選抜での合格率は最終的に100%でした。就職では、第一志望の会社に合格できなかった生徒もおりましたが、最終的には進路決定率100%、第一志望実現率は97%でした。
雪景色
3月19日(水)は強い寒気の影響で朝からみぞれ交じりの雪が降り、農場や庭園、果樹園などはうっすらと雪に覆われました。
金融経済教育研究校
令和5年度と令和6年度の2年間、金融経済教育研究校として金融経済教育に関する研究や公民科における授業実践、教科等横断による公開授業などを積み重ねてきました。このたび研究校を終えるにあたり、3月18日(火)に東京都金融広報委員会より感謝状を頂戴いたしました。
笑顔と学びの体験プロジェクト
3月14日(金)、東京都教育委員会の「笑顔と学びのプロジェクト」の一環として、本校体育館において、和泉流宗家による「狂言鑑賞~聞いて、見て、やってみる」が実施されました。587年の伝統をもつ狂言の話を聞き、鑑賞することで日本の伝統芸能について理解を深め、伝統文化を継承することを目的としました。冒頭、狂言のお話として狂言の解説を聴き、狂言「盆山」、狂言「仏師」を鑑賞しました。 喜劇である狂言を生徒は楽しみながら鑑賞し、ワークショップでは実際にいくつかのセリフを発声する練習も行われました。お礼として、食品科学科生徒が実習で製造した、府中市産のオレンジを使用した「マーマレード」をお渡ししました。
埋蔵文化財調査の報告を聴きました
本校は校舎の建設・改築が予定されています。令和6年6月からグラウンドで埋蔵文化財(遺跡)の発掘調査が行われました。第1次調査が終わったタイミングで、3月14日(金)に1年生を対象に「歴史総合」の授業において、東京都埋蔵文化財センター調査研究部調査課の職員の方から講話をしていただきました。
今回は、校舎建設に伴う埋蔵文化財(遺跡)の発掘調査の概要、検出された遺構、出土した遺物、次回以降の調査で期待されること、古代の武蔵国府における都立農業高校地点などのお話を具体的な画像を交えて、わかりやすく解説していただきました。
2年生「公共」の学習成果発表会が行われました
3月14日(金)、1年間「公共」を学習してきたまとめとして、自己を振り返り、自らが主体となってよりよい社会を実現するのはどういうことか考察できるようになる。ことや生徒自らが興味をもった探究課題の成果物であるレポート発表を5学科同時に行うことで、他学科との交流も図りました。
小金井サクラの接ぎ木講習会
緑地計画科1年生を対象に接ぎ木講習会が行われ、名勝小金井桜の会の方々を講師にお迎えし、生徒はサクラの接ぎ木に挑戦しました。毎年、1年生を対象に実施しており、技術の継承も行っていきます。
接ぎ木から育てて、植樹できる段階になりましたら、緑地計画科の生徒が玉川上水沿いに小金井サクラの植樹をします。3枚の画像は令和7年2月に緑地計画科2年生が植樹したものです。
農業クラブ全国大会西関東大会に向けて
3月14日(金)、令和6年10月に岩手県で開催された第75回大会の視察報告会を農業科1・2年生を対象に実施しました。プロジェクト発表会の実際のようすを動画で紹介するとともに、視察した生徒実行委員長(緑地計画科2年生)、副委員長(都市園芸科、食品科学科2年生)から視察報告をしました。令和7年10月に府中市で開催される全国大会西関東大会の運営を本校生徒が担います。大会への関りを理解し機運を高める機会となりました。
令和6年度全日制課程第77回卒業式を挙行いたしました
3月12日(水)、農業科(都市園芸科、緑地計画科、食品科学科)96名、家庭科(服飾科、食物科)68名、合計164名が農業高校を巣立っていきました。
会場装飾や式場(体育館)までの通路には都市園芸科(定時制食品化学科)の生徒が育てた草花で飾られました。卒業生と来賓等の胸花としてコサージュを都市園芸科の2年生が作製してくれました。
正門を入ったところには、「投げ入れ」とか「投げ込み」とも呼ばれる方法で、校内で緑地計画科や都市園芸科の生徒が手入れしている樹木や神代農場の樹木を使って、緑地計画科の2年生と造園部の生徒が中心となって制作してくれました。
卒業式後は、フォトスポットとしてたいへんにぎわっておりました。
アップサイクルプロジェクトに取り組みました
府中市市制70周年の掲示物を使用した「アップサイクルプロジェクト」に賛同したのは服飾科の1・2年生8名。周年を祝う華やかな服がいい!と、市内に掲示されていたフラッグや、のぼり旗、柱バナーを使用し、ワンピースやスカート、帽子など製作しました! これらの作品は今後、3/20、3/23けやき並木通りイベントにてブース出展(政策経営部政策課)された後、市役所の4階ディスプレイに展示予定です。 #アップサイクルプロジェクト
広報ふちゅう 3月15日号(11面)でも服飾科の取り組みとして紹介していただきました。
外部リンク 府中市市政施行70周年のページへ
作品の一部は府中市役所(おもや)4階のロビーにて展示されています。
食物科生徒を対象にした講演会を実施しました
ミシュランガイド東京で16年連続三つ星を獲得している日本料理「神楽坂 石かわ」の店主、石川様にお越しいただき、講演会を実施しました。「飲食業界は夢がある」との題で、石川様がこれまでに取り組まれてきたことをはじめ、若い料理人を育てる中で、料理の世界を目指していくために必要なヒントを多くいただきました。多彩な店舗を経営されているので、経営という視点も大きな学びとなりました。
日本農業技術検定 2級優秀団体賞を受賞しました
農業科の生徒が学んだ事の理解や定着度合い等を得る客観的評価として、日本農業技術検定の3級、2級に挑戦しています。このたび、2級において、「一定以上の受験者がある実施団体で、合格率が一定以上の団体」に対する成績優秀団体として認定され、日本農業技術検定協会から表彰されました。
学力検査(第一次募集)の合格発表を行いました
3月3日(月)にインターネットと本校での掲示により合格者の発表を行いました。
服飾科でのデータサイエンス特別講座を実施しました
2月19日、服飾科2年生を対象に、高大連携の締結をさせていただいている杉野服飾大学より特任講師の先生にお越しいただき、データサイエンスの基礎を理解するため、具体的な例をもとにしてお話していただきました。アパレル業界などで取り入れられている手法も理解することができました。単なるものづくりだけではなく、どう販売戦略を立て、消費者に届けていくかを知るよい機会となったと思います。また、AIの今後の展望にも触れていただきました。
5学科代表生徒による合同課題研究発表会を開催しました
科目「課題研究」は生徒一人ひとりが農業や家庭に関する諸課題や進路に応じた課題を自ら見出し、これまでに学んだ農業や家庭に関する各科目や自身の経験を基に課題解決に向けて自発的に創造的及び発展的に取り組む科目です。3年生は興味・関心、進路希望等に応じて、調査、研究、実験、作品制作等、産業現場における実習、職業資格の取得などに取り組んできました。この日は5学科の課題研究発表会で発表された中で、各学科を代表する3年生が全校生徒の前で発表しました。
「農場の生態調査」(都市園芸科)、「造園技能士2級&カードゲーム「木NO」制作」(緑地計画科)、「乳アレルギーの人でも食べることができるチーズの製造」・「生分解性のラップ製造」(食品科学科)、「スモッキングについて」・「一目でわかる衣装にするにはどうするか」・「袖コンシャス、盛り袖」(服飾科)、「全国高等学校家庭科食物調理技術検定1級を受けて」(食物科)
また、プロジェクト研究の発表として、「東京うどの安全で簡単な栽培を目指して~半地下栽培と地下栽培~」(都市園芸科 3年、2年)の発表も行われました。
指導講評として、東京農工大学農学部 生物生産学科 准教授の先生より1つ1つの発表について、丁寧にご指導と今後の研究への取り組み方についてのご助言をいただきました。
金融経済教育公開授業を実施しました
2月7日(金)、家庭科教諭と公民科主幹教諭による「~お金の選択肢を身に付け、よりよい人生を生きよう~」をテーマに授業を行いました。当日の授業の様子については、東京都金融広報委員会のホームページに掲載がございますので、ご覧ください。
祝 第2回ご当地おむす美大賞 予選・第1次審査通過
食物科2年生の作品「ねぎま鍋の恵みおむす美」が通過50作品に選ばれました。東京都からは唯一の1次通過です。2月に開催される2次審査に進出します。
推薦に基づく選抜を実施しました
1月26日(日)と27日(月)の2日間で、作文と面接による検査を実施しました。
1月31日(金)に農業科42名(都市園芸科、食品科学科、緑地計画科各14名)、家庭科20名(服飾科、食物科各10名)の合格者を発表しました。
祝 造園部 令和6年度東京都教育委員会児童・生徒等表彰の表彰式が行われました
東京都教育委員会は、心豊かな児童・生徒等を育成することをねらいとして、善行や優れた活動を行った公立学校に在学する児童・生徒等を表彰し、広くこれを顕彰しています。この度、造園部の活動が表彰基準(3)の環境美化活動や福祉活動、伝統・文化の継承活動、奉仕活動、地域社会における活動等を継続的に実践するなど、社会の一員として社会のために貢献しようとした者として認められ、団体として受賞が決定しました。認められた活動内容は、「国の天然記念物に指定されている府中市の馬場大門のケヤキ並木の保存と継承に関する研究と実践を平成27年から実施し、苗木の繁殖、植樹などを継続的に行った。」ことです。
表彰式は2月8日(土)の午後に都庁第一本庁舎5階 大会議場にて行われました。造園部を代表して、緑地計画科3年生が表彰状を受け取りました。
NHKテレビへの出演
令和7年1月21日(火)関東地区ローカル NHK総合「首都圏ネットワーク」の番組において、18時50分にふるさと府中歴史館からの中継生放送が行われました。造園部9人の生徒が出演し、「(府中市)シンボルのケヤキを継承」として国天然記念物のケヤキを保護・育成するプロジェクトについて紹介しました。
都市園芸科生徒栽培のダイコンを利用した総菜の販売
不耕起栽培のダイコンを活用した総菜販売が、1月14日より1週間~10日くらい(ダイコンがなくなるまで)、丹波若どりと 大根の旨煮(1個 648円)として、日本橋高島屋の本館地下1階の「京料理 美濃吉」で販売されています。無農薬で丁寧に育てた不耕起栽培のダイコンが美濃吉様の技で旨味が染み込み絶品の味わいに仕上がりました。
東京都エコ農産物認証の更新が許可されました
東京都エコ農産物認証要綱に基づき、以下の内容で東京都知事より認証を受けました。
1 認証農産物及び生産ほ場
・認証農産物
‥‥ナシ、ブドウ、カキ、茶
‥‥トマト(養液栽培)、促成長期(施設)
‥‥エダマメ早熟・普通、オクラ普通、キュウリ早熟・普通、ナス早熟、トマト早熟・普通、ミニトマト早熟・普通、シシトウ普通、ネギ春まき、ダイコン夏まき・秋まき、ハクサイ秋まき、ブロッコリー夏まき、サトイモ普通
・生産ほ場 学校所在地の府中市寿町1-10-2 4か所の生産ほ場
・認証期間‥‥2025年1月1日から2029年12月31日まで
エコ認証制度について(外部リンク)
気象センサーを農場に設置しました
文部科学省 令和6年度高等学校 DX 加速化推進事業(DX ハイスクール)で、スマート農業に関する学習を充実させるための機器として、多機能の気象センサーを農場に設置しました。今回は緑地計画科と食品科学科の1年生が学ぶ、科目「農業と環境」で使用している圃場に設置しました。
気温、湿度、降雨量、照度、気圧、風速、風向を測定し、センサーから通信機を介してクラウド上にデータが集められ、アプリで見える化されます。これまでの農業は「勘と経験」が重視されてきました。農業の先端産業化や人材の高齢化や担い手不足問題を解決するには、農業デジタル人材の育成が欠かせません。「データに基づく精密農業(データ駆動型農業)」に対応するためにも、気象センサーから得られるデータを活用して栽培管理や収穫予測などに活かす農業教育に取り組みます。
1月9日には都市園芸科の圃場(野菜圃場と果樹圃場)に2台設置しました。今後は調布市にある神代農場にも設置を進め、農業科におけるデータサイエンス教育を充実させていきます。
都庁食堂で都市園芸科生徒が栽培した野菜が使われました
都庁第二本庁舎の食堂において、12月19日(木)はキャベツと人参の味噌汁として人参5kgを、20日(金)には、大根とネギの味噌汁として、大根5kgとネギ5kgwを提供し、のべ1261名の方に召し上がっていただきました。この企画はエームサービス様と本校のコラボによる地域連携✕農業支援✕SDGsの食堂イベントとして実施されました。
祝 第68回全国学芸サイエンスコンクールで学校奨励賞を受賞しました
旺文社主催、文部科学省・環境省・こども家庭庁後援のサイエンスコンクールに応募しておりました。全国より73,618点の応募があり、厳正なる審議の結果、高校生の部 学校奨励賞に入賞したことの報告をいただきました。令和7年度1学期の始業式で表彰いたしました。
地域貢献活動として花壇の植栽を行いました
都市園芸科2年生が、自ら育てた花壇材料を用いて、12月9日と10日の両日、科目「草花」の授業において、多くの生徒の通学路でもある武蔵府中郵便局様の花壇スペースをご提供いただき、草花の植栽実習を行いました。
武蔵府中郵便局の職員の皆さまが植栽の様子を掲示板で紹介してくださいました。
名勝小金井(サクラ)名勝指定100周年記念式典で緑地計画科3年生が発表しました
令和6年12月8日(日)に開催された式典において、緑地計画科生徒がこれまで小金井桜復活に向けて、小金井市、名勝小金井桜の会の皆さまと一緒に取り組んできた活動について、記念式典において発表しました。「100年後の未来へ」と題して、令和5年に連携協定を小金井市、名勝小金井桜の会、都立農業高校とで締結し、ヤマザクラの苗木を接ぎ木によって作り、令和6年の3月には玉川上水に植えることができた、一連の活動報告を行いました。また、記念式典においてはこれまで先輩から後輩に引き継がれながら小金井桜の保護・活用に尽力したことに対して、小金井市の白井 亨 市長様から功労賞の表彰をしていただきました。
関連リンク(小金井市 名勝小金井(サクラ))のサイトへ
12月10日発行の読売新聞 武蔵野版に「高校生が保全活動継承」のタイトルで活動のようすが掲載されました。
広報 ふちゅうで本校の活動が紹介されました
令和6年12月1日発行号の広報 ふちゅうで、馬場大門のケヤキ並木国天然記念物指定100周年の記事が掲載されました。その中の保全のための取組として、本校が関わっている保護更新プロジェクトに関する活動が紹介されました。また、緑地計画科3年生のインタビュー記事も掲載されています。
外部リンク 広報 ふちゅう(PDFファイル)
馬場大門のケヤキ並木国天然記念物指定100周年 特別展 12月2日から6日 フォーリス 光と風の広場
12月8日 講演会 市民活動センタープラッツ バルトホールにて生徒がこれまでの活動報告を行いました。保護・更新プロジェクトへの貢献が認められ、高野 律雄 市長様より感謝状をいただきました。
12月10日発行の毎日新聞 東京版にて「並木に移植する活動をした都立農業高校の生徒が取り組みを報告」と記事が掲載されました。
インドネシアから来日中の先生が本校を訪問されました
外務省の招へい事業(「戦略的実務者招へいプログラム」)により来日中のインドネシア各地のイスラム学校の先生6名が、12月4日の午後、本校にお越しになりました。本事業は、異文化・宗教間交流及び教育交流を通じ、二国間の相互理解を増進することを目的として行われるものです。本校訪問は、農業教育に関する事を主目的とされていましたので、農業高校における農業教育や農場を御案内するなどして、意見交換も行いました。特に野菜栽培や果樹栽培、本校がこれから重視しているセンシング機器を活用したスマート農業に関心を示していました。
調布市と連携した深大寺・佐須地域の「神代農場における湧水散策」イベントが開催されました。
神代農場は学校のある府中市から直線距離で7kmほど離れた、調布市深大寺南町にあります。本校と調布市は平成20年8月に自然環境の保全・保護や環境に対する市民等への啓発活動を連携して推進するため、相互連携基本協定を締結しています。今回は深大寺・佐須地域を流れる農業用水路の源流地であり、貴重な自然環境が残る本校神代農場内の湧水散策・見学イベントが調布市主催で開催されました。所管の環境部環境政策課としての目的は、次代を担う市内在住等の小・中学生が、豊富な湧水の存する深大寺・佐須地域にある神代農場内の自然環境について、楽しみながらその貴重さを学び、この貴重な環境資源を後世に継承していくための保全意識の向上を図る機会としています。児童と保護者を中心に27名の方にご参加いただきました。本校教諭と神代農場部(部活動)の生徒が、農場内の各ポイントでの説明をいたしました。
神代農場は武蔵野台地が多摩川によって長い年月をかけて削り取られた国分寺崖線の段丘部分にあり、台地の崖の前面から豊富な湧水が湧出しています。年間を通して変わらぬ水温と豊富な湧水を利用して、ワサビの栽培やニジマス、イワナなどの養殖を行っています。水田では生徒が田植えから収穫までを学びながら糯米の栽培も行っております。
農場内には10万年前の地層が見られる場所や里山の豊かな植生が形成されています。数々の山野草も群生しており、4月にはカタクリの花も鮮やかに咲きます。
祝 食物科 第3回高校生レシピコンテスト「雪の下野菜」東日本の最優秀賞になりました。
11月24日に開催された二次審査において食物科2年生のチームが最優秀となりました。東日本代表として1月中旬に中富良野町(北海道)で開催される最終審査に臨み、西日本最優秀のチームと頂上決戦を行います。
FUCHU ART PARADE(フチュウ アート パレード)に参加しました。
11月24日(日)の午前11時からケヤキ並木通りで開催されました。
都市園芸科はミニマルシェとして出店し、都立農業高校生が栽培した野菜、果物、草花を販売しました。
服飾科は11時から30分程度、ステージにてファッションショーを行いました。3年生が11月2日・3日に開催された「農高祭」でファッションショーを行いました。4月に自分たちで衣装のデザインを考えるところから始め、グループのテーマに応じた製作まで一貫して行いました。アートパレードのお越しの皆さまやぶらっとお立ち寄りいただいた皆さんにも楽しんでいただけとと思います。
令和7年10月開催 農業クラブ全国大会西関東大会のカウントダウンボード
生徒玄関に設置されました。
西関東大会は山梨県・神奈川県・東京都の3都県合同開催です。東京都は都立農業高校がプロジェクト発表会を担当します。農業科(都市園芸科、緑地計画科、食品科学科)の生徒が中心となって生徒実行委員会を組織して準備にあたります。また、家庭学科(服飾科、食物科)の生徒も大会に協力します。 西関東大会ホームページはこちらです。
大会ポスター 大会シンボルマーク 大会マスコットキャラクター ほろすけ
祝 都市園芸科 第52回毎日農業記録賞で入選しました
都市園芸科3年生3名が高校生部門に応募しておりましたが、「入選」しました。
祝 食物科 第3回高校生レシピコンテスト「雪の下野菜」の一次審査を突破しました
今回のテーマは、中富良野町(北海道)の雪の下野菜を使用したワンハンドフードです。11月24日に第二次審査が行われます。
祝 食物科 江戸東京野菜 都内高校生料理コンテスト2024 で特別賞を受賞しました。
既に優秀作品には選ばれておりましたが、10月26日に実技審査が行われました。結果、食物科1年生の「にんじんパイ」が特別賞に選ばれました。
第22回日比谷公園ガーデニングショーが開催されました。
都立日比谷公園にて10月19日(土)から27日(日)まで開催されました。都市園芸科生徒はハンギングバスケット部門に10作品、緑地計画科の生徒はガーデン部門に作品を出しています。第一花壇とその周辺に作品が展示されました。また、10月27日(日)の14:00から 都立農業高校生が育てた花苗の配布を行いました。 公式サイトでの御案内はこちら
都市園芸科3年生作品 作品テーマ「ひだまり」 「涼風と陽光」
「秋晴れ」 「星月夜」 「逢魔時」 「お月見の後始末」
「明月」 「花火」 「銀河」 「秋をとじこめる」
緑地計画科3年生作品「ねころじぃ」 タマがミーちゃんを優雅に誘うためにお茶会を開き、ミーちゃんの気を引きたいと考え、茶室と茶庭(露地)が必要だということになりました。裏側のネコもポイントですね。
祝 服飾科 トンボ1129デザインコンクール受賞
服飾科1年生が応募し、優秀賞を受賞しました。
祝 食物科 江戸東京野菜 都内高校生料理コンテスト2024 優秀作品に選ばれました
食物科1年生が応募し、優秀8作品の1つに選ばれました。10月14日に開催される本選の実技審査(調理とプレゼンテーション)に臨みます。今年のお題は「馬込三寸ニンジン」です。
祝 食物科 全国高校生食育王選手権で準食育王に選ばれました
9月29日に福井県で開催された第18回の選手権大会に食物科2年生3名「チーム名:プリン」が出場し、第18代準食育王に選ばれ、福井県知事から表彰をされました。
祝 服飾科 高校生ファッションデザイン画コンテスト2024で大賞を受賞しました
文化服装学院主催「高校生ファッションデザイン画コンテスト2024」の審査結果が発表され、本校服飾科2年生の作品が大賞を受賞しました。
外部リンク 文化服装学院デザイン画コンテスト2024
9月21日に学校見学会と体験入学を実施しました
学校見学会として授業見学を3時間分、その後全体会を開催しました。午後は体験入学を実施しました。
授業見学では掲載した画像のように、都市園芸科3年生「果樹応用」の授業では、ブドウの収穫と出荷調整、服飾科3年生「ファッションデザイン」は、PCのCADを使って型紙の作成、食物科1年生「調理実習」では、フィナンシェとクレームブリュレの製造、緑地計画科3年生「課題研究」の卒業庭園制作などを御覧いただきました。
午後の体験入学では、都市園芸科は果樹(かんきつ、ブドウ、梨)の収穫体験とフラワーアレンジメントの制作、緑地計画科は製図について、ロープワーク、ケヤキの寄せ植え、食品科学科はチョークビーズとロールパン製造、服飾科はバネぐちのポーチ、コラージュ、食物科はカルツォーネ(包み焼きピッツァ)の体験をしていただきました。次回は10月19日(土)に学校説明会と第2回体験入学を予定しております。
アメリカ・ハワイ州ハワイ島の学校と海外友好校の締結を行いました
8月27日(火)アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ郡(島)を訪問し、公立のチャータースクール、West Hawaiian Explorations Academy(WHEA)の理事長(校長)と私とで友好校の覚書に署名し、友好校の締結を行いました。
WHEAはエリソン・オニヅカ・コナ国際空港(コナ空港)から車で5分程度のハワイ海洋科学技術パーク内にあり、海にも近い場所に学校があります。中学生~高校生に相当する6年生から12年生までの生徒280名が学んでいます。校名にもあるとおり、探究や課題解決型の学習を重視しており、本校の教育とも多くの共通項があります。WHEAの理事長、副理事長や先生方と懇談し、両校の今後の交流を共同プロジェクト研究から開始することにしました。
海に近い立地を生かして、海水や海洋深層水を使った研究、サメの泳ぐプール、持続可能な農業のための活動として、アクアポニックスの研究など、生徒が主体的に取り組んでいました。教室というイメージではなく、ほとんどが屋外のテントの中で授業が行われています。新年度がスタートしたところなので、畑での栽培準備や先生と相談しながらプロジェクトを開始する様子を見学できました。
テレビ朝日 日曜マイチョイス 「今すぐやりたい! 大人のプチバイトSP」
9月8日(日)午後4時30分から放送された番組で、タレント・俳優のモト冬樹さんが、8月に本校のグラウンドで行われている「遺跡発掘」の現場にお越しになり、遺跡発掘のアルバイト体験をされた様子が放送されました。私は撮影中の様子を少し拝見し、休憩時間には食品科学科の生徒が製造した「マーマレード」をお届けさせていただきました。番組中では、「東京都立農業高等学校」「創立115年の伝統校」のテロップや正門の学校名の看板なども放映していただきました。
日本経済新聞 朝刊 教育のあす《自然が先生》に掲載されました
9月2日(月)発行号で《自然が先生》街中で里山体験(上)として、調布市にある農業高校神代農場での生徒の活動について掲載されました。2年生が水田での管理をおこなっている様子を画像とともに紹介していただきました。(中)が16日(月)に掲載されました。(下)が23日(月)に掲載されました。 外部リンク 日本経済新聞webサイト
祝 食物科3年生がガストロノミー甲子園に出場しました
8月19日から21日の3日間、三重県多気町において、地域が誇る豊かな食材と食文化の振興、そして次世代を担う料理人の育成を図ることを目的として、全国高校生ガストロノミー甲子園2024が開催され、本校食物科2名の生徒が関東地区代表として出場し、三重県内で養殖が盛んな「伊勢まだい」を使って、メインの料理とごはん、それに汁物を制限時間内に調理することに挑戦しました。
大会前には何度も試作を繰り返し、技術向上のために練習も行いました。入賞には至りませんでしたが、貴重な経験を積むことができました。
学校で試作した時の作品です。
学校見学会を開催いたしました
8月9日と10日の2日間、計3回の学校見学会を開催しました。2日間で650名を超える中学生・保護者の御参加をいただきました。全体会のあとは、各学科の紹介や在籍している生徒からのメッセージや活動の様子を御覧いただきました。御参加いただきました皆さまには、暑い中、お越しくださいまして誠にありがとうございました。
9月21日(土)には授業見学を含む学校見学会と体験入学を予定しております。ホームページで御案内させていただきますので、引き続きホームページを定期的に御覧ください。
#都立農業高校 #農業高校 #都市園芸科 #緑地計画科 #食品科学科 #服飾科 #食物科
国天然記念物 馬場大門のケヤキ並木 保護更新プロジェクトに取り組んでいます
緑地計画科1年生が「総合実習」の授業で、ケヤキ並木の植樹帯にケヤキの枯葉や府中市立府中第一小学校で定期的に刈られる芝を混ぜて農業高校で作った腐葉土を入れました。自然のサイクルを使ったケヤキ並木の保護更新プロジェクトを行っています。今年は馬場大門のケヤキ並木が天然記念物に指定されて100年の記念すべき年でもあります。
ダンス部が成果発表会を行いました
農業高校ダンス部は部に昇格して6年目のシーズンに入りました。令和5年度は新入生歓迎パフォーマンス、校内成果発表会、チームダンス選手権関東大会出場、キテキテ府中マルシェ参加、文化祭開会式前パフォーマンス披露、府中市民活動センタープラッツにあるバルトホールでの卒業公演も大成功に終わりました。YouTubeなどのSNS活動も行いました。
令和6年度も1年生を新たに迎え活動を開始しました。1学期の終わりに、これまでの練習成果を生徒や教職員の前で発表してくれました。躍動感あるシーンの撮影は上手にできませんでしたが、創造性豊かな発表に感動しました。練習を重ね、これからのパフォーマンスにも期待しています。
祝 東京都学校農業クラブ連盟プロジェクト発表会で最優秀賞2編
7月13日に開催された東京都連盟大会において最優秀となり、8月23日に千葉県成田市で開催される「関東地区学校農業クラブ連盟大会」に東京都代表として出場します。
プロジェクト発表会分野1類「農業生産・農業経営」
「東京うどの安全で簡単な栽培を目指して~半地下栽培と地下栽培~」都市園芸科3年生ほか2名の発表 関東大会での発表に向けてブラッシュアップを期待しています。
オープン参加ながらプロジェクト発表会分野2類「国土保全・環境創造」に出場した緑地計画科3年生ほか6名の発表は、発表としては最優秀賞となりました。
「国指定天然記念物 馬場大門のケヤキ並木を守れ!~東京都府中市 大國魂神社参道 大ケヤキの保存と継承~」
農作業事故体験VR授業
7月12日に都市園芸科と緑地計画科の1年生を対象として、農業実習中の事故防止のための安全指導としてVRを活用した刈払機の刃との接触事故と脚立からの転落事故の疑似体験をしました。
都市園芸科の1時間めの授業では、刈払機や乗用トラクターの実際の場面を先生が演示、解説し、2時間めのVR体験につなげました。緑地計画科では、1時間めに予想される危険と安全対策を考えたのち、農場にて刈払機と脚立の危険場面と安全使用を実際に確認しました。そして2時間目にVR体験を行いました。
VR体験の実施にあたり、JA共済連様の地域貢献活動を活用させていただきました。
7月13日発行の日本農業新聞にて、「共済連 農高で農作業安全授業 実習とVRで事故防止学ぶ」のタイトルで掲載されました。
祝 食物科 全国高校生ガストロノミー甲子園2024に出場します
食物科3年生のチームが、8月19日(月)20日(火)に三重県多気町で開催される全国高校生ガストロニミー甲子園2024に出場します。時間内にテーマ食材を使用したセットメニューを制作します。ガストロノミーの理解、調理技術、作業の手際、衛生管理、盛り付けなどが審査されます。3年生2名は練習を重ねて本大会をめざします。
祝 第18回全国高校生食育王選手権大会へ出場が決まりました
食物科2年生のチーム(チーム名(プリン))が「関東ブロック」代表に選出され、9月29日(日)に福井県福井市で開催される選手権大会に出場が決まりました。決勝大会に出場するのはブロック代表6チームや開催県1チーム、全国の高校から上位1チームの8チームです。
大会は「食にかける青春 食育の甲子園」として実施されます。
祝 農業クラブ全国大会への出場を決めました
7月16日(日)、東京都学校農業クラブ連盟主催の平板測量競技会東京都予選が本校を会場に実施され、緑地計画科2年生で構成されたチームが最優秀となりました。10月に岩手県で開催される第75回全国大会へ東京都代表として出場します。
平板測量とは、図紙の上に直接図面を描く基礎的な測量法です。平板測量競技会は、教科の学習や農業クラブ活動を通して得た測量技術の成果を発表し、その実力を競い合い、職業的能力を高めることを目的としています。競技会には3名のチームで参加しますので、日ごろから協力し合い、練習を重ねてきました。緑地計画科2年生のチームはチームワークよく、繰り返し練習して正しい作業動作を身に付けたことで、今回の最優秀賞を獲得することができました。
令和6年度第1回学校見学会を行いました
6月15日(土)の午前と午後の2回、中学生122名、保護者の皆さま116名のご参加をいただき、見学会を行いました。司会・進行は生徒会役員の生徒が協力してくれました。校長あいさつ、学校の概要説明、生徒会役員による5学科の説明を全体会で行った後、実習棟に移動して、各学科の施設や学習内容についてご紹介させていただきました。画像では服飾科と緑地計画科でのようすを紹介します。
生徒会役員による司会・進行 農業科と家庭科の2会場を設定しました。 生徒による服飾科の施設案内
服飾科の紹介、農高祭でのファッションショーの動画視聴 緑地計画科の卒業庭園の見学と国家資格 造園技能検定の練習会場も見ていただきました。今後も7月に授業見学会、8月に学校見学会を実施いたします。ぜひご参加ください。
第52回(令和6年度) 調布市環境フェアに出展しました
6月8日(土)に開催された環境フェアに都立農業高校神代農場部が出展し、草花苗と野菜の販売等をいたしました。
環境フェアのチラシはこちらからご覧ください。(外部リンク)
体育祭を実施しました
6月7日(金)に天気にも恵まれた中、令和6年度体育祭を本校グラウンドにて実施しました。今年度のスローガンは「飛び出せ農高! かけろ青春!~農高生だって青春したい~」でした。選抜種目や学年種目など11種目が実施されました。部活動対抗リレーでは教員チームも4チーム構成され、走力を競いました。総合優勝は3学年の「青団」で657点でした。2位は2学年の「赤団」で483点、3位は1学年の「緑団」で395点でした。350名あまりの保護者の皆さまにも参観いただきまして、誠にありがとうございました。
5月29日(水)都市園芸科3年生が花壇制作を行いました
都市園芸科3年生10名が都庁都民広場にある花壇の植栽を行い、生徒がデザインした画に基づき花壇制作を行いました。今回の花壇材料はフレンチマリーゴールド(黄・オレンジ)、サルビア・スプレンデンス(赤・白)、サルビア・ファリナセア(青)、ニチニチソウ(白)、メランポジウム(黄)です。都庁へお出かけの際にはぜひご覧ください。
制作の途中には、教育庁指導部高等学校教育指導課長が参観にお越しくださり、デザインを作成した生徒からの説明を受けていただいたり、生徒への声掛けもしていただきました。
東京都教育委員会公式 #だから都立高 都立農業高校 学校紹介動画
1 農業高校 特色編
2 農業高校 学校行事・部活動編
3 農業高校 施設紹介編
4 農業高校 入試・進路編
令和6年度指定校一覧
東京都教育委員会指定
1 社会の人材を活用した教育を実現するための授業支援研究指定校
企業等と連携し探究的な学習やアントレプレナーシップ教育等を推進する ため、実際のビジネス活動を体験する機会を設けるなどの取組等に関する研究開発を行う。農業高校はプログラム開発型として、授業の計画段階から企業と連携し、授業支援プログラムの研究・開発を行います。
2 専門高校における民間OB等活用事業指定校
社会の変化と期待に応える人材の育成を目指すとともに、生徒の能力の伸長 と進路実現を図るため、民間企業の社員・OB等を農業高校に派遣してもらい、昼休みや放課後等において生徒との交流を通じて、生徒に社会とのつながりを強く感じさせ、 農業高校が推進する系統的・継続的なキャリア教育を支援していただきます。
3 海外学校間交流推進校
グローバル人材育成の一層の促進を図るため、 姉妹校交流をはじめとした、海外の高校等との交流活動を積極的に推進する学校として指定し、交流活動に必要な教育環境の整備を行ないます。アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島の学校との交流やアジア圏の高校との交流を中心に生徒の活動を展開する計画です。
文部科学省
高等学校DX加速化推進事業業(DX ハイスクール)
高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化が必要とされ、情報、数学、理科等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICT を活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校などに対して、そのために必要な環境整備の経費を支援するものです。
今回の事業では、専門学科の生徒にも、よりよい学びの環境が提供されることを目的にしています。例えば、地域の課題解決や社会調査をするにしても、デジタルの活用、理数系分野の教科・科目は重要なツールとなります。このように今後ますます理系・文系の垣根がなくなっていく中で、生徒の知的好奇心を高め、それぞれに必要な学習環境が整えられることが期待されています。
農業高校では農業科と家庭科を設置する専門高校としての特色を生かしながらデジタル人材を育成するための取り組みを実施してまいります。
5月26日(日)11:00~ キテキテ府中マルシェに都市園芸科が出店しました
府中駅前のけやき並木通りにて開催され、都市園芸科の生徒が栽培した新鮮な野菜や草花を農業高校生が販売実習として販売いたしました。
食品科学科の製茶工場
農業高校には茶園があります。栽培したお茶の葉を収穫し、生葉を製茶工場に搬入します。
給葉機に入れてコンベアで運ばれます。給葉機は、蒸気の能力に対応させて生葉を一定量むらなく供給することで蒸気に安定した蒸し度を与える役割を果たします。生葉流量計が流す量を均一にし、常に一定量を連続供給するので蒸しが安定します。
茶の芽を蒸気で蒸します。最も大切な工程で、豊富な蒸気を用いて蒸工程をマイコンで全自動制御します。操作性の向上と蒸し品質の安定が図れます。
途中、冷却機を通り、葉を飛散させながら冷却します。冷却効果の高い機械です。次いで、葉うち機に入ります。茶葉の色沢・香味の向上と次の粗揉工程の時間を短縮するために、乾燥した熱風を送り込みながら、打圧を加えて揉みます。蒸しあがったすぐの茶葉は水分が多いので、熱風の中で攪拌します。茶葉表面の蒸し露を取り除いて乾燥効果が高まります。その後、粗揉機で茶葉を柔らかくし、内部の水分を低下させるため、乾燥した熱風を送り込みながら打圧を加え、適度に摩擦・圧迫しながら揉みます。
揉捻機で粗揉工程の揉み不足を補い、また、茶葉の組織を破壊して含有成分を浸出しやすくして水分の均一化を図ります。茶葉をひと塊にして、加熱せずに圧力を加えて揉みます。
この工程のあとは中揉機→精揉機→乾燥の工程へと進みます。中揉機は揉捻後の茶葉は萎縮し、形も不揃いで水分含有量もまだ多いため、乾燥した熱風を送りながら打圧を加えて揉みます。茶葉を解きほぐし、撚れた形を与え、精揉(せいじゅう)工程で整形しやすいように乾燥させます。精揉機では、緑茶独特の細く伸びた形に整えるため、茶葉内部の水分を取り除いて乾燥を進めながら、人間が手で揉むように一定方向にだけ揉みます。乾燥工程は、精揉工程を経た茶葉の水分量(約10~13%)を、熱風乾燥で5%程度にまで下げます。これにより長期の貯蔵に耐えられるようになり、さらにお茶の香味を発揚させます。
農業クラブ校内意見発表会が開催されました
農業科3学科の生徒は農業クラブ員として、農業に関する学習に自主的・主体的に取り組んでいます。意見発表会は農業クラブ員の身近な問題や将来の問題について抱負や意見を交換し、農業クラブ員の3大目標(「科学性」「社会性」「指導性」)を高めるとともに、主体的に問題を解決する能力と態度を養うことを目的としています。
5月15日(水)、9名が以下の題目で発表を行いました。
・分野1類 生産・流通・経営
「農業の在り方」都市園芸科1年、「食品ロス」食品科学科1年、「農薬について~「農薬」って本当に安全なの!?」都市園芸科2年、「農業にとって大切なことの考察~自宅での農業体験から」緑地計画科2年、「新しい農業でSDGsに取り組む」緑地計画科3年
・分野2類 開発・保全・創造
「現代社会における造園の必要性」緑地計画科1年、「絶滅危惧種の保全について」緑地計画科2年、「大豆の根から分離される放線菌について」都市園芸科3年
・分野3類 ヒューマンサービス
「東京の食文化」食品科学科3年
校内意見発表会の審査結果
祝 最優秀
1類 緑地計画科3年「新しい農業でSDGsに取り組む」
2類 緑地計画科1年「現代社会における造園の必要性」
2類 都市園芸科3年「現代社会における造園の必要性」 3名は東京都学校農業クラブ連盟の意見発表会都予選会に農業高校代表として出場します。
杉野服飾大学との高大連携協定締結の調印を行いました
5月14日(火)杉野服飾大学において、東京都立農業高等学校は杉野服飾大学(加藤 敬 学長)との間で高大連携に関する連携校の協定を締結し、協定書に署名・捺印いたしました。
本協定では、学問、スポーツ、文化などの幅広い分野における学生および生徒の進学およびキャリア構築を支援するとともに教育・研究に関する相互理解の促進に取り組むことを目的としています。
杉野服飾大学のホームページでも今回の協定締結について掲載されています。 外部リンク 杉野服飾大学「お知らせ」ページ
生徒会総会・前期生徒会役員選挙・農業クラブ総会が行われました
5月1日は生徒会総会として、生徒会活動方針、委員会活動方針、生徒会補正予算についてなどが審議されました。前期役員選挙には4人が立候補し、演説を行いました。農業科の生徒は別途、農業クラブ総会が開催され、会務事業報告・計画と会計報告、監査報告、会計案が審議されました。その後は、令和7年10月に開催される、日本学校農業クラブ全国大会令和7年度西関東大会のプロジェクト発表会の実施を本校が担当するため、農業クラブ会長からのメッセージを伝え、過去の大会のプロジェクト発表会と意見発表会の最優秀者の発表を皆で観ました。
2024 JAPAN HOBBY SHOW にて服飾科3年生のファッションショーが行われました
4月26日(金)に東京国際展示場(東京ビックサイト)で開催されていました、HOBBY SHOWのイベントステージにて、服飾科3年生がファッションショー「On the Palette」を行いました。
ファッションショー以外の時間帯は1・2年生とともに展示スペースを観て回り、感性を磨き、デザインする能力を高める学習の一環として、服飾に関する新たな情報や流行を学習する機会となりました。
府中市政施行70周年記念誌に掲載されました
「ともにつむぐまち 心×自然」歴史のある街並みを守っていきたい として、都立農業高校、府中第一小学校、府中第一中学校の生徒による、国天然記念物 馬場大門のケヤキ並木保護更新プロジェクトの活動が掲載されました。(令和6年3月発行)
本文中に掲載された内容の一部を御紹介します。
農業高校は平成29年からケヤキ古木の枝の接木試験、ケヤキ並木への植樹帯への直まきなど試行を重ねてきました。令和3年、市と農業高校は「国天然記念物馬場大門のケヤキ並木保護更新プロジェクトに関する連携協定」を締結し、翌年から、一小・一中との共同作業を始めました。3校の児童・生徒が古木から種を採取し、農業高校で数年かけて苗として育てたケヤキは、令和5年に初めて植樹帯に植えられました。並木だけではなく、八小や一中にもケヤキの苗が植樹されています。種からの育成だけではなく、土壌改良にも取り組んでいます。ケヤキの土壌に使う腐葉土は、秋に大量に落ちるケヤキの枯葉と、一小で定期的に刈られる芝を混ぜるなど、自然のサイクルを生かす工夫で作られています。
植樹の後も、水やりや雑草取りのほか、苗の成長に伴い適切に間引きを行いながら、大切に育てていきます。四季折々にケヤキに触れて守り育てることで、未来のケヤキ並木を想い、郷土愛を育むことにつながるプロジェクトです。
4月25日 緑地計画科2年生の実習を観るため、神代農場に行ってきました。
本校からは離れた調布市深大寺南町に神代農場があります。武蔵野の自然が残る国分寺崖線の谷頭にあたるため、豊かな湧水を利用してワサビの栽培やニジマスやヤマメの養殖、もち米の栽培などが行われています。また、シイタケの栽培も行っています。
この日の実習では竹林に出てきたタケノコの収穫や農場内の通路の整備、土留めの設置などを行っていました。
都立農業高校への通学は駅やバス停から至近の距離で通学しやすい環境にあります
京王線府中駅(特急停車駅)から徒歩5分です。馬場大門のケヤキ並木を北方向(大國魂神社とは反対側)に向かい、ケヤキ並木北の交差点が農業高校正門付近となります。府中駅2階から府中スカイナード(ペデストリアンデッキ)を使うと、雨の日でも傘をさす時間と距離が短くて済みます。
府中駅と国分寺駅南口を結んでいる京王バス(寺91)系統を使う場合、正門の前にズバリ「農業高校」という名のバス停があります。朝は横断歩道を渡る必要がありますが、帰りは正門の目の前が「農業高校」のバス停です。朝の府中方面行は1時間に15~20本のバスが走る、高頻度路線で便利です。これ以外のバス路線も学校近くに「府中町一丁目」バス停などがあります。
道路沿いに横断幕を掲出しています。農業科は「地域と共に技術と夢を育む」として、都市園芸科、緑地計画科、食品科学科を紹介しています。
まゆ丸
家庭学科は服飾科「都立高校唯一の服飾科・個性が輝くファッションショー」と食物科「卒業と同時に調理師免許取得(必要単位を取得した場合)」との内容を掲出しています。