学校からのメッセージ
校長あいさつ
校長 西島 宏和
武蔵丘高校は、今年度(令和6年度)創立84年目を迎えました。「個性を伸ばし、社会に貢献する人を育てる。」を教育目標として、創立以来、今日に至るまでの長きにわたり、多くの有為な人材を輩出してきました。長い歴史の中で諸先輩たちが智慧と英知を結集して「自由と規律が調和した、穏やかで落ち着いた校風」を育ててきました。これまでに、継承してきたこの校風こそ、まさに本校の誇りです。
また、本校のカリキュラムは、学びの基礎を重視するとともに、自分の得意分野を伸ばし、不得意な分野を克服して、大学進学等、自己の進路実現を図ることができるよう、必修教科・科目と選択教科・科目をバランスよく設定しています。また、「自学自習」の環境を整え、自ら学ぶ力の育成と図るとともに、生涯にわたって主体的に学び続ける力を育てます。もちろん、勉強だけでなく、本校の伝統の四大行事である体育祭、武高祭(文化祭)、英語暗誦大会、合唱祭をはじめとする学校行事や部活動、そして校内美化活動等にも力を入れています。学校行事はすべて生徒中心で企画運営し、向上心、チャレンジ精神、豊かな感性を育みます。本校では、生徒たちが様々なアイディアを出し合い、工夫を凝らして学校行事を計画・実施しています。
都立高校では、令和4年度から生徒1人1台のモバイル端末整備が実施されています。本校では、このような学校教育の急速なデジタル化に対応していくため、学習支援クラウドサービスを積極的に活用して、生徒の主体的な学びを充実させる取組みを組織的に推進してまいりました。
本校の敷地は、23区とは思えないくらい、広く、静かで、緑が豊かです。このような落ち着いた環境と校風の下で、入学した生徒全員が充実した高校生活を送れる学校を目指してまいります。また、本校は今後、改築を予定しています。令和7年度後半から仮校舎の設置を開始し、令和8年度の夏季休業中に現在の校庭に設置する仮校舎への移転を予定しています。ますます発展する武蔵丘高校をよろしくお願いします。