高校生直木賞

2023/06/13

<<高校生直木賞>>

高校生直木賞とは、全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近一年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ試みです。5/21(日)に文藝春秋社で行われた全国大会は、4年ぶりのリアル開催で、本校の他に渋谷教育学園幕張高等学校、渋谷教育学園渋谷高等学校、豊島岡女子学園高等学校、麻布高等学校、灘高等学校など地方予選を突破した17校が集まりました。 
会場では3冊に絞られた候補作について議論が交わされました。本校代表生徒が推薦した、戦国末期シルバーラッシュに沸く石見銀山を舞台に天才山師に拾われた少女ウメの一生を描く『しろがねの葉』と、高校時代に離島で出会った男女のその後を描く『汝、星のごとく』が最後まで拮抗し、3時間半があっという間に過ぎました。

その結果、第10回高校生直木賞は『汝、星のごとく』(凪良ゆう)に決まりました!
 最後に凪良ゆうさんへの電話インタビューや参加者同士の懇談会が行われ、本好き同士、なごやかな時間を過ごしました。

高校生直木賞公式サイト
公式サイトには、参加校の紹介や過去に参加した生徒の声が掲載されています。(本校生徒の感想も掲載されています。)

図書館から 04高校生直木賞

<候補作>
小川哲『地図と拳』集英社
窪美澄『夜に星を放つ』文藝春秋
千早茜『しろがねの葉』 新潮社
凪良ゆう『汝、星のごとく』講談社
深緑野分『スタッフロール』 文藝春秋