校章

東京都立武蔵丘高等学校

教育目標・カリキュラム

Ⅰ 教育目標

1 スクール・ミッション
「明朗性、自主性、社会性」を教育理念に、学習活動の充実から自学自習の定着を図ることで着実な進路実現へと導き、一貫した規律ある指導、生徒が創りつないでゆく伝統行事や絆を深める特色ある教育活動を通し、個性を伸ばし、社会に貢献する力を育成します。

2 教育目標
個性を伸ばし、社会に貢献する人を育てる。

3 スクール・ポリシー

(1) グラデュエーション・ポリシー
将来を見据えた目標を自ら定め、最後まで妥協することなく努力を継続し、その目標を実現できる人を育てます。また、生涯にわたって主体的に学び続けるとともに、心と身体の健康を維持し、積極的に社会に貢献できる人を育てます。

(2) カリキュラム・ポリシー
数学、英語で習熟度別授業を実施、学力に応じた指導を行い、基礎学力の確実な定着を図ります。
2年次で文系、理系の科目選択を導入し、興味・関心を高め、3年次では、第一進路希望を実現すべく、必修選択講座と自由選択講座をバランス良く設置し、幅広い学力と受験への対応力を育成します。
「自学自習ガイダンス」の実施と、「自学自習定着週間」の設定により、取組状況を振り返り、自学自習の習慣を生徒に定着させます。

(3) アドミッション・ポリシー
自身の個性や適性を見出し、自学自習する態度を培って学力の向上を図り、第一希望の進路実現を叶える ことのできる生徒を育成します。
「規律ある自由」を体現し、自らが時と場所、場合に応じた態度・行動や服装等の身だしなみがとれるような生徒を育成します。
学習活動だけでなく部活動・学校行事・美化活動等にも積極的に取り組み、社会に貢献する能力を身に付けることのできる生徒を育てます。

Ⅱ 指導の重点

1 各教科・科目の指導
  • スポーツを通じた社会貢献を推進する姿勢を身に付けさせると共に、「学校2020レガシー」の取り組みを行う。さらに体育の授業において基礎的な体力向上の取組を図り、部活動では技術向上につなげる。
  • カリキュラム検討委員会と各教科の連携を密にし、組織的な指導の充実及び新教育課程の実施を図る。また、各教科の指導に図書館を有効活用する。
  • 学習と部活動の両立を実現するため、長期休業中の補習・講習と部活動の日程を整理し、組織的な指導を行うことにより講習参加者数及び講座数を増加させ、生徒の学力向上の取組を図る。また、授業評価を生かした授業改善の手立てを行う。
  • 学力の向上を支援するため、自習室等の環境整備を継続し、生徒の自学自習の習慣化を図る。
  • 成人年齢18歳への移行に伴い、議会制度や選挙制度の仕組みの基礎を理解させるとともに消費者教育を推進する。また、政治参加の在り方や国民としての責任意識を高めるために、主権者教育を推進する。
2 特別活動の指導
  • 授業を通じ、英語多読を推進し、英語教材の活用をより推進する。英語暗誦大会を実施し、言語活動の充実を図る。また、これを保護者や地域住民に公開する。
  • 学校における基礎的な生活集団の単位であるホームルーム活動では、学習指導要領に則り、教科指導との連携を図りながら健全な生活態度を育成する。
  • 生徒会活動では、教員の指導により自主性のある活動をさせる。また、学校生活の充実や改善を目指し、学習指導要領の示す望ましい人間関係を形成できる生徒の成長を促す。
  • 学習指導要領の趣旨に則り、望ましい人間関係や広い視野をもった思考力、行動力などを育て、生命と人権を尊重する態度を育成するとともに、いじめ防止の取組を徹底する。また、あらゆる機会を活用して国際理解教育を推進することで集団生活の充実や社会性の向上につなげる。
3 生活指導
  • チャイムと同時に授業を開始し、時間を守る習慣を身に付けさせ、生徒の規範意識を高める。
  • 自主性と自律性の涵養を重視し、基本的な生活習慣、社会規範意識の確立を図る。スクールカウンセラーの指導・助言を受け、家庭との連携を重視し、豊かな心の育成を推進するとともに、自殺防止に資する教育の推進を図る。
  • 防災教育を充実させ、外部講師を招いた講演会などにより生徒及び教職員の防災意識を高める。
  • 図書館職員と連携し、図書館の活用を促すとともに読書活動の推進を図り、各教科の課題図書も活用しながら、さらなる未読率の低下を図る。
  • 薬物乱用防止教室を行い、体験談を交えた薬物に関する話を聞き、薬物乱用の恐ろしさと薬物についての理解を深める。
4 進路指導
  • 生徒の多様な進路希望や興味・関心に対応した教育課程を編成し、入学後の早い段階から適切な進路指導 を行う。
  • 大学訪問や大学教員による出張講義、本校卒業生による講演等を実施し、生徒の進路意識の高揚を図る。
  • 全ての生徒の進路希望実現のため、面談週間を年間4回設定し、個別指導を工夫し、継続性を持たせる。
5 総合的な探究の時間
  • 生活指導や教科「人間と社会」との連携を図りながら、思いやりの心や他を尊重する精神や態度を育て、道徳教育を推進する。
  • 将来の職業を意識して自己の在り方・生き方や進路について考察を深めさせ、広い視野で柔軟な職業適性を考えるよう指導を実践し、キャリア教育を充実させる。

Ⅲ 教育目標達成のための特色ある教育活動等

1 教育目標達成のための特色ある教育活動
  • 大学進学対策の充実を図るため、予備校講師による出前授業(校内予備校)を積極的に実施する。
  • 3学年の3学期に共通テスト対策特別期間を設け、集中的に共通テスト対策の演習及び講義を実施する。
  • 中学生向けの体験授業や部活動体験入部をさらに充実させ、出前授業、講演会の要請にも積極的に応える。
  • 年2回の知的好奇心セミナーを開催し、各分野における著名人を招いての特別公演を実施することで生徒の学びに対する好奇心や意欲を高める。
  • 年度初め及び各学期末の年間計4回の自学自習ガイダンスの実施により、学習方法を学ばせるとともに、自ら学ぶ姿勢を浸透させる。
  • 年4回の面談週間を設定し、早期段階からの進路意識の高揚、模試の結果の分析等に活用し、教科や学年での生徒の進路希望や成績推移の状況等を共有する。
2 学校週5日制への対応
  • 土曜の有効活用を促進するため、部活動の登校時にチューターを活用し、生徒の予習、復習を促進し、自学自習につなげるなど、部活動と学習の両立を実践させる。
  • 公開講座の実施により、地域と一体の活動を展開することにより、地域に対して本校の活動をこれまで以上にアピールしていく。
  • 英語検定試験や模擬試験、オープンキャンパスなど、進路等に有効活用できるようにする。

グランドデザイン

グランドデザインPDF(225KB)

都立武蔵丘高校における教科指導の重点

令和5年度都立武蔵丘高校における教科指導の重点(260KB)