校章

東京都立富士森高等学校

学校からのメッセージ

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校長あいさつ

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東京都立富士森高等学校
第22代校長 中村 弘志

「気づきの森」富士森高校へようこそ!

 富士森高校ホームページを御覧いただきありがとうございます。今年度新しく着任しました校長の中村弘志と申します。富士森高校の発展と、生徒の皆さんの輝かしい未来に向けて尽力したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は、昭和16年に開校した東京府八王子市立高等女学校を前進とし、昭和29年東京都立富士森高等学校となり、今年創立83年を迎える地域に根差した伝統校です。

 本校生徒は、現在7割以上の生徒が難関・中堅大学をはじめとした4年生大学への進学を希望しています。また、看護・医療系を中心に専門学校への進学や、公務員を目指している生徒もいます。このニーズに応えるため本校では、土曜授業の実施、一人ひとりの進路に応じた豊富な選択科目の設定、長期休業中の講習・補習を数多く準備するなど、きめの細かい指導を実践しています。

 また本校は令和4年度より東京都教育委員会の「地域探究アソシエイト校」の指定を受け、今年で3年目となります。八王子市役所・子ども家庭部青少年若者課が主催する「八王子高校探究コンソーシアム」に参加し、地域と連携して課題発見とその解決策を導き出し発表するという地域探究活動に取り組んでおり、今年度は幹事校の大役を仰せつかっております。このような実践を通して、地域だけに限らず様々なことに「気づき」、その原因や解決策、その発信のしかたを「想像」し、さらに新たな「気づき」につなげていくという「探究的な思考」の獲得を目指しています。

 一方、特別活動等に目を向けると、志が高い生徒が集う本校では、高校生の本分である学業に勤しむことはもちろんのこと、部活動を含めた特別教育活動に積極的に取り組むことで、その相乗効果を通して人間形成を図っていきます。近年では硬式野球部が第104回全国高等学校野球選手権大会西東京大会において都立高校で唯一ベスト4に進出する等、多くの部活動で高い部活動加入率と併せて充実した成果を上げて「文武不岐」を実現しています。

 その基本には前述した通り、身の回りから世界情勢まで様々な事象に「気づき」「想像する」力を醸成したいという思いがあります。生徒たちの若い感性で「想像の種」に「気づき」、一人ひとりが試行錯誤と切磋琢磨を繰り返してさらなる高みへと芽吹かせ、社会にしっかり根を張ってSociety5.0の社会を生き抜いていく確かな力につなげて次の進路に送り出すことを目指します。このことはまさに本校の教育目標にある「社会の有為な形成者の育成」につながると考えています。

 普通科都立高校の中でも有数の広大なキャンパスにはたくさんの「気づき」があります。富士森高校はまさに「気づきの森」です。「入りたい」と希望して入学した生徒が、様々な「気づき」を通じて「入ってよかった」と振り返れる、富士森高校はそういう学校です。

 ホームページでは様々な形で情報を発信したいと思っていますので、ぜひ引き続き御覧ください。

 「気づきの森」富士森高校へようこそ!