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東京都立富士森高等学校

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320本目:【富士森祭前日】静かに始まった新学期 そして徐々にボルテージが上がってきました

2026/09/04

 始業式翌日(富士森祭3日前)は通常通りの授業でした。ふじもりメンバー達がどんな表情で授業を受けているかを想像しながら、校内巡回をしました。比較的どの教室も静かできちんと集中しているように思えましたが、ある教室だけ驚くほど盛り上がっていてその声が廊下まで響き渡っていました。なぜなのかが想像できなかったので、教室をのぞいてみました。2年生の「公共」の授業で、テーマは「このクラスで内閣を作ってみよう」でした。内閣総理大臣から様々な大臣、また新たに作りたい役職や誰の内閣が良かったかを考え、その理由もワークシートに記入します。クラス内でふじもりメンバー達はそれぞれが思い思いのイメージで内閣を組閣していきます。誰と相談してもいいということのようで、そこでいろいろと盛り上がっていたようです。よくよく考えてみると、組閣するためにはそれぞれの大臣の役割を知らなければならないことに気づきます。例えばよくメディアに登場する「内閣官房長官」とはどういう役割なのか、なかなか想像がつかないのではないかと思います。わからない役職については各自で調べることになるので、きっと理解が深まったであろうと想像します。どんな結論になったのか、気になるところです。

 260902公共

 また生徒玄関には9月の「人間力向上テーマ」が掲示されていました。富士森祭が近いこともあり、こちらもタイムリーなテーマ設定になっていることに気づきます。一人ひとりがしっかり役割を果たして、楽しい富士森祭になるといいなと想像しました。

 260902人間力向上テーマ

 放課後の生徒玄関前では吹奏楽部がリハーサルをしています。またその様子を朝日新聞の富士森吹奏楽部の連載担当記者さんが取材していました。来週には記事になるのではないかと想像しました。いよいよ文化祭モードに突入した感じです。

 260902吹奏楽部

 今日は前日準備ということで、丸一日を富士森祭の準備に充てました。校内巡回してみると学校全体がいつも以上に活気にあふれています。どの表情も笑顔で楽しそうなことに気づきます。準備している最中の1年生にインタビューしてみると、中学校でこのような経験をしたことがない生徒が多く、初めての経験が楽しくて仕方がないようです。そう言って話しかけてくれる1年生もいました。夏休み中に地道に周到に準備したものをいよいよ組み立てていく作業です。教室内装飾等がどんどん出来上がっていく作業は楽しくないはずがありませんね。どのふじもりメンバーの表情も笑顔です。

 260904装飾 260904調理

 260904立て看板 260904黒板

 260904華道部 260902文化祭

 同窓会のコーナーに今年も歴代のたくさんの卒業アルバムが展示されていました。私が生まれる前のものがあるところに歴史を感じます。

 260904卒業アルバム

 さぁ、天気が気になりますが、いよいよ明日から富士森祭が始まります。ふじもりメンバーの皆さんは最高の笑顔で、来校されるお客さんをおもてなししてください。私は校内を巡回しながら、皆さんの笑顔をたくさん見られることを想像して、今から楽しみです。

 明日来校予定の皆様へ、天候に心配はありますが、ふじもりメンバー達がきっと最高の笑顔でお迎えします。その笑顔を楽しみにいらしてください。お待ちしています。

 260904掲示

 今日のブログは少し長くなりますが、最後に始業式の校長式辞の原稿をアップします。もちろん棒読みは嫌いですのでこのままではありませんが、内容はほぼ網羅しました。文化祭も近いので、注意喚起も入れました。それではどうぞ。

 

令和8年度 第2学期始業式 校長講話

 皆さん、おはようございます。

 夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。まずは、皆さんが元気に登校してくれたことをとても嬉しく思います。1学期の終業式に続いて今回の始業式も放送での式となりました。なぜこのような形になっているか、きっと皆さんは想像できると思います。皆さんの顔を見ながら話ができないことを残念に思いますが、やむを得ないだろうと考えています。

 さて、皆さんはこの夏休みをどのように過ごしましたか?どんな「気づき」がありましたか?ダンス部のダンススタジアム全国準決勝大会進出・チームダンス選手権や吹奏楽部の都高校吹奏楽コンクール金賞受賞都大会進出をはじめとして、大会や合宿で充実した時間を過ごしたふじもりメンバーが多いことに気づいています。またオープンキャンパスをはじめとした学校の活動や東日本大震災以来続いている宮城県名取市閖上地区への訪問といった学校・地域・社会への貢献に多くのふじもりメンバーが参加してくれていることに感謝と共に深い敬意を表します。ありがとうございました。

 さて今日は、私自身の体験を通して、「気づき」「想像」について2つお話ししたいと思います。

 夏休みになると私はそれまで録りだめておいたドラマを一気観することを楽しみの一つにしています。今回もいくつかのドラマを一気に観たのですが、その中の一つに「サバ缶宇宙へ行く」がありました。もちろんドラマですから設定や登場人物等フィクションではありますが、実話に基づいていることは、英語コミュニケーションⅡの教科書にも取り上げられていて授業でも扱っていることから知っているふじもりメンバーも多いと想像しています。事実としては福井県立小浜水産高校の生徒が2006年に「自分の学校で作っているサバ缶を宇宙食にする」と目標にしてから研究と努力を重ねて実際に宇宙食として2020年に宇宙で食べられることになったということです。

 ここで皆さんと共有したい気づきは何だと思いますか?想像してみてください。

 それは、何代にも渡って共通の目標を持ってあきらめずに取り組み続けることの大切さです。実際に目標を立ててから実現までに14年かかっています。高校生活は基本3年間ですから何代にもわたってトライ&エラーを繰り返し続けたということは容易に想像できると思います。自分たちが気づいた課題を次の世代が引き継ぐということを繰り返し続けて課題解決に向けて努力を続けていくことで、たとえ壮大な目標であっても実現する可能性はあるし、その主体が高校生であることだってあり得るということです。

 富士森でも実際にこういうことがありました。今年の2月に行われた「八王子市探究コンソーシアム」(正式名称は「高校生によるまちづくり提案発表会」)でのことです。ポスターセッションに2年生の3つのグループが参加しました。自分たちの探究活動をポスターにまとめて、来場した一般の方たちに説明した時に、熱心な方から質問が出て苦労するという場面がありました。後で私がインタビューした時に「調べが足りないところや改善点に気づいた」という答えが返ってきました。また「このテーマを後輩が引き継いでくれたらどう思うか」という質問に「引き継いでくれればうれしいし、先輩として手伝いたいと思う」と答えてくれました。

 最初は小さな「気づき」でも探究活動を進めるうちに大きな成果につながるかも知れないことは「サバ缶」の話と同じだということに気づいてもらえると嬉しいです。今後の探究活動の充実に期待します。

 2つ目は「看板を背負う」の話です。

 夏休み前に「やりたいこと」と「やっていいこと」は違うという話をしました。また普段から私は「看板を背負う」という意識についても言い続けています。夏休み中にやりたいこととやっていいことの違いをしっかり認識して、看板を背負っているという自覚を持った立ち居振る舞いができていましたか。今一度自分自身で振り返って見てください。

 その上で今週末の富士森祭を充実したものにして欲しいと思っています。準備で買い出しに行くこともあるでしょう。また当日は5,000人近くの来校者があるということを考えると一人ひとりが富士森を代表している(看板を背負っている)という自覚をしっかり持つ必要があることに気づいてください。

 充実した富士森祭になることを期待しています。

 今日から始まる2学期は、文化祭から始まりあっという間に過ぎていきます。3年生の中には進路決定の時期を迎えるふじもりメンバーがいることもわかっています。特に推薦での進路決定を考えているのであれば、「富士森の看板を背負う」という自覚をしっかり持ってください。

 皆さん一人ひとりが、自分の成長を実感できるような学期になることを願っています。

 以上で、校長の話を終わります。

①今朝は傘をさすほどではありませんでしたが、駅から学校まで歩く間、ずっと霧雨が降っていました。今日は久しぶりに正門に立ちました。正門前は滑り止めの塗料を塗ったのですが、それでも自転車は気をつけて通らないと滑って転倒します。実際に今日も2名転倒しました。とにかくスピードを落として自転車を傾けないで回転弧を大きくとって通るように声をかけるのですが、想像が足りていないふじもりメンバーがいるのも事実で、どうしても徹底しきれません。ヘルメットも同様です。

 校長が正門前のあの位置に立っている意味をぜひとも想像してみてください。これはふじもりメンバー全員へのお願いです。今日の先生方は前日準備のための打ち合わせがあり、正門に誰もいない時間ができるであろうことには気づいていたので、最後は私が一人で正門に立っていました。そのため久しぶりのおはようカウンターは483回でした。

 260904校舎 260904おはようカウンター