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2023/02/20 理数教育
令和4年度理数研究校企画 講演会 「『研究者』って何しているの?」について
理数研究校企画として、2月17日(金)に産業技術総合研究所の岡崎めぐみ様をお招きし、
「『研究者』って何しているの?」と題して講演会を行いました。
岡崎めぐみ様は以前、2019年度第2回DiversityCafeにいらしていただいており、
当時は大学院生として大学院での研究生活を紹介いただいておりました。
今回は、中学3年生~高校2年生の計12名が参加しました。
若手女性研究者の立場から、中学高校時代にどのような生徒であったのか、どのような想いで勉強をしていたのかから現在行っている光触媒を用いた最先端の研究を紹介していただき、大学・大学院での研究や研究生活をイメージすることができました。
また、研究内容紹介では、光にはエネルギーがあり、波長の長短でエネルギーの大きさが異なる性質から光を当てることで化学反応をしやすくすることができる光触媒を紹介いただき、実際に光触媒を用いて様子を確認することができました。
質疑応答では、「研究に行き詰まることはありませんか?」や「大学を決めるときにやりたいことは決まっていたのですか??」など多くの質問が挙げられ、生徒の質問に真摯に受け答えていただきました。
生徒の感想
★大学のイメージがなかなか持てずにいたけれど、分かりやすく説明して頂いてとても興味深かった。最先端の研究を見れてとても嬉しい!
★光触媒や光の吸収、反射の話など普段あまり聞くことがないことを知れたのが良かった。また大学、大学院でどういうことをしているのか等自分が今後通るであろう道について知ることが出来たので良かった。
★はじめは、研究者は少し暗めで黙々と実験を行うイメージがあったが、お話を聞いて実験棟を通して人脈が広がったり、コミュニケーション能力が養われたりと、イメージが大きく変わった。一つの式でも、その背景も考えることの重要さを知ることができて良かったです。ありがとうございました。