332本目:秋晴れの空 富士森には今日も想像と気づきがあふれています | 東京都立富士森高等学校 | 東京都立学校
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東京都立富士森高等学校

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332本目:秋晴れの空 富士森には今日も想像と気づきがあふれています

2026/10/08

 今回の「気づきの森」は、まずはここ数日の校長の気づきから。

 先日、某ファミリーレストランに入った時のことです。私の話の中によく出てくる「AI猫ちゃん」がなんとオーダーミスをしたのです。私と息子が食事をしているテーブルのすぐ脇で音もなくただ立ちすくむ「AI猫ちゃん」がいることに気づきました。運んできた料理も私たちがオーダーしたものではなかったので、しばらくスルーしていたのですが、いつまでも粘り強くその場にいます。そこで初めて猫ちゃんがオーダーミスしていることに気づきました。ここまで読んだ皆さんは「猫ちゃんがオーダーミスするわけないでしょ」と思ったでしょう。ではなぜ「猫ちゃん」はずっとそこにいるのか、想像してみました。おそらく料理を猫ちゃんに乗せて、テーブル番号等の指示を入力したレストランクルーがミスをしたのでしょう。かわいそうな「猫ちゃん」はにこやかな表情を崩すことなく、いつまでもたたずんでいます。このままでは料理が冷めてしまうし、本来オーダーした人がお腹を空かせて待っているかもしれないことに気づいたので、私は呼び出しボタンを押して、クルーを呼んで状況を説明しました。何かその場で操作したようで、「猫ちゃん」はその後静かに去っていきました。にこやかな表情を浮かべたまま。

 その間猫ちゃんは、「お待たせしました」や「失礼しました」等、一言も発することはありませんでした。もちろん「こちらの商品を頼みませんでしたか?」と質問することもありません。

 以前お話ししたことがあると思いますが、現時点ではこれが人間とAIとの差です。しかしこの「差」に気づいた人が、簡単にその「差」を埋めるプログラムを作成するでしょう。プログラムを作成してAIをコントロールする側の人間になれば、これからの時代を生き残る術を持つことになるんだろうなぁと想像しています。もちろん、それが全てではありませんけどね。

 しかしとうとうその想像を超える事態が現実となっています。AIが人間の、それも専門の技術者のコントロールから外れるという想像を超える事態が起き始めました。私は最近頻繁に取り上げられている「いかにAIをコントロールしていくか」に対する話題には注目しています。

 人間が人間であるがゆえにできること、次世代を担うふじもりメンバー達にもその重要性に気づいて、しっかり未来を想像してほしいと思っています。

 「AI猫ちゃん」からとてもスケールの大きな話をしましたが、今日はもう一つ。

 昨日の朝、出勤途中に西八王子駅北口ロータリーでこれがあることに気づきました。

 261007落とし物

 横断歩道脇の縁石の上に置いてありました。これは音楽プレイヤーでしょうか。よく見ると、イヤフォンのスピーカーはつぶれています。私も古い型のiPodを持っていて、2年前まではよく使っていました。中には元データがどこにあるかわからなくなった自身のライブ映像も入っていて、捨てることができないまま保管してあります。ですので大事なものである可能性が高いことが想像できます。

 その場にあることには気づきましたが、持ち主が気づいて探しに戻ってくるかもしれないと想像して一旦はその場を離れました。でも気持ちはちょっとモヤモヤしていました。皆さんならどうしますか。

 一旦その場を離れた私でしたが、あることに気づいて引き返しました。しばらく時間が経っていましたが、変わらずその場所にありました。私はそのプレイヤーを拾って、そのまますぐそばにある交番に持って行きました。いつものように首から下げたネックストラップを示して富士森の校長であることを名乗った上で、落とし物として届けました。お礼をしてもらおうという気持ちはさらさらないので、状況だけ説明してその場を離れて富士森に向かいました。

 幸い私は遅刻せずに出勤できるよう時間に余裕がありましたので、そのように対応しましたが、これから電車に乗って会社や学校に向かう人たちにはなかなか交番に届ける時間はないということは容易に想像できます。

 もし縁石の上に置きっぱなしになればまた踏みつけられて、今度はプレイヤー本体も壊れてしまうかも知れません。もし私が持ち主で、落としたことに気づいたら、必死で探すでしょう。そして一縷の望みをかけて交番に相談に行くでしょう。でもそうしてくれれば交番あるいは警察署の保管先で「再会」することができるだろうと想像しました。このような形で西八王子駅前交番に拾ったものを届けたのは私の記憶が正しければ3回目です。そのうち1回は持ち主の手元に戻り、お礼の電話が富士森にあったと記憶しています。交番のおまわりさんには毎回ちゃんと名乗っていますからね。

 今回の落とし物が実は何なのか、結局私はわかっていません。当然その価値も持ち主にしかわかりません。どうしても「トイ・ストーリー2」のジェシーの悲しそうな顔と「トイ・ストーリー3」のロッツォの人を信じられなくなった怒りの表情が頭に浮かんでしまい、ただただ持ち主と「再会」してくれればいいなぁと想像しています。

 さて、今日の校内巡回での気づきから2つを紹介します。

 1つ目は3年生選択の「初級中国語」の授業の一環で、北京語言大学の方に御来校いただいて今年も行った恒例の中国の服を着る体験学習の様子です。きれいに着飾った女子ふじもりメンバーの姿を紹介したい気持ちもありますが、自粛して傘の写真です。こんな華やかな色遣いの服を着た女子ふじもりメンバーで会場となった和室はとても華やかな感じでした。

 261008中国語

 2つ目はこちらも3年生選択「家庭科実技演習」で行った調理の様子です。今日は中華料理に杏仁豆腐のデザート付きでした。私が調理室に様子を見に行った時には既に食べ始めていました。コロナの時期に調理実習もなかなかできなかったことを思うと、楽しそうなふじもりメンバーの表情を見て、嬉しい気持ちになりました。

 261008調理実習

 明日は午後から都内に出張に出てしまうので、三連休前の「気づきの森」は今日が最後です。面談週間も終わり来週はいよいよ2学期中間考査1週間前になります。三連休は周到な準備期間に充ててくださいね。では、また来週。

①今朝はかなり久しぶりにすっきりと晴れた秋晴れの空でした。今日のおはようカウンターは149回でした。

 261008校舎 261008おはようカウンター

②三連休の中日の11日(日)に、校長はING進学教室拝島教室で富士森だけの説明会を開催していただき学校の様子を説明します。さらに説明会終了後その足で多摩センターに向かってLINKFORESTで行われる、興学社学園進学フェアに参加します。外部での説明会のはしごです。受験生の皆さんの気づきに少しでも役に立てればと思っています。新しい出会いを楽しみにしています。