アメリカンフットボール部　活動報告

第56回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会　関東地区大会準決勝　vs佼成学園高等学校（東京都1位）戦が11月23日、駒沢第二球技場で行われました。

佼成学園高等学校は、何度も合同練習をやらせていただき、その度に自分たちの力の無さを実感して、成長する機会を与えてくれた相手です。

実力では敵わない相手ですが、勝利するために準備をし、自分たちがやってきたことを発揮することに集中をして試合に臨みました。

多くの在校生、保護者、卒業生の皆様に応援に来ていただき、チャンスの時には大きな声援にあとおしをしてもらい、劣勢の時は励ましの声に勇気をいただき、時折ベンチの後ろから歌われる「学友歌」には大きな力をもらいました。

前半は先制をされながらも追いつき、引き離されそうになってもなんとか食らいつき、13-13の同点でハーフタイムを迎えました。

後半、勝つために色々と仕掛けましたが、佼成学園には見事に対応され、第3Q終了時点で13-30とリードを許しました。

しかし、最後まであきらめることなく、点を取ることと、相手を止めることに集中をし、なんとか食らいつくも、引き離されるという展開となり、26-37で敗戦となりました。

試合には敗れましたが、最後まで諦めることなく、力を出し切ることはやり切れた試合でした。

もちろんミスもありましたが、この試合は今年のチームのベストゲームだと思います。

自分たちの努力の仕方や、取り組み方によって、可能性を見出す事を実感できた半面、本当に勝利するためにはまだまだ努力をしなければならないことも思い知らされた試合となりました。

この敗戦で78期8人の3年生は引退となります。

今年は、春秋と関東大会に出場することができたのも、人数は少ないながらも3年生が強烈なリーダーシップを発揮してチームを引っ張ってくれたからです。

3年生は悔しい想いもあると思いますが、この悔しさを次のステージに向かう原動力としてほしいと思います。

秋の大会はナイターの試合が多くなることを考え、照明設備のない本校は佼成学園高等学校、日本大学鶴ヶ丘高等学校、東京大学で合同練習などをさせていただき、準備することができました。

多くの方々のご協力やご声援のお陰で、ここまで成長することができました。

期末考査終了後からは新チームも始動します。

今後もご声援のほどよろしくお願いいたします。

合同練習でお世話になった佼成学園高等学校の選手と、試合後は健闘を称えあい集合写真を撮りました。

佼成学園高等学校がクリスマスボウルで勝利するよう、応援してます。