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都立白鷗高等学校・附属中学校

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2025/02/25 白鴎生の様子

5年生(高校2年生)が中学3年生に向けて地理探究で得た学びについて講演を行いました。

2月19日(水)の白鴎タイムで、5年生「地理探究」の授業内に行ったプレゼン学習の中で最優秀と認められたグループが、中学3年生に向けて講演しました。

地理探究の授業では、「世界の生活文化と言語・宗教」の単元において、グループでテーマを設定し、調べて、発表するという活動を行っており、今回講演を行ったグループのテーマは「言語」でした。

ホームページ写真(地理授業)

ポーランドの眼科医であるザメンホフが考案・整備した人工言語である「エスペラント語」について触れながら、「この言語よりももっと簡単な言語を作りたい」という思いから、オリジナルの言語を考案したようです。その言語の文字や文法構造などは、今現在使われている言語を参考にし、より使いやすいものは何かを考え考案しました。時折クイズなどを出しながら自分たちの考案した言語について説明する高校生たち。発表の最後には「こういった探究的な学びは、楽しんだもの勝ち。せっかくやるなら楽しくやることが大切」と、中学生にメッセージを送っていました。

中学3年生には、このような先輩たちの素晴らしい学びの姿勢を吸収し、意欲的に探究できる高校生となっていってほしいです。

【中学3年生の感想】

・調べたことを発表するだけでなく、現状の課題を踏まえたオリジナル言語を作ることまでしているのがさすが先輩だと感じました。作成の過程を聞いて、ユニバーサルデザインやインクルーシブデザインの言語だと感じ面白かったです。聞いている方も楽しいので、先輩が話されていた通り、大変に見える探究学習も楽しんでやっていきたいと思いました。

 

・普通に発表をしなさい、という課題を出されたらきっと私なら普通に調べて物を発表するだけなのに、そこからさらに発展的なことを考えて自分たちで言語を作ってみるという考えに至るのは本当にすごいなと思いました。私も今度からは何かを発表する際は5年生の先輩方がしていたようにただ調べるだけではなくてそこからみんなが面白いと思えるようなことに発展させた発表をしたいです。