ニュース
2026/07/31 在校生
【理数研究拠点校】つくばサイエンス&キャンパスツアーを実施しました!!
2026年7月31日(金)、有志の生徒37名で筑波地区の研究所訪問や筑波大学訪問を行う「つくばサイエンス&キャンパスツアー」を実施しました。
毎年本校で行っている「つくば地区の研究所訪問」ですが、今年は筑波大学の研究室見学も取り入れることで、理科への興味関心をより自分の進路とつなげることができるフィールドワークを企画しました。
7:30に学校に集合し、大型バスに乗って出発します。
道中では、引率の4人の理科の先生(物理・生物・地学)から、理系を選んだ理由や大学での研究内容などについて熱く?語ってもらいました。
うち2人は筑波大学の出身ということもあり、車窓からキャンパスを見ながら大学での生活についてお話しいただきました。
10:00に防災科学技術研究所を訪問しました。
VRで地震時の揺れを体感したり、展示を見ながら最新の地震計の仕組みを学んだりできました。
「S-Net(日本海溝海底地震津波観測網)」と呼ばれる海底に設置された地震計により、東日本大震災から地震検知は最大30秒、津波検知は最大20分早くなったことを学びました。8月に予定されている東北巡検にもつながるお話をいただくことができました。

11:00からは、バスで研究施設内を移動し、巨大岩石摩擦試験機や大型降雨実験施設を見学しました。
地震の原因である岩石の摩擦の性質を調べる技術や、20㎜/h~300㎜/hの降水を再現できる巨大な設備などを見学して、日本の災害対策技術について理解を深めることができました。

12:00に筑波大学へ移動し、第3学食にて昼食を取りました。
筑波大学に通う9期~11期の卒業生4名にも来ていただき、学生視点での筑波大学の魅力を語っていただいたり、生徒の進路相談などに応じてくれたりしました。

13:00からは、応用物理学類の4つの研究室から2つを訪問して、教授の先生や研究室の学生から各研究の魅力について簡単な実験などを通じて紹介してもらいました。
① 応用物理 寺田研究室「NMRイメージング研究室」
② 電子・量子 柳原研究室「磁気機能工学研究室」
③ 物性工学 金研究室「機能性金属材料研究室」
④ 物質・分子 近藤研究室「ナノ物質科学研究室」

14:00からは全員で「プラズマ研究センター」を訪問し、江角直道先生からプラズマとは何か、身近なプラズマ現象、センターでの研究内容などについてお話をいただきました。
その後、実際に筑波大学で使用されている全長27mの世界最大規模のタンデムミラー型プラズマ閉じ込め装置「GAMMA10/PDX」を見学しました。
施設や実験装置の大きさに、多くの生徒が驚いていました。


15:00過ぎに筑波大学を出発し、渋滞等もあって18:20過ぎに学校へ到着しました。
理系の研究施設と大学訪問でしたが、文理選択に関わらず、理科の面白さや大学での研究について体感することができました!
本日の体験が、理科への興味関心や進路選択につながってくれると先生たちも嬉しいです!
ぜひ筑波大学のオープンキャンパスにも足を運んでみてくださいね。
<生徒の感想>
- つくばの先輩と話ができて、実際の大学の様子や宿舎の様子が分かって、イメージがしやすくなりました。また、貸し切りバスで移動できたため、快適に過ごせてよかったです。プラズマセンターでも、実際に機会が見られ、その大きさがわかり、とても面白いと感じました。学食もおいしかったです!
- 今回の巡検では、実際に筑波大学や研究センターにいきいろいろなことを学べた。特に、筑波大学で見学したMRIでは、手の骨やレモンの中身を撮ったりできて楽しかった。また、MRIは、磁力で動いていること、今の課題、実際に使われている例なども知れておもしろかった。
- 日常生活を支える最先端の科学技術が、どのように生み出されているのか知ることができた。また、文理選択などの進路についても考えられた。
- 研究室はずっとカリカリデータを研究する感じかと思っていたが、たくさんの機械や実験を通して社会に貢献するようなことをしているのだと思った。
- 防災科学技術研究所や筑波大学を見学してみて、日々の生活に役立っている技術がどのようにして生まれているのかを実際に見学することによって知ることができた。また大学では留学生も多く見かけ筑波大学の国際性の高さも感じることができた。
- 今回の巡検で私は防災に関する意識をより高められたと感じています。防災科学技術研究所に訪問したことで、防災における、科学的な対策の役割を再認識するとともに、防災科学技術研究所が各省庁に情報を提供していることを知り、将来外務省に務めることになった時のために参考になりました。加えて、八丈島での巡検で得た防災に関する現場からの視点と研究所からの視点が合わさり、より多面的な視点から防災についての知見を広めることができたと考えます。
- 私は将来の進路について全くと言ってもいいほど考えてこなかったので、自分の知見を広げるためにも今回の巡検に参加しました。特に燃料電池の話やMRI、プラズマについてとても気になりました。理系に行こうかなと思ったり、筑波大学いいなと思ったりしました。
- 研究所の設備を見たり、いろいろな話を聞けたりして面白かった。また、形状記憶合金についてのお話が面白かった。
- つくばは筑波大学を中心として研究施設が豊富な、かなり特異な環境であるので、魅力的な街に見えた。魅力的に見えるかと進学するかは別問題ではあるが、今後の進路の参考にしたい。また、近いうちに個人的にもここを訪れたい。
- それぞれの研究室の設備の大きさに驚いた。各研究室にいくつも機械があって、好きなことを極めて社会に役立てようと頑張れば大きな規模の実験をすることができるのだなと改めて大学のすごさを感じた。また、大学生のみなさんが優しくわかりやすく教えてくれて、難しい研究も楽しく学ぶことができた。
- 筑波大学が想像以上に大きくて驚いた。また、バスの移動中にしていただいた寮の家賃などの大学関連の情報から大学を決める参考にすることができて良かった。
- 工学の分野について今まではあまり興味がなかったけど、今回の巡検を通して面白いと感じて、少し興味が出てきた。大学の中に専門的な機材がたくさんあって、高校との違いが強く印象に残った。その分野について学びたい人のためだけにある場所という感じだった。
- スーパーコンピューターを発見した。結構いろんな大学にあるのかな?筑波大学が想像の5倍くらい大きくてびっくりした。暗記が苦手だから物理を選ぶっていう選択の仕方もあるのかと気づいた。実際の研究施設を見ることができてよかった。また、大学の教授を身近に感じる良い機会になった。
- 春休みにオープンキャンパスに来た時よりも、より具体的な研究室の紹介や、施設の見学ができて理系に進んだときのイメージが湧いて面白かった。
- 設備が整っていて自分のやりたい研究を伸び伸びとできそうだなと感じた。先生たちがとても親しみやすく、面白い授業が受けられそうだなと思った。
- 防災科研でVRを体験したり、災害や気象のポスターを見たりするのが楽しかった。また、MRIでは貴重なものや人体など実際に切って、断面を見るのが難しいものでもMRIを使って確認することができるのだとわかった。
- 巡検では筑波大学でどんな研究をしているのか、リアルな雰囲気を味わうことができた。大学生活は大変そうだが近い未来なので頑張りたい
- 初めて巡検に参加したが、どの施設見学、体験でも新しく知ることがほとんどで、面白かった。筑波大学の理系の研究施設にはたくさんの貴重な機械が揃えられていて、大学生でありながら、最先端の開発、研究をすることができるというのが良いと思った。
- 研究室の先生っていったらもっと難しい感じの人達かなと思っていたけど、みんな説明が分かりやすくて面白そうな研究をしていることを知れて、大学が身近に感じられてよかった。
- 物性工学の研究の見学で、形状記憶合金を利用して滑車を動かす実験が印象的だった。合金が戻る特性をエネルギーに変える発想はなかったので驚いた。
- レベル感や自分のやりたいことと一致していたため、調べている段階から筑波大学を目指そうと決めていたので、実際に研究室やキャンパスを歩いてみて解像度を上げることができた。
- 研究室に入って実際に研究者の方々のお話を聞けたことがとても嬉しく、学びになりました!また、筑波大学に進学した三鷹の卒業生の皆さんからもお話を聞くことができ、自分の進路や将来に関するイメージがより具体的なものになりました。