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東京都立農芸高等学校

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校長あいさつ

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東京都立農芸高等学校長
吉野 剛文

 東京都立農芸高等学校全日制課程のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 本校は、明治33年(1900年)に創立された東京都で一番歴史のある農業高校です。綱領に「誠実・勤勉・自主・協調」を掲げ、農業に関する専門的な学習をとおして、次代の農業とその関連産業の技術者を養成しています。また、生徒一人一人の可能性を最大限に伸ばし、豊かな心をもつ自立した社会人を育成する学校を目指しています。

 21世紀は「環境の世紀」と言われています。本校は、農業の専門高校として21世紀の産業社会で活躍する人材の育成を目指し、「環境教育実践宣言校」をスローガンに、全教育活動において「環境教育」を推進しています。本校で考える「環境」とは、自然環境だけにとどまらず友達や食べ物、生活空間など、生物を取り巻く家庭・社会・自然などの全てが「環境」と捉えています。

 全日制課程では、農業に関する学科として園芸科学科、食品科学科、緑地環境科を設置し、農業生産や食品加工、環境保全に関する内容が学習できます。農業は食料生産だけでなく、自然環境や国土保全においても大切な役割を担っています。まさに、21世紀の日本を救う原動力となるものです。

 本校では、農業生産工程管理(GAP)やHACCPなどの教育を推進する中で、農業における国際基準となる安全安心の理解を深める指導を行っています。また、資格検定へのチャレンジでは、各学科に関する内容以外の検定にも幅広く受検を推奨しており、特に企業や専門技術者などの派遣により、生徒たちは専門科目の内容に興味・関心を高めることで、その後の学習活動に大きな変容が見られています。

 出口である進路指導は、生徒の希望する進路実現に向けて意図的・計画的な3年間のキャリア教育を行い、大学・専門学校への進学や企業への就職など、幅広い進路希望に対応しています。

 入学した皆さんが、安心して学校生活を送り、3年間で自分の可能性を大きく伸長するとともに、高い目標に向けた進路実現ができる学校となるべく、教職員一同きめ細かな指導を行いたいと思います。

 ぜひ、中学生の皆さんには、本校へお越しいただき、「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、自分の目で見て、耳で聞いて、そして、肌で感じて志望先を実際に触れてみることが大切だと考えます。

 皆さんも本校で新しい自分を発見して、『夢』を叶えてみませんか。

 校長 吉野 剛文