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2025/10/16 理数教育
「水圏探究ツアー in 茨城」2日目 ~投網もできるぞ白鷗生~
東京サイエンスハイスクール企画の「水圏探究ツアー」2日目です。
2日目は茨城県潮来市にある茨城大学 水圏環境フィールドステーションへと伺いました。
事前オリエンテーション後、早速、霞ヶ浦(北浦)へGO!
大学の先生の説明を聞きながら、フィールドワークを行いました。
フィールドワークでは、投網やタモ網、定置網など様々なサンプリング方法で生物採集を行いました。
霞ヶ浦はアオコが発生していて、表面は緑色をしていました。
探究心もりもりの白鷗生は「アオコを大学に持ち帰って顕微鏡で見てみたいです!」と大学の先生に相談する姿も!
採集した生物の中にはなんと体長90cmを超える二ホンウナギが!先生によると、10歳くらいだそうです。(採集後、リリースしました。)
大学の先生もびっくりの大きさです。(もってるぞ白鷗生!)
他にも、モクズガニやボラなど大きな生物も採集でき、盛り上がりました。
午後は大学へと戻り、採集した生物の同定作業を行いました。
図鑑を片手に、生物の特徴をよく観察しながら、丁寧に種の同定を行っています。
大学の先生に答え合わせをしていただいて、正解するととっても嬉しそうな表情をしていました。
実際に種の同定を行ってみると、外来種の多さにびっくり!
外来種のインパクトを感じつつも、数多くの在来種も同時に観察することができ、
霞ヶ浦(北浦)の生物相を実感することができたようです。
気になっていたアオコも顕微鏡で観察することができ、教科書だけでは分からない、
「本物から学ぶ」体験ができて良かったです。
最後は大学の先生方より、霞ヶ浦の生物に関する講義をしていただいて、東京へと帰ってきました。
投網もできる白鷗生!(さすが開拓精神ですね!)
今回の貴重な体験を生かして、学校生活や勉強に邁進してください!
茨城大学水圏環境フィールドステーションの先生方、ご指導ありがとうございました。